2015年12月18日

LS モーゼル・ミリタリーM96

やっと念願のLSモーゼルを入手しました。
組み立て済みで、本体と外箱のみ。カートも無し。4.9Kスタートで他入札なし。
本体は、前のオーナーがかなり弄った形跡が。
本当は、ショルダーストックホルスター付のが欲しいのだが、超が付くレア物なのでなかなか出品されないのと、未組み立てだと軽く15K超えちゃうので・・・。



LSモーゼル・ミリタリーM96(実銃はマウザーC96なんだけど、製品名がそうなってるので)
LSのプラモデルキットの中では最初期の製品にも関わらず、現在でも通用するほどの完成度を誇る。変なデフォルメ等は一切無くプロポーションは破綻してない。当時の設計の優秀さが伺える。
まあ、材質がスプリング以外は全て樹脂なので、強度やらロッキングシステムのオミット(機構は再現されてるが、厳密にはロックされてない)やら、不満点はある。



けど、それらを差し引いても余りある素晴らしさ。
マルシンでモデルガン化やガスガン化したのは後のM712なので、C96はMGCの金属モデルガンとLSのプラモデルキットしかない。
この、シンプルで古臭い所がC96の魅力。使い勝手を向上させたM712は、C96の魅力には遠く及ばないと感じてます(あくまで個人的な感想)



マガジン空の状態でボルトを引くとフォロアーにぶち当たってボルトストップ。



ファイアリングピンも再現。
ここまで見て気が付いたかと思いますが、ハンマー・ファイアリングピン共にオリジナルじゃありません。
オリジナルはどちらも黒い樹脂。



タンジェントサイトもしっかり動く。
こちらもガタ防止か、左右にワッシャー入ってる(でもガタ多いしスプリングも貧弱)



ハンマーは金属、ファイアリングピンは細長いボルトをナットで留めている。



セフティレバーも金属。
ハンマーやセフティレバーは、マルシンあたりから移植したんだろうか・・・?



銃身は貫通してます。まあ、銃刀法が適用されないプラモデルキットだからこそ出来る芸当ですが。



チャンバーに入ってるモノ、最初カートかと思ったが違うようだ。
金属の短いパイプ状の物が入ってる。



ファイアリングピンはライブ。エキストラクターも動く。
前のオーナーは発火モデルとして使用してた可能性も。マガジンスプリングが錆だらけだったのと、チャンバーの火薬汚れっぽい物の存在から推測。
一応、左右はしっかり接着されてるが、接着跡はがっつり残ってる。綺麗に仕上げる事に関しては興味が無かったみたいで。



レッドナインのマーク。LSのこのキット自体、付属カートが9mmパラのタイプだったので、あながち間違いじゃない。
グリップはリアルウッドだが、9のマークの出来に比べて溝がお粗末。
溝無しのを掘ったのか、それとも前のオーナーが木材から切り出したのか・・・。



裏の仕上げはきっちりしてて、フレームの形状にフィット。・・・微妙にサイズが違うっぽいが。
マルシン用の木製グリップかな?



分解方法は実銃通り。
まずはマガジンボトム外してスプリングやフォロアーを取り出す。



スプリングは錆だらけで、銃内部にはオイルっ気無し。
一応、シリコン吹いて拭き取っておいた。



矢印の部分押し上げてロックを解除すると、中身がごそっと取り出せる。



ロッキングがオミットされてるってのは、ロッキングブロックとシャーシが当たって無いから。
ロッキングブロックの内側に肉盛りして、ショートリコイルした時にロッキングブロックが下がるようにすると、リアルなロッキングシステムに出来る。強度は保障しませんが。



シアスプリングを受けるシャーシの出っ張り、最初に分解した時に折れ掛かってて、瞬接でくっ付けた後組んだら完全に折れたorz。



なので、プラ板貼り付けて代わりにテンション掛かるように。シアの近くのプラ板は、スプリングの形状の関係でシャーシに擦ってたので、溝掘ったらシアから逃げまくるように。で、薄いプラ板貼ってしっかり掛かるようにしました。



ロッキングの形状もしっかり再現されてる。

LSのプラモデルキットは実銃の構造を理解するのに最適な製品。書物を何百と読み漁るよりも、このキット一つ組むだけで構造が完璧に理解出来る。もう金型は無くなってるかもしれないが、こういう製品がまた出てくれたら心から嬉しく思う。

その内、外見仕上げ直す予定ですが、いつになるやら・・・。
  


2015年05月19日

MGC オートマグ 比較

マルシンの金属モデルガン、オートマグM180との比較。
MGCの方はレシーバー、バレル長共に短い。
当時のモデルガンの設計は、写真から起こしたのがほとんどだったようだが、MGCのは更に日本人の手の大きさに合わせたかのように、小さめにデフォルメされてる。



グリップの長さも、MGCは短い。



レシーバー右側比較。



リアサイト、マルシンは上下左右調整可。
ただ、このオートマグに使われてた各種スクリューは六角レンチ用だが、後のクリント1ではマイナスネジに改悪されてる。



ボルト比較。
マルシンは逆U字型。これはコピー元のコクサイ製も同様。
MGCの方は下に向かって丸み帯びてるので、実銃の形状に近いと言える。



ボルトヘッド、マルシンはのっぺら。



ボルト上面比較。



コッキングピース比較。なぜか似たような形状。
ハンマーメカ部分、マルシンにはサブシャーシが入ってる(実銃には無い)



バレル・ラッチを前方に回してテイクダウン出来るマルシンに対し、MGCのバレル・ラッチは付いてるだけ。
MGCのテイクダウンはちょっと面倒。



マガジン比較。
MGCの方が小さめだが、マルシンの方も実銃よりは小さい。
比較用の.44AMP弾と比べてマルシンのカートリッジは短い。マガジンにも、.44AMP弾は全く入らない。



マルシンのモデルガンは金属製なので、重い。この重さだけは、例えHW樹脂でも再現出来ない。




さて、以下は3DCGソフト「Shade」で作成したオートマグの3DCG。内部パーツまで全てモデリングしてあります。


採寸自体はマルシンのオートマグを参考にしたが、内部パーツや各部形状は実銃写真を食い入るように凝視してほぼ完璧に再現(本館の3DCGページの44オートマグ参照)
コッキングピース後部の形状はこのようになってる。この形状を再現したトイガンは、後にも先にもLSのプラモデルのみ。
マルシンでクリント1を発売した時、若干ながら金型に修正が加えられてる。ルガーP.08なんかは、元のMGCの金型から比べて別物のような製品に仕上がってる。クリント1でももっと金型修正出来たんじゃないだろうか・・・?それとも、上の指示であまり手間掛けれなかったとか?クリント1発売当時は、昔と違ってネットでもオートマグの写真をかなり集めれたし、有名なオートマグコレクターの方と連絡取って実銃採寸だって出来たはず。それなのに、お茶を濁す程度のリファインで製品化したのは、残念でならない・・・。その後の固定ガス化に伴う金型大幅改修、そして固定ガスの形状のままガスブローバック化。マルシンには、オートマグに対する情熱が全く感じられない。

このコッキングピースの形状は、オートマグのモデリング終えてから大分後になって修正した物。
その記事はこちら

 
(クリック拡大)
内部構造を分かりやすくする為に、ガワを透明素材化した、オートマグ。
ちなみに、内部パーツの動きは本館のガンメカページに載せてます(オートマグ以降、全く追加してないけど・・・)
10年以上前に作成した物だけど、今じゃここまでのモノを新たに作成する情熱も暇も無い・・・orz。

昔、MGCではオートマグのクリアーモデルも出してたが、その後はタナカがルガーP.08で出したっきりで、透明なトイガンは出て無い。
MGCのような遊び心を持ったメーカーが今現在無い事は、ほんと寂しい。こういうクリアー素材は海外のようなメタルじゃ不可能なので、国内メーカーで出して貰いたいのだが・・・。

このShadeで作成した形状データは実銃に限りなく近い寸法だが、これを3Dプリンターで出力したからといって実銃になる訳じゃない(当然)。強度が圧倒的に不足してるので、もし実弾撃ったら射手が大怪我する。
一時、3Dプリンターで銃が作れるって話題になったが、あれは比較的簡単に実弾が入手出来るアメリカ等だから可能なだけで、日本じゃ意味が無い。構造も、通常の実銃と比べて無駄に大きい。あれくらいないと、実弾のプレッシャーに耐えられない。
データと3Dプリンターさえあれば世界中で作成可能だが、テロリストだってあんな実用度外視したモノを使うよりは、普通に実銃購入した方が良い(例のテロ国家が3Dプリンターで出力した銃を使ってるシーンを一度でも目にした事があるだろうか?)。

勿論、実弾発射可能とあらば、それがどんなに非実用的でも発射の瞬間に射手が死ぬような大怪我負おうとも、1発弾が撃てるというだけで実銃認定するのが我が国のK察。なので、データあっても絶対出力しないように。弾の有無は、国家権力には関係ないので。
このオートマグの形状データ、実銃から採寸した訳じゃないので実際にパーツとして出力した場合(勿論、全て樹脂で)、きちんと動くかどうかは疑問。一応、作動部分は0.1mmくらいはクリアランスとってモデリングしてるが、かなりタイトな事は確か。
トイガンメーカーで、オートマグの完全版を出したいってとこあったら無料でデータ提供する意思はあるけど、Shadeデータなので3DCADに起こせるかどうか・・・。まあ、コレ参考に3DCADソフトで作成すれば良いだけの話ですが。
ま、私が3Dプリンター購入して作成してみたら良いだけの話ですが(その頃には、銃の形を検知して出力を止めるソフトが開発されてる気も)。
  


Posted by Timm_MK2  at 21:14Comments(14)アンティーク・トイガン

2015年05月15日

MGC オートマグ

MGCのABS樹脂製ブローバックモデルガン、オートマグ。
かなり古いモデルです。
前の持ち主が処分すると言ってたのを、ある方が引き取って、その方のご厚意で頂戴しました。



金属ボルトの初期型。
白い跡は地色じゃなく、何か他のと擦れて色移りしたようです。
前の持ち主は、箱に他の物と一緒に無造作に入れてたのか、傷がかなり多い。



リアサイト付け根のロールピン付近に破損あり。



リアサイト自体は全く調整出来ず、スクリューヘッドはモールド。



右側の刻印はMGC独自の物。



ボルトヘッドには、マイクロロッキングラグがしっかり再現されてる。



ボルト後部とコッキングピース。



ホールドオープン。
ボルトストロークは結構ある。



マガジンフォロアーがボルトストップ機能兼ねてる。
マガジン抜くとボルトは前進する。



ボルトは中が大きく肉抜きされてて、実銃を出来るだけ再現しようとした跡が伺える。



モデルガンなので当然インサート入ってる。
実銃には無い肉抜きも、当時のモデルガンとしては仕方ない部分かと。



刻印は、最初のオートマグ・コーポレーションの物かと。



マガジンも錆びあり。
カートは無し。



ABS樹脂の割に重めなのは、金属ボルトと金属チャンバーのおかげかな?



セフティはプランジャー紛失してるのでプラプラ。下がるとセフティONなので、勝手にセフティ掛かってる事も。
ボルトストップはマガジンフォロアーと連動してて、ボルトストップ機能こそ無いが、下げるとフォロアーも下がり、空マガジン挿した状態でもホールドオープン解除出来る。



マガジンキャッチは板バネ式。
なぜか国内のオートマグは、全て板バネ式のマガジンキャッチを使ってる(金属モデルガンはコクサイが初で、そちらも位置こそ違うが板バネ。コクサイのコピーのマルシンも同様)

分解方法は取説に詳しく載ってるらしいが、あいにく本体のみで箱・取説無し。
幸い、取説の分解方法の写真をアップしてるブログがあったので、そちらから写真をDLしました。
その内分解レストアします。



次回はマルシン・オートマグとの比較。
  


Posted by Timm_MK2  at 05:48Comments(2)アンティーク・トイガン

2012年12月14日

アンティーク・トイガンコレクション 番外編2


昔、Gun誌の広告から申し込んだ、実銃型取りレリーフです。
箱から出して、無造作に押し入れに放り込んでたので、あちこち傷ついてますが・・・orz。
販売はフランクリンミントだった気が・・・。分割オンリーで、かなりの高額商品でした。
詳しい事は忘れたのでw、その内古いGun誌を発掘して調べてみます(ネットで画像検索してもヒットしなかった)


片側のみ型取りしてるので、取り出す事は出来ない。材質は、一見鋳鉄っぽいが、軽いし(全体の重さ:1.2kg)、指で突いてみた感じ、プラっぽい。シリコン型取り→レジンキャスト注入→表面仕上げ→塗装って感じなんじゃないだろうか?表面凸凹なのは、元のSAAがそうなのか、それとも雰囲気出す為にわざとやったのか・・・。
銃口・シリンダーは、当然塞がってる。


グリップは木の質感が物凄く出てる。別パーツっぽく見えるし、実際そうなのかも知れないが、指で突いてみた感触は、本体と同じ。
刻印も、しっかり確認出来る。


久しぶりに引っ張り出して気が付いた、ゴム足一つ取れてた事orz。


一見して鉄製に見えて高級感あり、書斎に飾ると映えるのだが、今の部屋じゃあ埃まみれになるのがオチなので、暫くまた押し入れに仕舞っときますw(多分、ヤフオクに出品しても二束三文だろうしw)
  


Posted by Timm_MK2  at 08:41Comments(0)アンティーク・トイガン

2012年12月13日

アンティーク・トイガンコレクション 番外編

昔、地元の模型店で買ったものです(すごく中二っぽいw)
マルシンのカタログに載ってたもので(昔のマルシンのカタログは凄くオシャレだった)、多分、マルシン製。
現在は生産されてませんが。

で、この短剣をネット検索してみたら、DENIX製で全く同じのがあり、その名も「ナチスドイツ親衛隊のエリートダガー」だそうで(エングレ倶楽部の支配人さん所有データより)。DENIXとの違いは、ストラップの有無くらい(長年放置してたので、傷やメッキの曇りあるけどw)
材質は亜鉛ダイキャストで、表面にメッキされてる。刃に当たる部分は丸くなってて、切断能力は皆無。ただ、先端は尖ってるので、取扱いには注意(絶対に、先端を人に向けない事)

これは、どちらかというとドイツの古めの銃と絡める、アクセサリーとして登場させる事が多い。

そういう訳で、2枚ほどアップ。


ゲーリングルガーと。こうしてみると、すごく中二病そそられる組み合わせですw。


量産レベルのモデルガンではおそらく世界最高峰クラスの再現度を誇る、マルシン製ルガーP.08。その8インチと(元はキットモデル)。
  


Posted by Timm_MK2  at 08:21Comments(2)アンティーク・トイガン