2015年03月05日

KWA M1911A1 GBB(Black Version, ns2 SYSTEM) 比較

KWAスライド(+バレル)&KSCフレームのM1911A1。グリップもKWA。
スライド右側には一切の刻印が無い。
KSCフレームに移植したのはシャーシだけじゃなく、外装パーツ全て移植。KSCのは経年劣化した所為か仕上げ悪いし、KWA側は一応新品購入なので。



左側面と上面の刻印。いずれも金型刻印のような感じ。
表面処理は、単なる黒塗装。
リアサイトはKSCの樹脂スライド同様、一体成型。リアルさを売りにしてる割に手抜き(WAはミリガバでも金属製の別パーツ)
ちなみに、KWAスライドにはエキストラクターモールドは無い。



左のKWAグリップは樹脂にウェイト。おそらくKSC純正も同じじゃないかと。
あ、鉛を隙間に追加してます。
右の中古のKSC付属グリップは木製で、前のオーナーがやったのか錘?らしき物が貼り付けられてる。
当然、錘付きの樹脂グリップの方がかなり重い。



シャーシ比較。形状・寸法・パーツ構成共に全く同じだが



チャンバー下部、リンク機構が入る部分とフィーディングランプが入る部分が違う。左がKWAでシステム7用。
なので、スライドに合わせてシャーシも入れ替える必要ある(Cz75はそのままでもOKだった)



アウターバレルはどちらも樹脂製。チャンバーやリンク機構が違う。ホップシステムは全く同じ。



リコイルスプリング、下のKWAの方が強くて長い。
プラグの材質は、上のKSCが亜鉛で下のKWAは樹脂。長さは同じ。

KWAスライド+KWAプラグは、KSCスライド+KSCプラグよりもガタ少ない。
KWAスライド(アルミダイキャスト)+KSCプラグ(亜鉛ダイキャスト)かなりきつい(金属同士だからか)
KSCスライド(ABS樹脂)+KWAプラグ(樹脂)KWA同士の組み合わせよりガタ多い
プラグ内側サイズ違う。リコイルスプリングガイドのサイズが違う為、リコイルスプリングの組み替えは不可。


KWAのシステム7用バレル、前方に抜くのは不可能。なので、後ろに抜くしかない(M92Fと同じ)
KSCのが後ろにも抜ける構造にしたのは、当時システム7も同時開発されてて共通化の為にこのようにした可能性も。
ただ、アウターとインナー別体式はKSCで出す前からある訳だし、それらは全て前方から抜き出せる。
チャンバー下のパーツをもっと薄くするとか形状見直せば、前方にも抜けたはず。その辺、全く検証しなかったんだろうか?



KWAの亜鉛ダイキャストフレームはKSCスライドと組み合わせ。グリップはKSCの中古に付属の木製グリップ。



ただ、なんか前方の上下の隙間大きい。KWAスライドとKSCフレームでは、ここまでの隙間は無い。



KWAスライドとKSCフレームの組み合わせ。マガジンのガスをギリギリ付近までチャージしての重さ。
KWAのマガジンは海外仕様でガスが入り難い&噴き戻ししないので、場合によってはオーバーチャージする。あまり入れ過ぎると生ガス吹きながらブローバックする羽目になり、ガスが勿体ない。



KSCスライドとKWAフレームの組み合わせ。こちらもマガジンにガスチャージ済み。国内用マガジンなので、普通にガス入って吹き戻しもあり。
フレームが重いので、軽い木製グリップ付けても900gを超える(こちらに錘付きの樹脂グリップ付ければ実銃の重さに迫るが、そうなるとKWAスライド側が極端に軽くなっちゃうので)



KSCスライドとKWAフレームでスライド引いててなんか引っ掛かる感じがある。どうも、ディスコネクターが当たってるようで、スライド側も強く擦れてる。



試しに押してみたら、完全に引っ込まない。で、セフティ掛けると完全に引っ込む。かといってセフティ掛けた状態で撃てるはずもなく



セフティには、何かが当たった跡が。
調べてみたらグリップ後ろのリーフスプリング、そのディスコネクター用のが当たってたので



長過ぎる部分をカット。スプリングなので手工具では切断が困難。ミニルーターのダイヤモンドカッターで切断した。



組み付け時に注意しなければいけないのが、インパクトハンマーピン(ハンマーで叩かれる細いピン)。これは固定されてる訳じゃないので、傾けると簡単に落ちる。まず、コイツが落ちないようにインパクトハンマー(俗に言うバルブノッカー)を押さえながらリーフスプリングを組み込む(シアの右隣の細いスプリング)。組み立てた後の作動確認も忘れずに。



セフティ掛かってなくても完全に引っ込むように。



更に、フレーム替えた弊害か、KSCスライド側のスライドストップの動きが悪い。最終弾後のホールドオープンで、ちょっとしか掛からない。



スライドに引っ掛かってるのかと思い削ってみたが、変わらず。



スライドストップの軸を磨いて滑らかに動くようにしてみたら



しっかり掛かるように。
ただ、このスライドストップの軸も、WAでは昔からスリーブ通して動きやすくしてる。他のメーカーが行ってる事の真似したくないという意地なのか、それともリアルさを優先したのか・・・。



ハンマーはどちらも同じ材質だが、KWAの方は右半分が茶色っぽくなってる。
ちなみに、KWAフレームの元の色がこんな茶色で、気に入らないのでブラックスチールで塗装した。



KSCフレームは機械加工跡が多く残ってて、目立たない所にJASG刻印とシリアルナンバーが。



KWAフレームはKSCフレームほど機械加工跡は残って無い。ただ、PLは完全に消えてるので、ある程度加工はしてるようだ。
フレーム右側にメーカーのレーザー刻印があるが、塗装したので目立たなくなってる。



KWAフレームは部分的に仕上げが酷く、このようにグリップセフティの隙間が見えたりしてる。
フレームがグレー調でパーツも経年劣化でグレーになってるので(KSCのパーツ)、意外と合う。
その内スライドもパーカー調のグレーに塗ろうかな?



マズル比較。左KSC。
この時はまだプラグにアルミテープ巻く前。



スライド引いての比較。左KSC。
アウターとインナーが別体の右のKWAは、インナーがちょっと前進してる。



チャンバー比較。
手前のKSCは、樹脂同士でも深い擦り傷が付いてる。



KWAのアウターバレルは塗装済み。



マガジン比較。



ノズルラバー(ガスルートパッキン)とリップ以外は全て同じ。
リップはKSCが金属でKWAは樹脂。なので、KSCがちょっとだけ重い。



KWAスライド、ブッシングにちょっとガタあったのでアルミテープを巻いてみた。1周ちょっとでかなりきつくなる。

さて、このKWAスライド側を空撃ちしてみると・・・。
システム7という事で期待が高まるが、意外なほどリコイル弱い。手で握った程度だとホールドオープンすらしない。マガジンの温め方が足りないのかと、熱風で温めてみる。結果から言うと、マガジンをギンギンに熱してやっとまともにブローバックする。ブローバックの感触は、マルイのハイキャパに近い、速くてキレのあるブローバック。WAのような重さは感じない。
リコイルスプリングがかなり強めで、リターンは素早い。国内ガス専用という事で、ハンマースプリングも1巻半カットしてある(TOPガスは永遠に使う気ない)。マルイ並みのハンマー打撃力にしてあるが、強過ぎるリコイルスプリングの所為でマガジンを無駄に温める必要ある。

試しに、ジャンクパーツから弱めのリコイルスプリング(元CAのM1911A1に付いてた物)を取り出して組み付けたら、マガジン冷えててもしっかりホールドオープンし、ちょっと温めるだけでガツガツ来る。ただ、リターンがめっちゃ遅い。そこで



ちょっと強めのスプリングを短くカットしてハイスピードバッファー代わりに、スプリング同士が絡まないようにプラグ内径丁度のアルミパイプを仕込む。



スプリング全長が長くなるので、組み立てはまずこのようにして



後からスプリングとプラグを組んで



付属のブッシングレンチ(アルミテープ巻いてきつくしたので)で回す。



それでもブッシングのロッキング部分にガタがあるからか、スプリングで押されてちょっとだけ飛び出してるが・・・。


やっと調整完了。引きは軽く戻りは早い。速射も余裕でこなせる。国産GBB並みの作動性と、それを上回るリコイル(それでもWAのマグナほどの重さは感じない。アルミスライドは軽いので)。やっとシステム7本来の動きに。
※まあ、KSCで国内向けに作れば、こんな苦労しなくて済むんだけど・・・。


さて、初速と燃費測定を、KSCスライドと同時に行う。
マガジンはどちらも14発。KSC側はリップ長いので15発入りそうだが、その場合フォロアーがロックされたたまま上がって来ない。
まずは両者ストーブの熱風に晒してマガジン温める(←フラグ)
KSCマガジンが十分温まったので、測定開始。
G&G 0.2gバイオBB弾使っての初速は

初弾76m/s、2発目73m/s~最終弾69m/s。
マガジンの重さ 214g→212g

スライドは動いてるだけって感じでリコイル軽い。ホップが強過ぎたのか、20m先で遥か上空に飛んで行く。
あれ?空撃ちの時は結構リコイル強かったはずだけど。
マガジン抜いてみると、かなり冷えてる。どうやら、マガジン熱くてもフレームが冷えてた所為で急激に温度下がったらしい(メタルフレームなので)
再び温めて空撃ちすると、旧システムの割に意外なほど強いブローバック。さすが15mm大径ピストンだけの事はある。
ただ、勢い強過ぎるのか、その状態だとスライドストップがちょっとしか引っ掛からない。スライドのノッチがますます潰れて行く。スライドがシャーシに当たるとスライドストップはちょっとだけ下げられるので、そのまま戻った時に上がり切らずに引っ掛かってるみたいで。まあ、こっちはあまり撃たないから良いかw。

さて、お次はKWAスライド。


見せて貰おうか、M1911A1システム7の性能とやらを!


と意気込んでマガジン触る。熱っ!ちょっと熱し過ぎたようだ。
でも、元々海外の高圧ガス対応だし、大丈夫じゃね?
BB弾は同じでスライド引いて初弾チャージ、弾速計セットし外に向かって撃つ。

ポスッ・・・。60m/s台。スライドの動きも弱弱しい。あ、ハンマースプリング弱めたので、バルブ叩き切れなかったか。
次弾、ドカッ!!初速は92m/sで、もの凄いリコイル。次、ボスッ・・・弾出ないしスライドも遅い。あれ?何発撃っても同じ。
マガジン抜くと、フォロアーが下でロックされてた。衝撃で下に動いたからか?ロック解除して再び撃つ。ボスッ・・・60m/台でBB弾は下にドロップ。ボスッ・・・以下繰り返し。

抜いてみたが、マガジンはまだほんのり温かい。この状態でもきびきび動くはず。
残ったBB弾抜いて空撃ちしてみたが、やはりヘロヘロなブローバック。そうして空撃ちしてる内に何かが落ちた。


見覚えある色のパーツ片。もしや



やはりピストンカップが破損してた。2発目の強力なブローバックで壊れたのか?でもコレ、ゴム製じゃないのか?
触って見ると、ゴムというより柔らかいPVC製みたいな?外してみようとプラスドライバー当てがって回そうとしたが、びくともしない。手の力だけでは無理と判断し、ブリーチを万力に挟んで腕力全開で回してやっと外せた。どんだけ強く締め付けてるねん・・・。

さて、M1911A1のシステム7用パーツは国内では入手不可能。以前KSCに問い合わせた時も、完全に門前払いされた。KWAから取り寄せるしかないのか・・・。これが海外製のデメリット。メーカー修理が出来ないだけじゃなく、パーツの入手も困難。








KWA M1911A1終了のお知らせ\(^o^)/オワタ
















まだだ、まだ終わらんよっ!


他に使える物がないか、探してみる。マルイのM92F用ピストンカップが余ってるが、サイズ合わない。
Oリング、合うサイズないので買って来るか・・・。待てよ?同じKSCの他の銃のが使えないか?


使えました。Cz75用も同じ15mmなので、サイズぴったり。
うむ、いくらKSCでも、Cz75用のが欲しいといえば受けてくれるだろう(ココ見て無い限りw)
近い内にパーツ注文して取り寄せます。



このアルミ製っぽいピストン、外そうとしても六角レンチが微妙に合わない。2.5mmで引っ掛かりあるけどガタが多く、きつく締め込まれてる所為もあって全く外せる気がしない。かといって3.0mmだと太過ぎて入らない。もしかしてインチサイズか?さすが海外製(交換出来るなら、真鍮製のに替えてブローバックを重く出来るんだけど)
  


Posted by Timm_MK2  at 19:00Comments(13)KSC M1911A1

2015年03月04日

KWA M1911A1 GBB(Black Version, ns2 SYSTEM)

海外ショップから購入。パッケージはKWAとなってる。



アジア限定。但し、生産国の台湾とKSCがある日本での販売はNGだそうで。
代理店への卸がダメって事で、個人輸入はOKらしい(香港のショップから購入)



中身。取説はKSCになってる。
さて、ここまでですでに気が付いたかと思いますが、KSCのM1911A1はコイツの為に落札。上下交換してハーフメタル化する為。勿論、この写真はすでに交換済みの物。



付属品。



取説は完全に日本語のみ。KSCの取説そのもの。



大きめの画像で。
パーツリストと、KSCお得意の実銃ヒストリー。
あ、念の為に断っておくと、このパーツリスト見てKSCに注文しても、全く受け付けて貰えませんので。
万一、KSCがココ見てクレーム入った場合、この画像は削除します(KSC曰く、KWAは別会社なのでパーツ注文はそっちで行うようにとの事だけど、それでも一応)



裏表紙もKSCそのもの。KWAの文字や中国語は一切無し。




次回から、KSCとの比較も交えて詳しく解説します。



※カテゴリはKSC M1911A1になってますが、まあパーツ共通だし同じ製品と言えるので。
  


Posted by Timm_MK2  at 18:02Comments(4)KSC M1911A1

2015年03月04日

KSC M1911A1コマーシャルミリタリー その2

各社比較。真ん中は香港クラシックアーミー(以下CA)製のミリガバ。マルイのコピーでフレームが樹脂。
右はWAのピンガン。SCW Ver.3。純正を塗装したのみ。
本当は国内ミリガバ同士で比較したかったのだが、マルイのミリガバ持って無いしWAのミリガバも同様。
まあ、大体の形状(特にWAはどの機種も基本的な金型は共通で、後加工やパーツ追加でバリエ増やしてる)や内部機構はメーカーの特色出てるので比較用としては問題無いかと。



まずはサムセフティから。
ハンマーダウン状態で
KSC→ほとんど掛かった状態。シアはしっかりロックされてる
CA→ほとんど動かない
WA→びくともしない



ハーフコック。
KSC→しっかり掛かってる
CA→完全とは言えないが、ほとんど掛かってる
WA→びくともしない



フルコック。
KSC→しっかり掛かってる
CA→しっかり掛かってる
WA→しっかり掛かってる



チャンバーとスライド上部の段差は、KSCが丁度良い塩梅で、CAが少なく、WAは段差大きい。



ロッキングとショートリコイル時のバレルの沈み込み量は
KSC
ロッキングが浅く、ショートリコイル時の沈み込みも少ない



CA(マルイのコピー)
ロッキングはしっかりしてて、沈み込みもKSCよりは多い。
ただ、動きがリンクのような円じゃなく、真っ直ぐ下がって斜めに沈み込む感じ。



WA
ロッキングは深くしっかり掛かり、沈み込みも大きい。
内部にリンクパーツあるので、リアルな円の動き。



ファイアリングピン周りの形状比較。
WAはファイアリングピンモールドはあるが、単なるモールド。KSCのはしっかり動く。CA(マルイ)はネジ留め。
エキストラクターモールドは、WAのが一番シャープで綺麗。



アウターバレルのロッキングリセスとリンク機構比較。
KSCのが最も低い。
CA(マルイ)とWAはインナーとアウター別体で、KSCは一体で動く。リンクのリアルさではKSCがダントツ。



スライドのロッキングリセス比較。
左のKSCはただでさえ浅いのが、摩耗で更に浅くなってる。
真ん中のCA(マルイ)は、最初から面取りされててロッキングや解除がスムースに行えるようになってる。摩耗も少ない(あまり撃って無い所為かも)
右のWAは無駄に深いロッキングになってて、角も立ってる。スライドはHW樹脂でチャンバーが樹脂にメッキだからか、ほとんど摩耗無し。

スライドレール、KSCは後加工で切削されてて、WAは金型によるもの。CAのはエッジが立ってるので後加工っぽいが、ちょっと判断付きにくい(マルイのハイキャパは金型っぽいが)
WAはほとんどの形状が金型で出来てて、基本形状(ミリガバやシリーズ70等)の場合は全く加工されてない(ゲート跡やPL処理くらいはしてる)。WAがレールのガタ多いのはその所為だが、マガジンのガスルートパッキンの仕組みによってガタあっても問題無くシーリング出来る。他社では同じ構造取れないので(パテント絡み)、スライドとフレームのガタは出来るだけ少なくなるように作られてる(あるいはガスルートパッキンの嵩上げ)
KSCはスライドレールやフレームの外側等、金型から出した後の機械加工が多く、切削跡もあってリアル感を演出してる。なので、個体差で動きがきついのもあったりする(いくらCNC加工でも、何百とやってればほんの僅かずれが生じる個体も出て来る。機械へのセットは人間が行ってるんだから)
バレルがスライドレール跨いで取り出せるのはKSCのみ。CA(マルイ)やWAは引っ掛かって取り出せない。ただこれ、レールに引っ掛かってるという訳ではなく、バレルとプラグの間にあるスライド内部の形状の問題。KSCはバレルが取り出せるような形状になってるという事。

※マルイのハイキャパについては、本館記事を参照して下さい。



リコイルスプリング比較。上がWA、下がKSC。CAのは純正じゃないのでパス。
WAの方が長くて強力。KSCのはかなり弱め。マルイのハイキャパ(純正)と比較しても、スライドの引きが明らかに軽い。



WAと違ってKSCのは楽にシャーシ取り出せる。前側のネジ外してハンマーピンとシアピン引き抜くだけ。
ただ、ピン抜いてもハンマーもシアも取り出せない。マルイのように、真鍮スリーブが軸の役目果たしてる。
WAは実銃同様、フレームのピン抜くとハンマーもシアも取り出せる。
こういう所はトイガンのアレンジされてるとか、どうも中途半端な感じが否めない。
ただ、これはバルブノッカーの構造にも由来してて、こうしないと組み付けが超困難になる。そういう意味では、まあ良いんじゃないかと。



ハウジングのハンマースプリングリテイナー(金色の、ハンマーストラットを受けるパーツ)が飛び出さないようにする仕組みは、実銃通り矢印のピンで留めてある。WAもマルイも、ココはモールドで済ませてて、別角度から固定用のピン挿してる。



さて、この銃が発売された後に起こったトラブルのNo.1が、プラグが前方に発射される件。
ガタを無くすれば、プラグが発射される危険性は少しは解消されるんじゃないかと思い、アルミテープ巻いて予防措置。



下にちょっと厚めに貼り付けて、ブッシングとの噛み合わせをちょっとだけ深くしてみた。
そういえば、チャンバーバラしてないので確認して無かったが、インナーバレルはKSCお得意のブラックメッキじゃなく、普通に真鍮剥き出しっぽい。
プラグはかなりきつくしたので、弱めのリコイルスプリングの力だけでは出て来ない。なので、他社同様、テイクダウンしてからじゃないと取り出せなくなった。
ブッシングのガタは少なめだが、ちょっと外してスライド見たら



しっかり補修跡が。
ああ、やっぱりコイツも洗礼受けてたんだな~っと。
パテ(?)がちょっと盛り上がってるが。
果たして、こういう修理もユーザーの仕事と言えるんだろうか・・・?



ブッシングとスライド、かなり隙間ある。なるほど、ガタだけじゃなくロッキングの噛み込みが浅い所為もあって、スライド破損→プラグ発射という流れか。プラグの質量考えたら、ヘタしたら1J超えるんじゃ・・・(断面積大きいのでセーフかな?)。WAは深く噛み込んでるしガタもかなり少ないので、今までプラグが発射されたって話は聞いた事ない(初期のRタイプのミリガバやSE2001は、プラグが前方に抜ける形状です)

ABS樹脂ってのは冷えると縮小するそうで、素材厚があるとヒケが生じる。対してアルミダイキャストはほとんど縮小しない。KWA主体で設計すれば当然あちらの素材用に寸法調整されてる訳で、ABSの特性に合わせたらアルミの方は削る必要ある。
でも、HWはABSよりは縮小の度合いが少ないはずなので、システム7でリニューアルするなら是非HW樹脂にして欲しいものですね(出せたらの話)。




次回は、とある組み合わせ例。
  


Posted by Timm_MK2  at 12:56Comments(2)KSC M1911A1

2015年03月03日

KSC M1911A1コマーシャルミリタリー その1

ヤフオク落札品。箱・取説無しの銃本体&マガジンのみ。グリップは木製に替えてありました。
国産トイガンとしては最後発で、形状やリアルなロッキング機構等、特筆すべき点はあるものの、ダメダメな点も多く、未だにシステム7で発売されてない(海外製を除く)
さて、そんなダメっ子ガバを、今更ながら色んな角度から検証してみます。



コマーシャルミリタリーの刻印は素晴らしいの一言。
お馴染みメーカー刻印はスライドストップに隠れてる。
リアルさに拘った結果、スライドストップノッチも素材そのまま。非常に欠け易い。



右側刻印も、後から刻印機で入れられたかのように綺麗(マルイの金型刻印とは大違い)
形状や全体のプロポーションは抜群で、実銃写真見た後でも全く違和感ない。これがマルイやWAだと、違和感感じまくり。



ABSで、しかもウェイト無しの木グリなので、軽い。



ダメな点その1。
エキストラクターモールドが、他社と違い凸モールドになってる(他社のガバは後面と面一で、形状を細い凹みで再現)
ペーパー掛けたら消えそう・・・。



分解方法は、プラグがちゃんと前方に抜けてリコイルスプリングを取り出せる(初期のWAを除いて、他メーカーのはプラグやリコイルスプリングは後ろに抜く)



ダメな点その2。
バレルがこっちからも抜ける。ベレッタやグロック等と同じ。
他社製品で、こっち側から抜けるガバはほとんど無い。



こちらは特筆すべき点。
インナーチャンバー一体式のリアルなロッキング機構はダミーカートモデルガン以外では存在してなかった。
リンク周りの形状の再現度も高い。



ハンマー、シアー等、主要な内部パーツは焼結金属。摩耗の心配要らない。



外の金属パーツは、元の仕上げ悪いのか前のオーナーの保存方法が悪いのか、黒染め消えかけてグレーのザラザラな表面。



ダメな点の決定版がセフティ。ハンマーダウンしててもセフティ普通に掛かる。
実銃はハンマーがフルコッキングされた状態じゃないと掛からない。なぜかというと、サムセフティはシアとハンマー、両方をロックする構造だから。KSCのは、ハンマーに全く干渉してない。



このように、ハンマーがコッキングされるとハンマー下の半円状の部分がきて、セフティが入り込むようになってる。
ガバのセフティが優れている点がコレ。シアのみならずハンマーもロックするので、ハンマーがコッキングされた状態でも安全に携行出来る(後のシリーズ80あたりからオートマチックファイアリングピンブロックも追加されたが、トリガーフィリングが悪くなっただけで不評だった)

外観にはかなり力入れてるのに、なぜこういう所で手を抜くのか。設計を海外に一任したってのも、あながちウソじゃないらしい。


現在、市場にはほとんど在庫無く、メーカー在庫も無し。メーカーではこの旧型システムしか販売してなく、システム7化が望まれてるが、出す気無いらしい・・・(KWAは、建前上KSCとは別会社という事になってるので)。



次回、他社ガスブロとの比較。
  


Posted by Timm_MK2  at 20:25Comments(16)KSC M1911A1