2016年07月15日

WE M712 GBB + マルシンABS樹脂フレーム その7


やっと編集終わってアップ出来ました。
屋外での撮影場所と時間は、ZB26電動ガンと同じです。



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トリガー、ハンマー、セフティレバーの塗装落としてブルーイング処理。
トリガーとセフティレバーは簡単に外せるが、ハンマーはシャーシ分解しないと無理。



という訳で、分解。
ネジ3本外して左右に分割するが、このネジはネジロックでがっちり固められてるので、ドライバーをしっかり押し付けながら回さないと溝をなめてしまうので注意。



フルオートシアは、シャーシ分割しなくても、ハンマーを最後までダウンさせると取り外す事が出来る。
ファイアリングピン(バルブノッカー)がかなり長くて変則的な構造してるのと、シアの逃げの為に細くなってる部分があるので、折れる可能性も・・・。P90のように、このM712用のスチールパーツも出して貰いたいですね。
ファイアリングピン(バルブノッカー)一式と、フルオートシアがちょっと脆弱な感じするので。



(クリック拡大)
ミニモデルガンのM1932と(過去記事)。
写真だとイマイチ分かりにくいが、トリガー・ハンマー・セフティレバーは黒塗装落としてブルーイングされてます。
実は、スロー動画はこの処理行った後に撮影。というのも、最初に撮ったのは黒背景で、スロー撮影だと暗くなり過ぎたので、白背景で撮り直し。



とりあえず、WE M712 GBBのレポは終了。写真枚数が100枚近くなるとか、意外と長編レポになっちゃいました。
ここまで読んで頂き、お疲れ様でした(^ω^)ノ。
  


Posted by Timm_MK2  at 21:40Comments(0)WE M712 GBB

2016年07月11日

WE M712 GBB + マルシンABS樹脂フレーム その6

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室内で光量が不足気味だったので、ブレてますが・・・。
MGCの金属モデルガン、モーゼル・ミリタリーと。
前回、M1896と書きましたが、製品名はモーゼルM1916でした。失礼しました。
(詳細は、過去記事前編後編参照)



ストック比較。
下のMGCは木製。
ちなみに、MGC側は蓋内側に押さえ用の板バネは無く、中でカタカタと動く。



蝶番の固定方法も違う。



WEのストック見た時、一番違和感あったのが、この細長さ。
WEは先端が長く、テーパーがきつくて細くなってる。
なので、銃にストック付けて構えると、リアサイトが遠く感じる。
薄く出来るのは、樹脂製だからかも?木製だと、強度出す為にあまり薄く出来ないので。
あと、マルシンの木製ストックはMGCに近い形状。WEがこのように細長くしたのは、あまり似せると問題ありと考えたのかな?



WEのストックには、MGCのは余裕で入るし



蓋も閉まる。
但し、逆は無理。MGCのストック内部はフレームギリギリに掘られてるので、セレクターの厚みの分、M712は入らない。
いや、MGCのでも少しは隙間あるのでM712は無理すれば入るが、フレーム(マガジン側)が思いっ切り擦れる。途中まで入れたらきつい擦れ跡付いたし・・・orz。



WEのストックは、MGCには付けれない。



取り付け金具のサイズが大幅に違う。あと、固定方法も。



銃本体比較。
C96では500mまでだった目盛りが、M712では1000mに。当時のライフルは1000mのタンジェントサイトが標準だったので、それに合わせたのかも?もっとも、いくら高速の.30MAUSER弾でも、1000m先の狙撃は無理があるような気がするが・・・。



ボルト後部の太さはWEが太く、またボルトストロークも短い。



ホールドオープンでのボルト側面比較。



実銃のボルトは、MGCのように左側面に溝は無い。



後方比較。



ツーショット。


個人的には、マガジン交換式のM712よりもC96の方が好み。ただ、C96のようなマガジン一体型のガスブロは、構造的に厳しいんでしょうね。あと、売り上げ問題も・・・(マガジンが売れない)
クリップで給弾とか、レトロで雰囲気出るんですけど・・・。まあ、クリップでBB弾は無理か(でも、マルシンのM1ガーランドの例もあるし、やりようによっては可能?ボルトストップ機構も必要だし、実銃以上に複雑化しそうな気も)



WEの残念ポイントはいくつか取り上げてきたが、ここにも。
フロントサイトがストレートで角ばってる。実際はMGCのように前にテーパー掛かってるし、先端上側は僅かにR付いてる。



という訳で、R付けてみました。
手工具で綺麗にテーパー掛けるのは難しいので、とりあえず簡単なR付けから。
これだけでもかなり雰囲気改善されます。


ブローバックモデルとしては、モデルガンの火薬でのブローバックの方が迫力はある。但し、撃つ場所や時間を考慮する必要も。発火後のクリーニングも必須。その点、ガスブロだと、室内でも気軽に撃てる。空撃ちでブローバック楽しめるし、BB弾で遠くの的に当てるって楽しみ方も出来る。
マルシンのブローバックは、WEと比べたらリコイル弱めだし、命中精度も劣る(正確には、ホップがダメ過ぎ)。まあ、WEは入手難易度高いのと、マルシンのフレーム加工移植の必要性もあって、敷居が高いのがネック。マルシンのは、普通に国内入手出来るので。
また、ハーフメタルにしても、メタル外装のハンドガンに対して厳しい意見持ってる所での使用制限ってのもあるので(サバゲーフィールドや、シューティングマッチ等の公の場で使用制限してる例がいくつか)。性能的にはマルシンのガスブロを上回ってるので、私は結構気に入ってますけどね。



動画は少し後になる予定。
  


Posted by Timm_MK2  at 12:57Comments(2)WE M712 GBB

2016年07月10日

WE M712 GBB + マルシンABS樹脂フレーム その5

本来なら、コピー元であるはずのM712 GBBと比較するのがベストなんだけど、持ってないのでカービンで(しかも塗装済み)



マルシンのボルトは、軽量化の為か肉抜き用の溝が多い。
WE側は、必要な切り欠きのみ。また、リコイルスプリングキャッチ左側の太さの違いもあって、そこが通る溝の幅も違う。



ボルト内のファイリングピン(リコイルスプリングガイド)の造形も違う。



ボルトストローク及びボルト後半の幅は、ほぼ同じ。
リアサイトの文字モールドは、マルシンの方が細くてリアル。



シャーシのロックパーツが嵌る部分は、マルシンは別パーツ。固定ガスと金型共通なのかも?
フレームに嵌るシャーシ左右の出っ張り部分、WEはなぜマルシンと同じ形状にしなかったのか・・・。もしかしたら、わざと形状変えて、別物アピールしたかったのかも?ハンマーの下側形状も、微妙に違うし。



タンジェントサイトの軸は、マルシンのコピーじゃなくて正解。
ただ、マルシンの金属モデルガンでは実銃のような形状(WEと同じ)なのに、なぜガスガンではピン通す方式にしたのか。コストダウンの為かな?(スプリングはコイルタイプ使ってるし、明らかにコストは下がってる)



ボルト前半の形状は、マルシンは出来るだけ実銃に近いサイズにしようとした結果、ノズルと一体のアルミダイキャストに。エキストラクターは一体成型のモールド。ボルト後半のパーツで引っ張る形にしたので、2分割の見た目宜しくないボルト形状に。

対してWEは、幅を広くする事で対処。サイズはリアルじゃないが、見た目は良い。エキストラクターも別パーツだし。
また、広くする事でピストン外径もサイズアップされてて、マルシンよりもブローバックが力強い。



マズル比較。
マルシンはアウターバレルの固定にマズルキャップを捩じ込む方式使ってるので、ライフリングモールドは無いし材質もスチール。インナーバレルである8mm真鍮バレルに捩じ込んである。この個体は6mm化してあるので、元の8mmインナーは単なる固定用スリーブ。



長くなるので、MGCの金属モデルガンM1896(モーゼル・ミリタリー)との比較は次回で。
  


Posted by Timm_MK2  at 12:27Comments(0)WE M712 GBB

2016年07月09日

WE M712 GBB + マルシンABS樹脂フレーム その4

マガジンを抜き、シャーシ後端のロックパーツを押し上げてロック解除しながら、アッパーレシーバー&シャーシを後方にスライドさせる。
塗装した事もあり、かなり渋い(元のWE同士では、スムースにスライドしたし、塗装前もあんまり渋くなかった)



大きめのマイナスドライバーでファイアリングピン(リコイルスプリングガイド)を押しながら90度回すと、先端のスプリングによりこのように飛び出て来る。これを抜いた後、



リコイルスプリングキャッチ(マルシンでのパーツ名)を上か下へ90度回す。



キャッチを抜き出すとボルトが抜き取れる。
そして、シャーシも外せる。
シャーシのレールから上の構造は、マルシンとは全く違う。
また、パーツや機構自体はマルシンを踏襲してるが、形状が僅かに違ってたりスプリングがコイルタイプになったりと、結構違いが見受けられる。
リアルさより確実な作動性を優先させる姿勢には、マルイに通じるモノがある。



マルシンは勿論、実銃にも存在しないボルトストップ機構。実銃は、マガジンフォロアーで止めてるので。
ボルトと当たる部分はスチールプレスなので、あまり頻繁にホールドオープン繰り返すとボルトが摩耗しそう・・・。
マガジンに空撃ち機構は無く、マルイ同様にフォロアーストッパーで空撃ちに対応。



ノズル。
マルシンはボルト前半がアルミダイキャストでノズル兼ねてたが、こちらは普通に樹脂製ノズル。
その分、ボルト幅が広くなってるが・・・(後ほど比較編で)



ピストンノズルはパッキンがカップ状。
フローティングバルブはマルイ方式。
ようするに、マルイとWAの良いとこ取り(国内じゃ出来ない構造・・・)



あまり個人ブログでは取り上げられてない、セレクターの分解。
ロックボタンを押し、セミオート位置から更に前に回転させる。



この位置。
ここで、ロックボタンを180度回転(内側の凸部を下に)させると



ボタンが抜き取れる。



セレクター自体は、出っ張り部分を溝に合わせると抜き取れるが



回転途中でグリップに引っ掛かる。
最低でも、左側のグリップは外す必要がある。



アッパーレシーバーのパーツ構成。
ボルト内のファイリングピン(リコイルスプリングガイド)はリアルに造形されててGood!



ハンマーダウンでバルブノッカーがロックされ、ボルトが一定距離後退するとロックが解除される仕組み。



アッパーレシーバーの矢印の溝はシャーシ用のレール。
ボルトのレールはシャーシに付いてて、そこで前後する。



マガジンボトムはマルシンと違い2分割構造で、ボトムパーツはマルイ同様、下からネジ留め。
その後、カバーを付ける。パーツ点数増えるのでコストは嵩むが、ガス漏れしにくいし見た目もリアルになる。
マルイ以外の多くのメーカーで使われてる横からピンで固定する方式は、ボトムパーツが1点で済むのでコストは安く済むが、時間経過と共にガス漏れしやすくなるし、一度ガス漏れ起こすとパッキン交換しない限り直せないというデメリットも(完全に止めれないという意味で)



ボルト組み立て時。フルオートシアのレバー上側を後方に倒してからボルト挿し込む。
この倒立機構も、マルシンには無い。後ろに倒れる形式なので、抜く時は特に意識しなくて済むが、組み立てる時はこのように倒す必要ある。



リコイルスプリングキャッチ組み込み時も、マイナスドライバーでリコイルスプリング圧縮する必要あり。
で、ファイアリングピン(リコイルスプリングガイド)を組み込めば完成。




次回、マルシンM712GBB(カービン)との比較。
  


Posted by Timm_MK2  at 12:39Comments(2)WE M712 GBB

2016年07月08日

WE M712 GBB + マルシンABS樹脂フレーム その3

ボルトとエキストラクターを仕上げ直し。
ボルトは弱めにブルーイングしてストローフィニッシュ調に。エキストラクターは強めにブルーイング。
コッキングハンドル部分は、上面のみ塗装落としてブルーイング。



WE独自のボルトストップ機構。マガジン空だと、ホールドオープンする。
ボルトの機構自体は、マルシンガスブロのコピー。



こちらにも、リコイルスプリングキャッチが通る溝が。
マルシンの場合、アッパレシーバー内側までシャーシが延びてて、そこでボルトの衝撃を受け止めてる。
金属とはいえ肉厚薄いので、何度もブローバックさせてると、変形してくる(本館のカスタム記事参照)。
WEの場合、シャーシはフレームのレール部分まで。リコイルスプリングキャッチの左の出っ張りはアッパレシーバーで受け止める形式。材質が樹脂ではなく金属(アルミダイキャスト)だからこそ可能な方法。



ボルトストロークは短め。まあこれは、マルシンと同じと言えるが。



ハンマーダウン状態からセフティONでハンマーがちょっと起きるのも、マルシン同様。
セフティの文字は、エナメル塗料流し込み。



ガスブロのボルトのファイアリングピンは、リコイルスプリングガイドの役目のみ。



WEは、どの機種もマズル造形がイマイチ。こちらも、40口径ほどの大きさがある。
まあ、ネジモールドが無いだけマシか。



マガジンの重さ。ガスは無し。
6mmなので、ショートマガジンには10発入る。



ロングマガジン装着だと、1100g超える。こちら、2gほどガス入ってるのを装着。



で、実は塗装後に組んだ後、トリガー引いてもハンマー落ちない現象が。シアにはちょっとだけ触れてる感じで、少し動いて接続切れる。
そこで、シアとの接触部分に真鍮板貼り付け。アルミだと、すぐ摩耗しそうだったので。
ハンマーは無事落ちるようになったが、ブローバックさせると、また同じ症状が。
シャーシがちょっとだけ後ろ寄りに固定されてるようだったので(元のWEフレームでは、シャーシを思いっきり奥まで押し込んでやっとロックが掛かってた)、薄いプラ板貼り付けて嵩上げ。
これで、ブローバックさせてもしっかりハンマー落ちるように。

気温28~30℃(日の当たる窓際の温度高め)、ガスはエアーダスターのHFC152aが100%の物。
SⅡS セミバイオ弾を使用しての初速は

0.2g        0.25g
86           83
92           84
91           82
87           78
89           77
86           79
87           78
88           74
82           75
85           75
(m/s)

マルシンはセミの切れが悪いが、WEはしっかり切れるし、セレクター動かしてのフルも絶好調。ブローバックスピードは速く、リコイルもマルシンよりも強烈。ガツガツ伝わって来る。良好な作動性は、もしマルイが作ったらこうなるんじゃないかって思わせるくらい。実際、フロ-ティングバルブはマルイのコピーだし。マルシンは、フローティングバルブがネック。8mmBB弾という事を意識しての結果だと思われるが、最初から6mm仕様で設計してれば、また違ってたかも知れない。
ホップ調整は箱出しから無調整だったが、0.2gだと強めな感じ。0.25gだと、気持ち良いくらい、遠くまですーっと飛んでいく。まるでマルイの電動ガン撃ってるような素直な弾道。



ホップ調整は、チャンバー上部の小さなマイナスネジ。マルシンと違って外観損ねてない。



チャンバー固定用ネジ。かなりきつめで、やっと回せた。が、チャンバー抜き出せなかったので、今回は手付かず。



タンジェント式リアサイトは、実銃通りの構造。マルシンの場合、細いピンを通してるので、その部分だけ極端に強度が低く、折れやすい。



(クリック拡大)
ホルスター兼リアストック装着。



ホルスター内部はガラガラ。銃の固定兼用の補強リブがあるだけ。
ウチのはフレーム塗装してあるので、傷付かないようにスポンジ状の隙間テープや、1mm厚のゴム板(フレーム正面当たる部分)を貼り付けてある。
木製ストックと比べて隙間が多く、内部で動きそうだが蓋部分に固定用の板バネが仕込まれており



蓋を閉めると全く動かなくなる。
金具もそれなりに良い出来。ちゃんとマイナスネジ使ってるのも高ポイント(安い中華だと、プラスネジ使ってたりするので)



ストックホルスター込みの重さ。


このWE M712は、マルシンのを改良発展させたかのような、素晴らしい出来栄え(刻印のみが残念)
まあ、材質的に、国内産ではこの造りは無理なのだけど(アッパーレシーバーを樹脂で作った場合、ブローバックの衝撃で変形していく)。あと、価格の面でも太刀打ち出来ないってのも。
でも、単なるコピーで終わらず、ここまで昇華させたWEの技術力は素晴らしいと思う(これの前に他メーカーで出してたのは、まさしく劣化コピーといった代物だったので。フルが効かない機種や、CO2で無理やり動かしてる機種等)。コピー商品の改良発展は、かつて日本が高度成長期に得意としてた分野だが、ことトイガンに関しては台湾製品が一歩抜きん出てきた気がする(電動のメカニズムはマルイがリードしてるが)



次回は、分解しての内部考察。
  


Posted by Timm_MK2  at 13:00Comments(2)WE M712 GBB