CATEGORY:VFC G3A3 GBBR

2018年11月11日

Umarex/VFC G3A3 GBBR 調整

あまりにも作動性悪いG3A3を見かねて、あまり時間無いにも関わらず、弄ってしまいました。
そして、寝る時間削ってこの記事書いてます。





Umarex/VFC G3A3 GBBR 調整
マグウェルの片側がずれてる件。
プレス加工の時にずれたのか、それとも溶接時か。他の方の記事でもマガジン着脱はきついと書かれてるので、この個体だけの問題じゃ無さそう。
この片側が内側に曲がって溶接されてる為、マガジンの片側のみきつく当たり、擦り傷深く、着脱もきつい。
まずは上下分離してみる。



Umarex/VFC G3A3 GBBR 調整
ボルトを取り出すと、グリスべったり。出血大サービスとばかりに過剰に塗りつけられてる。
しかもこのグリス、電動のメカボックスに使われてるんじゃないかってくらい、粘度が高い。マルイの高粘度グリスほどじゃないけど、それに近い粘り。



Umarex/VFC G3A3 GBBR 調整
当然、内部摺動部にもべったり。
まずはこれらを拭き取る。ティッシュペーパーかなり消費してなんとか。



Umarex/VFC G3A3 GBBR 調整
ノズルのBB弾掬う部分、ちょっと潰れてた。ちなみに、まだ一度もBB弾込めて撃ってません。


Umarex/VFC G3A3 GBBR 調整
ボルトキャリアの材質はアルミっぽいが、先端に鉄が挿し込まれてて、かなり奥まで入ってる。
この辺りまで磁石がくっ付いた。



Umarex/VFC G3A3 GBBR 調整
この鉄の棒で重さ稼いでるらしく、ボルト重量は284gとヘビー級。フロントヘビーなので、前側が重い。



Umarex/VFC G3A3 GBBR 調整
マグウェルをプライヤーで曲げて、更にプライヤーで内側から叩いて修整。
その後、スーパーブルー液で染めておいた。
もっと堅いかと思ったが、意外と簡単に曲げれた。柔らかい鋼材使ってるのかも。
まあ、実銃並みの強度があったら、色々問題あるんでしょうし。
この修正で、マガジン着脱がかなり楽になりました。今までぐいっ、がしっ!と挿してぐわっ!と抜いてたのが、さくっと抜き差し出来るように。

ちなみに、抜き差し時は毎回チャージングハンドル引いてロック(ホールドオープン状態)してから行ってます。



Umarex/VFC G3A3 GBBR 調整
ボルト取り出しついでに、ローラーロッキングモールドの塗装落として磨いてアルミブラックで染め。
別パーツっぽく見えて良い感じに。



Umarex/VFC G3A3 GBBR 調整
ボルト底面と擦れるハンマー表面も塗装されてて、塗装面は若干ザラザラ。
これも作動に影響するので、磨き上げて、この後ブルーイング。
まあ、その内スチールのに換える予定だけど。



Umarex/VFC G3A3 GBBR 調整
高粘度グリス拭き取った後には、これらの潤滑剤塗布。
スーパールブはピストン内部や、トリガーメカ等、セラミックグリス塗れない部分に。ピストン内部にまで、高粘度グリス塗られてたので。
また、リコイルスプリングガイドにも高粘度グリスがべったりだったので、これも出来るだけ拭き取り、スーパールブを。
ボルトと内側のリブが擦れる部分やハンマーと接する部分、フルオートシアやバルブノッカーロックを作動させる部分(ようするに、ボルト作動面)には、タミヤのセラミックグリス。トイガンには最も向いてるグリスで、良く使ってます(年間消費量も多い)



Umarex/VFC G3A3 GBBR 調整
セレクターは、プランジャーより強く擦れてる部分があり、それでクリック感があまり感じられなかった。強く擦れてる部分で止まってる感触で。
この強く擦れてる部分にもグリス塗ったら、クリック感が戻ってきました。
本当は、セレクター外して当たってる部分削りたかったんだけど、まだ分解方法把握してないもので・・・(取説にはパーツリストも無い)。


さて、グリス取り替えた後の作動性はと言うと・・・。
チャージングハンドル引いて戻すと、今までより勢いよく戻る。そして、挿入しやすくなったマガジン入れる。
セミで空撃ち。ドカッ!と強いリコイルが。今までと全然違う。しかも室温は20℃切ってて、マガジンも特に温めて無い。つまり、室温のまま。それでいてこの作動性。これが本来のこの銃の実力だったのかも。メーカーで高粘度グリス塗ったのは、あちらのガス(TOPガス)だとリコイル強すぎて、壊れたりユーザーが怪我する恐れあったので、わざと作動性悪くして対処したのかも。
まあ、TOPガス使うつもり無いので、真相は不明ですが・・・(もうグリス拭き取ってしまったし)。




さて、ここまで良い事ずくめな感じですが





Umarex/VFC G3A3 GBBR 調整
プライヤーで曲げた時の傷がちょっぴり。
まあ、自分の銃だし、本人が気にしなければ良いだけの話なので・・・。



ちなみに、セミだと絶好調ですが、さすがにこの気温でフルは無理でした・・・。
でも、5発目あたりまではドカドカと強いリコイル来ましたので。
来年のプリンキングが楽しみ!




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Posted by Timm_MK2  at 21:16 │Comments(4)VFC G3A3 GBBR

COMMENT
こんばんは。
意外と早くブログアップされてたので驚きました。

自分のG3もマグウェル部がずれてますね・・・残念。
そこの修正でマガジン着脱が楽になるとは思いませんでした。しかし、自分はあんまり手先が器用じゃないんで綺麗に修正できるか不安です。何か良い方法を考えてみよう・・・

それと、マルイグロック19も購入できました。再入荷が早くて助かりました。
そちらはグロックのブログにコメさせて頂きます。
Posted by ukkarimangoukkarimango at 2018年11月11日 21:43
ukkarimangoさん、こんばんは。

マグウェルのずれ、やはり個体差じゃないみたいですね。製造時のプレス加工の曲げ調整で左右ずれて、そのまま溶接ラインに流したって感じです。
2次ロットでは修整されると思いますが、1stロットユーザーは我慢するしかないみたいですね・・・。まあ、そこさえ直せば、着脱は楽になりますので。
ボール紙挟んでプライヤー加工すれば、傷付かなかったかも。
ハンマーでちょっとずつ叩くって手もありますが、衝撃で溶接部分が剥離しないか心配・・・。私は曲げた後、ちょっとだけ叩いた程度なので。
あと、グリスは絶対拭き取った方が良いです。作動が劇的に改善されます。

マルイグロック19購入おめでとうございます。あ、こっちで先にコメしちゃった・・。
Posted by Timm_MK2Timm_MK2 at 2018年11月11日 21:59
ボール紙でプライヤーというのが無難そうですね、真似させて頂きます。
後はMP5のようにカスタムパーツが色々出てくれると嬉しいんですが・・・何となくだけどロアレシーバー周りは結構パーツの互換性がありそうなんですけどね。
VFCのMP5 GBBは持っていないのでその辺りがよく分かりません。
そういえばストライクアームズさんのブログにG3のパーツリストが載ってましたよ。
Posted by ukkarimangoukkarimango at 2018年11月11日 22:11
ukkarimangoさん、おはようございます。

内部パーツは結構互換性ありそうです。MP5と比べても、パーツ配置がほとんど同じでしたし。
ボルト重量がかなり違うので、ストライクアームズからG3A3専用のリコイルスプリングが出る事を期待。

パーツリスト画像、ちょっと小さめですが、なんとか確認出来ますね。情報、ありがとうございます。
リアストックはユニット化されてるので、分解出来ないようですね。バットプレートがずれてるのは、接着ミスかも・・・。マグウェルといい、そういう所は海外製品って感じですね。
Posted by Timm_MK2Timm_MK2 at 2018年11月12日 06:22
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