CATEGORY：CYMA MDT LSS-XL
2021年01月10日
CYMA MDT LSS-XL SCS エアーコッキング スナイパーライフル BK
前回のブログ休止宣言について（現在、削除済み）。
理由としては、まず、欲しいものはあらかた入手済みな点と、他に予算が流れてる点、それに伴うミリブロ記事の更新頻度が以前と比べて極端に下がる点を考慮し、とりあえず休止告知しました。ただ、今回のように突発的に買うこともあるので、その際は記事をアップします。
以前よりは更新頻度落ちますが、ご了承下さい。
巷では、来月発売予定のUMAREX/VFC H&K PSG-1 GBBRが話題になってますが、初回生産分はどこも売り切れ、今予約しても2次ロット分になるようです。
まあ、海外ショップに注文した場合は、その限りじゃない気もしますが。ただ、今の世界情勢だと海外からの個人輸入は以前よりも日数かかるので、誰よりも早く入手したいって方は、海外は遠慮した方が良いかもいれませんね。
私も気になってはいますが、なにせ10万オーバーの代物なので、おいそれとは手出し出来ません。
また、S&T Lee Enfield No. 1 Mk III エアーコッキングライフルが5月に控えてる事と、VFCからLAR（FALの初期型）GBBが出たら速攻予約するつもりなので、少なくとも今年いっぱいはPSG-1は買う予定無いです。
まあ、2021年中にLARが出るかどうか分かりませんが。
PSG-1は、G3A3のような粘り強いグリスが使われてるかどうかが気になりますね。あと、ショートマガジンも出して貰いたいです（というか、あの値段なら最初からショートマグにして欲しい）。
さて、本題です。
web shop アシュラの2021年新春セールで、普段よりちょっと安くなってたので、ポチりました。
この製品は、レミントンM700をベースにMDT社製のシャーシを組み込んだものをエアソフトガン化した物で、他社でガスタイプが出てるが、CYMAではエアーコッキングで製品化しました。大型のマズルブレーキの有無やシャーシ及びリアストック形状の違い、アウターバレルのフルートの有無で4種類出てます。
私が購入した物は、マズルブレーキ有り、フルート無し、リアストックはM4のようなパイプ状にフルアジャストのチークピースとバットプレートが装備された、MDT LSS-XL SCS タイプ。
（クリック拡大）
発泡スチロールで覆われてて、エコに逆流してるパッケージング。2ヶ所、発泡スチロール嵌め込みで本体を固定している。
付属品は、BB弾（多分100発）、六角レンチ2種、マガジン、ローダー、クリーニングロッド（本体の下）。本体に付いてる大きなマガジンケースは、単なる飾り。
嵌め込まれてる発泡スチロールは簡単に外せる。
大きなマズルブレーキ。
アウターバレルはアルミで、マズルブレーキは亜鉛ダイキャスト。
チークパッドの上下及びバットプレートの前後調整可。ストックチューブはM4タイプに似てるが、ナットにレンチは合わなかった。
刻印はCNC削り出しでしっかり入ってる。
MADE IN CHINAのシールは綺麗に剥がせる。
マガジンは、かなり前の方にマウントされる。シリンダーがかなり長いので、アウターバレル全体と比べてインナーバレルは約3/4ほど。
アイアンサイトが無いので、狙うには光学サイトが不可欠。
チークパッドが高めなので、スコープマウントはハイマウントタイプの方が狙いやすい。
コッキングストロークが長い所為か、ピストンスプリングは弱め（VSRタイプと比較して）。ただ、ゆっくり引くと、なぜかシアに掛からない。
この位置で止まって、引っ掛からずに戻る。
勢いよく引っ張ると、ボルトエンドはチークパッドに当たる位置まで下がり、シアにピストンが掛かる。
空撃ちしてみたが、トリガーは軽いし、シアが切れる感触が分かりやすい。
樹脂ストックの質感も上々で、リアストックもしっかりした造り。金属パーツは黒塗装だが、特に目立った傷や歪みは無い。CYMA製品と言うと、安価な造りの電動ガンというイメージあったが、意外と悪くない。
また、本体はかなり軽く、サバゲー用途でも取り回しやすいんじゃないかと思われる。
コッキングに関しては、まだアタリが出てないんだろうと、良い方向に解釈。CYMAの株が上昇した所で、マガジンにBB弾込めてコッキング＆装填。
5m先の的に向かって撃ってみたら・・・。まるで当たった音がしない。
スコープとの落差の所為かと思い、バレルの延長線上に的が来るように構えて撃ってみたら、3m先で50cmほど下に着弾してるのが確認できた。
さすがにこれは酷いんじゃないかと。
マズル付近をチェックしてみたら、マズルブレーキの出口付近の上の方に、白く擦れた跡があった。
で、よく見ると・・・。
マズルブレーキ先端、僅かに下向いてる。
接続部も、上側が隙間開いてるし。
内側上部には、BB弾が当たって塗装剥げた跡が。
つまり、内側上部にBB弾が当たって角度変えられてたので、極端に下に着弾してたようだ。
イモネジ緩めて右回転。M14逆ネジ仕様。
マズルアダプターは、亜鉛ダイキャスト製らしい。
スパナで絞めたり緩めたりする為か、2ヶ所平らになってる。ネジ込んでの固定位置の関係か、平らな部分とマズルブレーキのイモネジ部分が合ってないけど。
マズルアダプター外すと、インナー先端が見える。マズルアダプターは、インナーバレル先端を固定する役目もあるようだ。
ちなみに、ココも逆ネジ仕様。マズルブレーキ組み付ける際に、緩まない為かと。
アウターバレル全体は、レシーバーにネジ込まれてる部分からマズルブレーキ接続部まで、約59cmある。
インナーバレルは、マガジン先端のちょっと先からマズルアダプターの接続部まで。
インナーバレルの長さは、約45cmほど。マズルアダプターで先端が固定されてるので、インナー交換した際も、同じ長さにしないといけない。
あるいは、アダブター削るとか。
マズルブレーキ外した状態だと、真っすぐ飛ぶ。極端に下に着弾せず、ちゃんと狙った位置に当たる。
どうやら、マズルブレーキの内側のネジ切りが、斜め上に向かっていたようだ。
やはりMade in China、期待を裏切らない造りでした。CYMAの株はストップ安まで下がりましたね。
おそらく個体差だろうが、この製品を買う場合は、マズルブレーキ無しのタイプを選んだ方が無難ですね。
確認の為に他との付け替え検証。
WE MSKからフラッシュハイダー外してCYMAのマズルブレーキ装着。
しっかり下向きました。
CYMAのマズルアダプターにWE MSKのフラッシュハイダー装着。曲がりも無く問題無いように見える。
マズルブレーキ付けなければ真っすぐ飛ぶが、せっかくなので付けておきたい。
どうせ他には似合わないし、思い切って加工する事にしました。
まず、マズルブレーキの下のネジ山を、斜め下に削っていく。狭い場所なので手やすりだと困難なので、ミニルーターでゴリゴリと。
大分削ったつもりだったが、組んでみるとちょっとしか変化してない。なので、更にマズルアダプターの下側もヤスリで削る。
マズルブレーキ組み付け時、側面が水平になる位置にするには、しっかり締め付けずに隙間開いた状態でイモネジで固定する。
一応ゴム製Oリングが組まれてたが、あまり効いてなかった。で、隙間なく丁度の位置で締め付けられるよう、ワッシャー噛ましてみる。
ほんのちょっとの隙間なので、最初0.3mmプラ板噛ませたら、少し回り過ぎた。0.5mmプラ板に変更したら、丁度いい位置でしっかり締め付け出来た。
その後、イモネジ締め付け。
御覧の通り、真っすぐになりました。プラ板は、黒のマーカー塗っておいた。
試射してみると、極端に下に着弾する事は無く、スコープ越しで5mの距離で2目盛りほど下に着弾。距離とハイマウントという事を考慮すれば、まずまずかと。
実は、箱出し直後では、ボルトシリンダーの動きは渋め。引くときは一気に引くので問題ないが、押し込む際、引っ掛かる感触がある。
コッキングと装填をスムースにする為に、次回分解解説していきます。
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CYMA製品は、短期間にレベルが上がってますね。
最初は日本メーカの粗悪コピーの感じが有りましたが、
色々と変更箇所も有り、価格以上の性能ですね。
ゲーム用に、Ｍ4シリーズの電動ガンを幾つか買ってしまった・・・
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
CYMAの電動ガンはリーズナブルで入手しやすいですからね。
昔、サバゲー始めた頃はマルイ製品しか無くて、しかも地元の模型店で買ったので1挺買うのが精一杯でしたが。まあ、マルイ製品だけあって、箱出し直後から暫くノーメンテで使いまわせましたけど。