CATEGORY:Stark-Arms S19
2016年11月29日
Stark-Arms S19 スライドとフレームの隙間修整
マルイから、やっとG19発売決定のアナウンスが。
そこで、手持ちのG19はと・・・StarkArms(VFC)のがあった(WEのはカスタムモデルなので別)。
Starkのは、外観はとても良いんだけど、スライドとフレームの隙間が大きめで、他が良いだけにそこが余計に目立つ。
ネットで感想書き込んでる人達の主な不満点も、そこに集中してる。
中には、修正した人も居るけど、工作がちょっと大変&作動性落ちたりとか。
そこで、私なりの修正方法試してみました。

ご覧の通り、フロント側の隙間が大きい。
マルイ(G18Cとか)やWEは、ここまで隙間大きくない。

フロントシャーシ外すべく、ピンを抜いて行く。リアシャーシは事前に外しておいた。
ピンは、WEやマルイと違ってリアル構造というか、他メーカーのようにピンのギザギザで留めてる訳ではない。ピンに溝が掘られてて、そこにスプリングとかが噛んで抜け防止になってる。
トリガーの上のピンは、マルイだと省略されてるが、こちらライブ。トリガーバースプリングが掛かってるので、トリガーバーを上に上げてテンション掛からないようにし、ピンポンチで押し出す(ハンマーで叩かなくても、手で押すだけでOK)。
スライドストップスプリングは、ピンのこちら側。組み立て時に間違えないよう、覚えておく。

トリガーピンは、スライドストップの軸も兼ねてて、ピンの溝にスライドストップが噛んでて抜け防止になってる。
そのままピンポンチとハンマーで力ずくで叩き出すと変形するので、スライドストップを前後に動かしながら、トリガーピンをゆっくり抜いて行く。

マルイ(&WE)と違ってリアル構造なので、分解は勿論、組み立ても手間掛かる。

フロントシャーシは3ピース構造。マルイはこれら一体成型。
前にあるシルバーのレールパーツ、僅かに磁石がくっ付いたので、ステンレス鋼板のプレスかも?
上のパーツは、隙間からシルバー目立ってたので、以前黒染めしておいた物。

上下のガタを少なくする為には、フロントレールを下げる必要ある。

フレームに対して若干浮いてる気がする。

フロントレール入る部分を電動ミニルーターでガリガリ削る。

このくらい下げてみた。

レールが下がってもシャーシ自体の位置は変わらないので、レールが上昇しないよう、削った分をシャーシのレールが当たる部分に貼り付けておく。
今回、0.3mmプラ板だけだと微妙にガタついてたので、アルミテープ(0.095mm)追加。

スライドロック用スプリングも、ガタつかないよう0.3mmプラ板貼り付け。

仮組みして、スライド通るか確認。
ネジやピンはしっかり組んでおく。
ちなみに、このようにネジとピンの組み合わせの場合、ネジは最初強く締めつけずに緩めておく。
で、ピンを入れてから、ネジをしっかり締め付けるようにする。先にネジ締めると、ピン位置が僅かにずれたりするので。
まあ、樹脂にネジ込んでるので、あまり強く締め付けないよう加減する必要あるけど。

バレルとか外してスライドのみで仮組みしてみた。
特に引っ掛かる部分は無く、スムースに動かせる。

本組み。
シャーシに対して、レールはこの程度下がってる。加工前は、高さほぼ同じ。

スライド組んで確認。加工前と違って上方向へのガタはほとんど無い。


隙間が無くなるだけで、雰囲気がガラリと変わった。
隙間あった時は玩具っぽかったが、こちらは本物っぽい雰囲気が滲み出てる(気がする)。


鋳物スライドなので削り出しほどの精度は無いが(DX版は削り出しスライド)、こうしてみると十分満足出来るレベル。

作動も、加工前とあまり変わらない。
勿論、VFCのグロックシリーズはマルイよりは作動性落ちる。でも、それはノーマルマガジンの場合で、ロングマガジンだと別物のような作動性になる。ただ、肝心の手持ちのロングマガジンは、底からのガス漏れ直らなくてジャンク行きになってるという・・・。その内別なの買わないと(Starkのロングマガジンは流通在庫無いけど)。
スライドとフレームの隙間が気になる人は、記事を参考に試してみるのも良いかも。
ただ、ミニルーターが無いと厳しいので、最低限、それだけは買わないと(ミニルーターあれば色んな加工が捗ります)。
StarkArms S19 蓄光サイト化
パーツ交換 WE M&Pコンパクト セミ/フル版 及び StarkArms S19
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VFC G19及びM&P9C ハンマースプリング
Stark-Arms S19 その6
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Posted by Timm_MK2
at 18:41
│Stark-Arms S19
スライドとフレームの隙間は無い方が精神的に安心できますね。
実際のところ、実銃でも結構隙間はあるみたいですが・・・
グロック19はKJワークスのを買っておこうか・・・と考えてましたが、今回のマルイのアナウンスでもう少し待つ事にしました。
なるべく早く製品化して欲しいのが本音ですが、どうもマルイはフットワークがあんまり良くないので意外と長引きそうなのが心配です。
>実銃でも結構隙間はあるみたいですが・・・
有名な所では、M1911A1とかがそうですね。わざと隙間開けて、異物が入っても作動に影響しないようにとか。昔の軍用銃では結構あったみたいで。
それでも、マウザーC96、P.08、P38等のドイツの銃は、ほとんど隙間なくぴったりだったみたいですが(大戦末期の粗悪品除く←こう書かないと、また変な輩が沸くので)。
VFCのはちょっと隙間多めなんですよね。実銃もそんなに隙間無いし、他メーカー(マルイ、WE)も、そこまで隙間無いので。
KJのグロックは買った事無いですが、作動性に関してはマルイに及ばないだろうし、刻印もKJのは無いのが多いですね。
G19に関しては、G22がいきなり発売された事もあるし、新たに設計するパーツもほとんどない(スライド、アウターバレル、フレーム、マガジンは、今までの設計データを少し修整するだけ)ので、意外と早くリリースされると思いますよ。早ければ、来年の春にでも。
V10は、一部の内部パーツがガバ系と共通以外は、ほとんど新規設計になるので、時間掛かりそうな気がします。それでも、遅くとも来年の暮れまでには出ると予想(出来れば夏前に)。
FIRSTですでに予約始まってますね。
価格も入荷時期も未定ですが、予約は出来るみたいです。
KJのグロックも結構手を入れないといけないようなので、今回のマルイ製品化は渡りに船でした。
仰られるとおり確かに開発は意外と早いかも・・・期待しています。
電動の新製品はともかく、グロック19やV10・M45A1等、意外とハンドガンは良い物が揃いましたね。
個人的にはM&Pコンパクトもお願いしたいところです。
海外製品は、基本的に手入れしないと色々不具合起きますね。今話題のVP9も、色んな不具合報告見かけます。
その点、マルイだと特に問題点無いですし。
だからといって、ノーメンテで使い続けるのもどうかと思いますが・・・(中古でそういうのを結構見かける)。
ガスブロハンドガンは、期待出来るのが多いですね。マルイは長物ガスブロにはあまり力入れない方針なのかも?バレル短くしたM4A1しか発表されてないので。
コンパクトモデル、内部パーツはフルサイズと共通でも、外装パーツがほとんど専用金型必要になるので、国内事情だと厳しいのかも知れませんね。海外だと金型いくらでも所有できるので、バリエ多いですが。