CATEGORY:HFC HG182

2022年10月16日

HFG HG-182 G17カスタム ガスブローバックガン

HFG HG-182 G17カスタム ガスブローバックガン
久しぶりに訪れたK模型店で見かけて衝動買いしました。値引き率も高かったし。
樹脂製ガンケース付き。
メーカーはHFC、WEの別ブランドみたいな会社です。

今回もG17のカスタム。ノーマルのG17持ってないのに、派生やカスタムばっかり増えて行きます・・・



HFG HG-182 G17カスタム ガスブローバックガン
マガジンセットされた本体、BB弾、ラバー製グリップカバー。取説は無し。



HFG HG-182 G17カスタム ガスブローバックガン
前後サイトはスライドトップと面一で、引っ掛かりが無いように配置されてる。ハイキャパのTikiと似たような感じ。



HFG HG-182 G17カスタム ガスブローバックガン
意外とサイトは狙いやすい。通常のグロックと似たようなサイティングになってる。
欠点としては、サイトを好みのに替える事が出来ない点かと。



HFG HG-182 G17カスタム ガスブローバックガン
マズル。
フレームがスライドを覆ってるように見えるが、Cz75系のような方式ではない(分解時に説明)。



HFG HG-182 G17カスタム ガスブローバックガン
フレームはしっとりした感じの艶消し成型色で、スライドは単なる黒塗装。
スライド側面は斜めになってるが、セレーションのエッジが立ってる事もあり、容易に引く事が出来る。
所々のゴールドが良いアクセントになってる。



HFG HG-182 G17カスタム ガスブローバックガン
チャンバーに刻印無し。
サムレストはフレームと一体成型。左右にあるので、利き手がどちらでも問題無し。但し、スライドストップのリリースとマガジンキャッチは左側のみ。
グリップのテクスチャーは単なる模様で、滑り止めの効果はほとんど無い。



HFG HG-182 G17カスタム ガスブローバックガン
トリガーロックするマニュアルセフティ(マルイと同じ)。
トリガーガードには滑り止め無し。



HFG HG-182 G17カスタム ガスブローバックガン
グリップは滑り易いので付属のグリップカバー付けるという手もあるが、一度付けたら外すのが困難になりそうなので、上に載せて装着イメージのみ。



HFG HG-182 G17カスタム ガスブローバックガン
通常のグロック系GBBと分解方法は同じ。構造も同じ。初期のマルイG17と全く同じ。
リコイルスプリングはダブルで、後ろのスプリングがかなり強め。
見ての通り、前後のシャーシは他のグロック系と同じで、スライド側面の下半分をフレームで覆ってるだけ。
スライド自体は通常のグロックよりも幅広だが、肉抜き多くして軽量化してるので、特に重いといった感じは無い。
ハンマースプリングはWEのと比べるとかなり弱く、マルイよりもちょっとだけ強い。
リコイルスプリングも、特に強過ぎるという事は無く、マルイよりは強いけど他の海外製よりは弱め。



HFG HG-182 G17カスタム ガスブローバックガン
アウターバレルからインナー一式は簡単に取り出せる。
マガジンのガスルートパッキンはマルイと同じ湾曲した形状(WEはフラット)。
かといってマルイ用マガジンが使えるかと言うと・・・。マガジン後ろの出っ張りが邪魔してパッキンの密着が悪くなるのか、ロングマガジン挿してもブローバックの勢いは弱いままだった。かといってWE用のロングマガジンはパッキンの形状が違う為密着性悪い。マルイのマガジン削りたくない場合は、HFC製のマガジン買うしか無いかも・・・(145連ガスドラムマガジンって手も)。



HFG HG-182 G17カスタム ガスブローバックガン
空マガジン込みの重さ:742g。



HFG HG-182 G17カスタム ガスブローバックガン
ガンケースに入れて全体の重さ:1174g。




ブローバックに関して。
最近、VFCの新しいガスブロやマルイの新型グロックばっかり撃ってた所為で、こちらの作動の悪さが際立ってしまった。
構造的にはマルイの初期型Gシリーズで、更に(マルイの樹脂スライドと比べて)重いスライド、強めのリコイルスプリング、左右フレームと擦れてる所為か、滑らかさも欠ける動き等、マガジンを手でちょっと温めた程度(24℃くらい)ではスライドストップ掛かるまで後退しない。腕全体で温めてやっと最後まで後退する感じ。
ガスチャージは、国内向けバルブが組まれてるのか、ガス入り易い。
機構的にはマルイのG17のコピーなのだが、リアシャーシ見てたら違和感が。



HFG HG-182 G17カスタム ガスブローバックガン
ノッカーロックが存在しない。パーツ付け忘れとかじゃなく、最初から付かない構造になってる。



HFG HG-182 G17カスタム ガスブローバックガン
そこで、普段使ってないG26アドバンスからリアシャーシ移植。シャーシのレール幅はほんのちょっとHFCより広かったが、問題無く組み付け出来た。スライド引いても違和感なし。で、マガジン挿して空撃ち。やはりブローバック弱い。



HFG HG-182 G17カスタム ガスブローバックガン
改めて元のをチェックしてみたら、ノッカーロックが存在してた。ハンマーに押されてノッカーが出た所で下に引っ掛かり、出っ張った状態でロックされる。スライド後退しハンマーが最後まで下がり切るとノッカーの後ろが下に押されて前側が浮き、ロックが解除される。パーツ点数少なくなるのでコストダウン&故障も減る。良い改良案ですね。スライドの動きも妨げないし。
もっとも、ハンマーコッキングし終えるまでなので、やはりロックタイムは短め。こちら旧型でピストンストロークも短いので良いけど、最近のには使えそうに無いかも(VFCのM4系GBBはノッカーロックが無いにも関わらず強烈なブローバック再現してるので、この構造でもピストン径増やすとか工夫次第では良くなるかも)。

ノッカーロックの件は元のにもあるという事で、元に戻しました。
他には、ローディングノズルのフローティングバルブのスプリング強過ぎてもブローバックの勢いが落ちる。海外の高圧ガスならともかく、国内ガス向けの弱いスプリング組む必要ある。
ガスルートからフローティングバルブ押して見ると、そんなに強くない。ただ、動きが渋い。



HFG HG-182 G17カスタム ガスブローバックガン
ブリーチ取り出し。グリス多過ぎ。



HFG HG-182 G17カスタム ガスブローバックガン
ノズル分解してみたら、フローティングバルブリターンスプリングが捩れてた。
こんな不良パーツを組んでたのか・・・(国産モデルならクレーム対象)。



HFG HG-182 G17カスタム ガスブローバックガン
ジャンクパーツから似たようなスプリング発掘。真ん中のは純正よりもちょっと強め。右のはピッチが細かい分、真ん中のよりも弱め。
とりあえず右のを組んでみる。

が、作動は変わらず。純正スプリングも、捩れを手で曲げて修正したら引っ掛かりなくスムースに動くようになったので、元に戻しておいた。



HFG HG-182 G17カスタム ガスブローバックガン
ノズル内部にも問題無い。ハンマースプリングも、そんなに強くない。他に考えられるのはリコイルスプリング。
ただ、弱め過ぎるとスライドの戻りが悪くなり、閉鎖不良起こす可能性も。それでも、後ろ側のスプリングが長すぎるように見えたので



HFG HG-182 G17カスタム ガスブローバックガン
4巻ほどカット。
組んでみたら、戻りに関してはほんのちょっと遅くなった程度で、スライド上に向けても閉鎖不良起こさなかった。



HFG HG-182 G17カスタム ガスブローバックガン
(クリック拡大)
手で軽く温めた程度でもスライドストップ掛かるように。ただ、ブローバックの勢い自体は弱めのままだけど。
見た目だけは良いので、気温高い時限定&観賞用と言った感じですね。

ちなみに初速は、マガジン温度24℃、0.2gで74m/s前後でした。

Posted by Timm_MK2  at 20:42 │Comments(2)HFC HG182

COMMENT
ア ブ ノーマルなグロックばかり増え続ける呪い?

こっちは普通のグロックばかり・・・orz

タナカのモデルガンG17は、18のバレルに入れ替えられたカートリッジが無い中古品だしマルイとMGCくらいならそこそこ在るんだけどw
Posted by a.z.d at 2022年10月17日 07:12
a.z.d さん、こんばんは。

ノーマルG17、マルイからGen.5が出たら買うかも。
Posted by Timm_MK2Timm_MK2 at 2022年10月17日 17:35
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