CATEGORY:VFC LAR(FAL Typer1) GBBR
2022年09月04日
VFC LAR GBBR(FAL 50.00 Type1) 分解
ロッキングキャッチレバー(テイクダウンする為に後方に引くレバー)の保護フィルムは粘着テープ状でくっ付いてて、簡単には剥がせない。レバーが密着してる為。
レバーの固さもなんとかしたいので、レバー外す事にしてみました。

テイクダウンする為には、ロッキングキャッチレバー後方に引くだけでM16系のようにカパッと開くのだが、このVFCのはレバー固すぎてロッキングキャッチが下がり切らない。そこで、ヒンジピンを抜いてキャッチも下げながらやっと上下分離出来た。
ヒンジピンは左の大きなスクリュー外しただけだと簡単には抜けないので、8mmほどの径の棒(木あるいはアルミ)を挿し込んで右に叩き出す必要ある。
※パーツ名称は、実銃パーツリストを参照してます。付属の取説にはパーツリスト載って無かったので。

レバー外すにはストック外すしか無いようなので、まずはバットプレートのネジ外す。が、これがめちゃ固く、やっと外したのがこちら。
相変わらずネジロックがっつり付いてる。

しかもこのネジヘッド、溝が狭すぎて大きなマイナスドライバーだと浅くしか入らない。なので、なめり気味になりながらやっと回しました。

電動だと簡単に分解出来たリア周り、ピンやらネジやら見える物全て外しても、ストックはびくともしない。
しかもレバー後ろのストック付け根の細いピンはレバーのスプリング受けてるピンだったので、ピン抜いたらレバーを押し戻す力がゼロになった。
再びピン挿すにはストック外す以外方法が無い。

バットプレート外してもまだ内側のが固定されており、これ外すには更に3つ外す必要ある。
上下の小さなプラスネジは細い精密ドライバーじゃないと入らないが、精密ドライバーだと回すトルクが足りず、プライヤーで咥えながらなんとか回した。
が、中央の大きなナットは回せるドライバー持ってない。
スコープレンズ分解用のカニ目レンチではびくともしない。

ストック分解はいったん諦めて、とりあえず保護フィルム外す事にする。
スプリングテンション無くなったのでレバーは最後方まで下げれるようになった。
押さえられてない部分を剥がすが、レバーはフレームにがっちり密着してるので、やはり剥がしきれない。
なんで粘着にしたのやら・・・。製造しやすくする為か?後で外す事考えてないのだろうか・・・?

ここまで下げてやっとテイクダウン出来る。

結局は力技。プライヤーで摘んで無理やり引っこ抜く。粘着剤が残ってる・・・。
ストック分解には、幅広のマイナスドライバーが必要。アマゾンで調べたら水栓用ドライバーというのがあった。幅も大体合う。
アマゾンに注文すると最速でも翌日。地元で手に入らないかと思い、7km先のホームセンターまで車走らせました。

グリップ部分が太くて短いのと、軸が長いのの2種類、あとコインドライバーも購入。アマゾンより安く買えました(あっちは送料込みの価格表示なので)。
電池ホルダーは毎回マイナスドライバーで回してたが、傷つき易いのでコインドライバーあった方が良いかと思いまして。

長い方でグリップ分解。でも、やはりストック分解とは関係無かった。

柄の太い水栓ドライバーで回そうとしたが、がっつり固定されててびくともしない。しかも溝浅いので、なめないように注意する必要あるし。
何度もチャレンジしたが、やはり全く動かない。ネジロック塗り過ぎでは?全く分解出来ないレベルまで固定するとか、ここまで実銃再現しなくても・・・。
こんな再現性は求めて無いので。
ネジロック弱めるのはヒートガンで溶かす方法があるようだが、ヒートガン自体持ってないし、この為だけに購入するのもなんか違う気がする。

そこで、ハンダゴテ突っ込んで熱してみました(半分ヤケになってる)。

ある程度熱してから水栓ドライバーで力込めたら、やっと少しずつ回り始めました。
でもある程度回した所で、あれ?ナット回ってなくね?リターンスプリングチューブの後端から全然隙間空いてない。
通常、回す度に回すトルク弱くなるものだが、いつまで経っても一定以上のトルクが必要で弱くならない。

ストックはここまで外せるようになったが、まだドライバー入るほどじゃないので、最後まで分解する事にしました。

やっと外せたストック。結局、リターンスプリングチューブごと回ってたようで、これも外す羽目に。
M4系で言えば、リアストック交換する為にバッファーチューブ外すようなものです。

完全にくっ付いた状態の、後端のナット。ネジロックどころか、接着剤塗ってるんじゃないかってレベル。
こうなると、メーカーでも分解出来ないんじゃ・・・。それとも、滅多に分解しない部分だから出来なくても良いという考えなのだろうか?リターンスプリング交換とか考えて無いのかな?
メーカーとしては、取説に載せてる分解(テイクダウンまで)より先は、ユーザーは手を出すなって事でしょうね。でも修理したい場合はどうしろと?わざわざ台湾まで送れと言う事なのだろうか・・・?基本、海外製品は自力で修理するしかないと思ってますけどね(その点、WEは分解しやすい)。
このナット外すには、バーナーで炙ってネジロック溶かすしかないのかも知れない。今回は止めとくけど。

ストック外した事で、やっとレバー外せるようになった。
レバーの抜け防止用の先端長いスクリュー外したんだけど。

この先端部分とレバーの軸の溝、サイズが合ってない。寸法公差ゼロどころかマイナスになってる。
レバー自体はスチールのキャスティング。溝も後加工じゃなく型通りのまま。設計時に寸法公差考えてないのかな?

また、完成時にレバーがちょっと後方に行ってる点も気になってた。レシーバー後端の溝に浅くしか噛んでない。これも設計ミスなんじゃ・・・。
もっと溝を深く設計すべきでは?CNC加工の限定版では、こういう事が無いと思いたい(二倍の値段なんだし)。

レバーのスプリングが異常に固くて指が痛くなるので、同じ外径・長さの線径細いスプリングに交換する事にしてみました(上は純正)。

ロッキングキャッチ先端と、ロッキングキャッチレバーの抜け防止溝を金属やすりで削る。

ここまでバラしたついでに、リアサイトも外してみた。
ストックで隠れる部分のプラスネジ外す必要あるので、ストック外さないとリアサイトアッセンブリ外せない。
ちなみに、リアサイトは一見左右調整出来るように見えるが、実際は左右に動くスペース無いのと、溝にがっちり喰い込んでるので、びくともしない。左右のネジで固定されてるだけ。加工次第によっては、調整可能なように出来なくもないが・・・。

ストック取り付ける前に、勢いで外してしまった余計なパーツを組んでおく。
中央の太いピンもストックとは無関係。このピン組んだ後、前側のプラスネジ締め付ける。このネジでピン中央の凹みを固定してるので。

まずはロッキングキャッチとスプリング&プランジャーを組んで、前方に突き出してからピン組む。

ロッキングキャッチ押し戻して溝を合わせる。

ロッキングキャッチレバー組み込む。

リアストック固定金具を組み、レバー固定スクリュー組む。

ロッキングキャッチ先端を削った分、メインレシーバー組んだ時のレバー前進度が増した。スプリング弱くした事もあり、今後はテイクダウンもし易くなる。

ストック組み付け。
まあ、リターンスプリングチューブ組むのも同時に行う事になるのだが。

ネジピッチが細かいので、斜めにならないよう慎重に回していく。
これ、ナットが外れればもっと楽に組めるんだけど、メーカーが分解できないように固着した所為で・・・。バネ屋からコレ用のリターンスプリング出しても、交換出来る人限られるんじゃ・・・?

グリップやら外してしまったパーツやらを組み込み、最後にヒンジピンロックスクリュー組んで完成。

バラしたついでに各部スプリングにもグリスアップ。エッジが立ってるパーツも角落としたりしました。セレクターのプランジャーも角落として丸くしておきました。
セミ・フル共に絶好調!但し、フルは気温の関係もあって、長く撃てないですね(室温24℃)。セミのみの方が調子良いし一定の強さのリコイル感じられて面白いです(この辺りも実銃準拠か?)。
フルオートの安定性という点では、同社のSCAR-Hの方が上ですね。
今の所、空撃ちモードのみで動作確認してます。次回はBB弾込めての実射編。
VFC LAR GBBR アクセサリーと補修パーツ
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あの分解レバーのところの保護シートはホント厄介ですよね… 実は簡単にレバー外せて剥がせたのかな?なんて思ったりもしましたが、やはりそうでは無かったんですね(;´Д`A
無理やり剥がそうとして変なところに傷付けたりしたら本末転倒なのに、何でそうしたのか謎です。
そちらもシート剥がし苦労したみたいですね。レバー外すには、かなりやっかいな分解必要なので、誰でも出来るって感じじゃ無さそうです。
粘着シートにしたのは、おそらく製造上の理由でしょうね。先に貼って置いてもライン途中で剥がれないようにと。セレクターはシート付けてすぐ組めるので、落ちる心配無いですし。
レバーのシートはどうせ剥がすんだし、2ndロットからはシート無しにして貰いたいですね。
このシートを外すのは、皆さん苦労されてるようです。私の場合は、どうせ分解するならと、無理やり剥がすのを止めたってのもありますので。