CATEGORY:海外製エアコキ
2022年09月28日
SIG AIR MPX/P226 PDW and Pistol Kit

エアーコッキングガン、SIG MPXとP226のセットです。
2挺セットにも関わらず、約7000円(アマゾン価格)で購入できるので、コスパ高い。

パッケージ内容。
箱に描かれたのと違い、銃口は黒いまま。銃口がオレンジなのは、アメリカ仕様の写真使ったからかと。
実銃とリアルなトイガン区別する為に、トイガンの銃口はオレンジにするよう、法律で決められてるので(日本だとトイガンは犯罪に使われないように法規制されてるが、アメリカは逆にトイガン所有者の生命を守るために定められてる。銃が身近な国と、銃を毛嫌いする国の違い)。
(クリック拡大)
取説の中身。操作方法が描かれてる。
分解図やパーツリストは無し。
(クリック拡大)
マガジンとストック取り付けた状態。

前後サイトは折り畳み式。調整機能は無い。

ワイヤーストックは2段階伸縮式で、1段階目。

伸ばし切った状態。

オール樹脂なので、強度が足りず、力込めると歪む。

正式ライセンス版なので、刻印もばっちり。
但し、MPXのモールド以外はレーザー刻印と言うよりプリントっぽい。
ほとんどの外装パーツは一体成型のモールドで、マガジンキャッチも右から押す以外は操作できない。

マガジンの刻印。6mmとしっかり表記されてる。

スリットのフォロアー下げきると、マガジン内のリザーブからBB弾を送り込める。
リザーブの容量は500発で、装弾数は26発(カタログデータ)。

右側面には、左右張り合わせる為のネジが一杯。
このMPXエアコキは左右張り合わせのモナカ構造なので、分解する為にはネジ全部外して左右に分割する必要ある(ピストンスプリング交換が大変)。

ダストカバーは一体成型の飾り。

どうやらフィリピン製らしい。

インナーバレルはアルミっぽい。

P226。
普通のエアコキといった感じ。

スライドとチャンバーは一体成型。

インナーバレルは樹脂製。

テイクダウン。まずはレバーを90度回転させる。
そのままだと引っ掛かりがあって回りにくいので、右から軸押してちょっとだけ浮かせると回しやすい。
戻す時はレバーがスライドにちょっと引っ掛かるので、当たってる部分のスライドちょっと押し込むと回しやすい。

テイクダウンレバー引き抜く。マガジン抜く。
そのまま前方にスライドさせると、あと少しの所で引っ掛かりあるので、フレームとスライドのレール途切れた辺りで上に外すとスムースに分割出来る。
マガジンにはリザーブがあり、後ろから入れて前のフォロアー下げ切ると給弾出来る(リザーブ50発)。

ピストン・シリンダーは透明な樹脂製。このタイプは壊れやすそうなイメージあるけど・・・(韓国のアカデミー製エアコキは、ほとんどこの樹脂)。
スプリング自体は10禁よりも僅かに強いくらい。

ピストンスプリングガイド受けとシアは金属製。

セフティON。
MPXはトリガーがロックされ、P226はトリガーがフリーになる。
MPXはフルの位置にも回せるが、作動はセミのみ。

MPXの重さ:695g。

P226の重さ:225g。

弾速測定。
上段:MPX 0.2gバイオBB弾。
中段左:P226 0.2gバイオBB弾、右:0.12gバイオBB弾。
下段:MPX 0.12gバイオBB弾
パッケージに、.0.12gで300fpsと書かれてたので、もしかすると0.12g用に調整されてるのかも。
実際、MPXでの0.2g弾使用時は、ホップがかなり弱め。チャージングハンドルの引きはかなり重く、18禁エアコキ用のスプリングが組まれてると思われる。アマゾンレビューでも壊れたって報告あるので、早々にスプリング交換した方が良いかも知れない。
0.12g弾使った感じだと、結構遠くまで飛びホップも丁度良い感じに見えた。
空撃ちしてみると、銃口からのエアーの量はかなり多いので、銃身長に比べてシリンダー容量が多すぎる可能性も。
P226は10禁エアコキよりもちょっとだけ強めといった感じ。出来も良いので、扱いやすい。
P226は0.2gだとホップがほとんど効いておらず、0.12gだと遠くまで飛んでいくので、0.12gが合ってると思われる。

ガスブロとの比較。リアストックは、ガスブロの方が長く、構えるのが楽。エアコキはポジションが窮屈。

折り畳んだ状態での比較。
幅は増えるが、ガスブロの方がコンパクトになる。

エアコキのストックをガスブロに移植。

この程度の長さなら問題無いが

伸ばし切ると、強度が全く足りない。ぐっと肩に押し当てると歪むし滑る。

レイルに一応挿し込めるけど、ガタ多め。
エアコキのレイルに付けた状態だとガタほとんど無いので、エアコキの20mmレイルは規格とは若干サイズ合ってないのかも。
まあ、MPXとP226のセットでも、ガスブロ用ストック単体より安いので。
P226はオマケのようにも見えるが、意外としっかりした造りで、10禁用と割り切れば意外と使える。
逆にMPXは小さなチャージングハンドルで強力なスプリング圧縮するので、扱いにくい。ホップは0.12g用に調整されてるので、他メーカーから発売されてる10禁用と同じスプリングでも良かったんじゃないかな。P226は、ほぼ10禁だし。
まあ、セットでこのお値打ち価格、見た目もそこそこ良いので、コレクション用や資料用としても十分な出来ですね。
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