CATEGORY:ARES MSR-338 DE
2013年12月22日
ARES XM2010(MSR338) スプリング交換

上:カットした純正+追加スプリング(過去記事参照)。下:M80スプリング。
以前購入した、VSR-10用M80スプリング。太径ピストン対応でMSR338のピストンには組めなかった。
別なピストンを購入して組もうと思ってても、どうせならPDIのシリンダーとのセット品が良いので、資金貯まるまで我慢。しかし、その資金は新しいトイガンに流れて行って、一向に貯まらず・・・w。
そういう訳で、純正ピストンの中身抉って、太径スプリングを組んでみる事に。

純正スプリングの線径は、約1.2mm。

M80スプリングは約1.0mm。僅か0.2mmの差だが、純正はアホほど固く、腕全体使ってやっと最後まで圧縮出来る。M80の方は指の力のみで可。

M80スプリングは入口の時点で入らない。

アルミパイプに粗いペーパーやすりを両面テープで巻き付け、前後させたり回転させたりを繰り返す。
電動工具無しの、全て手動。ピストンは樹脂なので、簡単に削れるとタカを括ってたが・・・。

全力で擦って約1時間経過。0.5mmしか削れてない。スプリング入れるには、最低でも14mm必要。

追加で2時間、ゴシゴシと。13mm突破。しかし、腕が疲れて力が入らないorz。さすがにちょっと心が折れかけてきたが・・・。
少し休んでから無心で擦る。ここまで来ると技術とか関係なく、ひたすら体力と根気の勝負。時間を忘れてとにかく擦る!そうしてる内に

なんとか、目標値に。

しかし、まだ奥までは入らないので、アルミパイプの先端のみにペーパー巻き付けてゴシゴシと。
(スプリングの向きは反対。ピッチの粗い方をピストン側にするが、粗い方は少し太いので、ここまで入らない)
ちなみに、作業開始から5時間経過。

奥7mm残して終了。さすがに腕が動かないw。貫通してないので、一番奥を広げるのはこの方法では不可能。
14mmのドリルでもあれば出来るが、この為だけに高価なドリルと固定用チャック買うのはバカらしいので。

奥には、3mmゴム板2枚貼り付け+ワッシャー組み合わせで8mmちょいのスペーサーを入れる。スペーサー入れた分、圧縮時に途中でスプリングガイドに当たって最後まで圧縮出来ないので、その分ガイドをカットする。
太径スプリングに対しガイドが細すぎるので、10mmアルミパイプを接着。前方にスペーサー入れた分、ガイドの基部を細くして、一番下までスプリングが入るようにした(スプリングを後ろにずらした)。
で、その状態で一度組んで、初速測定。
M80スプリングに替えた結果は
G&G 0.2gバイオBB弾 77~78m/s
う~む、ちょっと低めか?せめて0.2gで90m/sは欲しい所。

12mmアルミパイプでスペーサー作成し、20mmほど嵩上げ→スプリング圧縮し切ってもシアに掛からない→スペーサーを約5mmカット。
同じBB弾で、86~87m/sという結果に。スペーサーの関係で、これ以上は上げれない。
どのくらい初速出るのか不明だったので、安全マージン考慮してM80にしたが、スペーサー無しならM90で丁度良いのかも?その内、何か通販やる時にでも買ってみます。
コッキングはかなり軽くなったので、セットピンへの負担も激減したはず。これなら、暫くセットピンが折れる事は・・・無いかな?中華の材質なので、安心出来ないけどw。
ま、折れたら折れたで、一応対抗策は考えてあるので。
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Posted by Timm_MK2
at 10:36
│ARES MSR-338 DE
削り始めた当初は、まさかここまで時間費やすとは思ってなかったのでw。2時間経過してから、途中で止めるのもバカらしいし、最後まで突っ走ろうとw。
手動だと、他に方法無いんですよねー。工具買うくらいなら、別なピストン買った方が良いのでw。
まあ、おかげでかなり良くなりました。純正スプリングは強過ぎw。