CATEGORY:KSC Cz75 2nd
2013年11月27日
KSC Cz75 2nd SYSTEM7 破損対策その1
1stのスライドの破損対策について、自分なりの考えでコメントに返信したが、やはり実践して記事にするのが一番。
1stは持って無いが、2ndのスライドにもヒビ入り始めたという話も聞こえてきたので、手持ちの2ndを使って破損対策。
構造は全く同じなので、1stの方にも適用出来るかと。
まずは分解。スライドからのブリーチ取り外しは、過去の記事で書いてるので省略w。
問題の、SYSTEM7から追加されたノズルのガイド用の溝。
丁寧に脱脂し、接着剤が喰い付きやすいよう、溝の部分はペーパーやすりで荒らしておく。
この溝をプラリペアで埋めるのがベストなのだが
リキッドが空になってたw。この液体、揮発性が異常に高く、一度開封するとしっかり閉めたつもりでも、徐々に減っていく。まあ、使い始めてから数年経ってるしw。
充填用の粉末は十分残ってるので
溝に瞬間接着剤を流し込み、綿棒の芯で掬ったプラリペアの粉末を盛り付ける。
ただ、この方法だと、完全硬化までえらく時間掛かる。プラリペアのリキッド液ならすぐ固まるが、瞬接使った場合、最低24時間は放置しないとやすり掛け出来ない。爪で突いてみて、プニプニしてるようならまだという事でw。
・・・まあ、瞬接が、100均の安物使ってる所為ってのもあるかもw。ロックタイト等の高価な瞬接使えば、もっと時間短縮&がっちり接着される可能性も・・・(未確認)。
スライドの破損対策、これで3ヶ所に。スライドストップ当たる部分へのアルミ片接着は、現在までに取れる気配無し。あと、空撃ち多いので摩耗もほとんど無いw。接着面を荒らしておけば、ABSとアルミは結構親和性高いようだ。
1mmゴム板貼り付けた部分は、フロントのインナーシャーシにガツガツ当たる部分。ただ、この方法だとスライドストロークが減るので、コメント欄での「とも」さんが対策されたのを載せておきます。
「S-5Oリングをスライドのリコイルガイドが入る穴の最奥に入れました。
これが無いと、スライドが最後部まで後退した際、リコイルガイド先端がスライドのリコイルガイドの入る穴の最奥にぶち当たってるのを確認済みで、Oリングを入れた後手動でスライドを最後部まで引いた際にリコイルガイド先端がOリングに当たってるのも確認しましたので、バッファーとしての効果はあると思います。
S-5OリングというのはOリングの規格の一つで、東急ハンズ等でも入手は可能だと思います。」
さて、お次はノズルシリンダー。
リターンスプリングを外す。
上部の余計な出っ張りをカッターで切除。
やすりやペーパーで均して、コンパウンドで仕上げる。
最後に、フレームのリアシャーシの割れ。最新版の1stでは肉盛りされてるので、割れる危険性はかなり減ってる。
脱脂→ペーパーで荒らして
ダ○ソーで購入した、0.3mm厚のアルミ板を瞬接で貼り付け。接着面は、粘着剤を完全除去&ペーパーで荒らしてがっちり接着させる。
長くなったので、続きは次回。
KSC Cz75 2nd SYSTEM7 破損対策その2
KSC Cz75 2nd SYSTEM7 ハーフシルバーカスタム
KSC Cz75 2nd SYSTEM7 海外製スライド
KSC Cz75 2nd SYSTEM7 その8
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KSC Cz75 2nd SYSTEM7 その6
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Posted by Timm_MK2
at 15:23
│KSC Cz75 2nd
具体的な改良作業凄く参考になります・・!
自分のCzも返ってきたら早速やtってみます( ´∀`)!
実際に溝埋める時は、プラリペアでちょっとずつ埋めていく感じが宜しいかと。
一気にやろうとして余計な部分に垂れたりw、盛り上がり過ぎると後で加工が面倒なのでw。
Cz、早く戻って来ると良いですねー。
KSCさんより本日返信があり、スライドの交換並びに返送を完了された
とありました。
ってか、昨日の今日でもう???
時間は掛かって問題ないので宜しくお願い致しますと返信したんですが、
物凄いスピード対応で、連絡を受けた私の方がビックリしましたよ。
なので、多分ですがあんこ入りさんの所にも同じ回答が着たのでは
ないかと思っております。
無事返ってきたら、あんこ入りさんは間違いなく記事にされるでしょう
から再会の記事を楽しみにしております。
で、この記事のような対策を私も行う予定です。
兄がプラリペアを持っててくれたので、無事借りられたので施工でき
ますので。
まるで手のひらを返したかのような対応ですねw。まあ、社長直々に返信した以上、社員は迅速に対応しないといけない訳でw。
まあ、戻ってきたら破損対策バッチリやっておけば、クラックが発生する事は無いでしょう。
スライドもそうですが、フレームもw。
実際、ユーザーが気が付いた対策って、メーカーではずっと放置してる場合が多いですね。私がマルゼンのワルサーP38に施した、ハンマー倒れ過ぎ防止策も、実際には全くメーカーで対策してませんし。