CATEGORY:KSC Cz75 2nd

2013年04月24日

KSC Cz75 2nd SYSTEM7 その6

今回から、いよいよカスタム内容の公開です。


KSC Cz75 2nd SYSTEM7 その6
リアシャーシからハンマー取り出す。複雑な形状してる為、ちょっとコツが要る。
ハンマー取り出した理由は、マルイのようなザラザラ仕上げから、以前のKSCのようなツルツル仕上げにする為。


KSC Cz75 2nd SYSTEM7 その6
ヤフオクに出品されてた、純正ハンマー&トリガーセットを以前落札してた。何かの役に立たないかな~ってw(パーツ落札時点では、本体入手の可能性はあまり考慮してなかったもので)


KSC Cz75 2nd SYSTEM7 その6
左手前、本体に付いてた物。右奥、ヤフオク落札品。
製造個体差だろうか、ハンマースパーの溝見ると、本体に付いてた方が潰れてる。仕上げ具合からしても、製造段階でこのようになってたのが分かるかと。
見た目優先して、ヤフオク落札品の方を仕上げ直して使用し、本体に付いてた方はスペアとして保存しておく。
ハンマーストラットのロールピン、抜く時は結構簡単に抜けたが、後になって組む時もの凄く固かった。まあ、落札品の方に組んだってのもあるけど。


KSC Cz75 2nd SYSTEM7 その6
インナーバレルに釣り用の板鉛を巻き付けた。といってもあまりガッツリ巻き付けるとアウターバレルの上下動の妨げになるので、ほんのちょっとだけ。


KSC Cz75 2nd SYSTEM7 その6
アウターバレルはピカピカ仕上げのメッキが玩具っぽさ強調してたので、スポンジやすりで軽く擦ってヘアラインを追加。

さて、以下は昨日の更新がかなり遅れた理由になるのだが・・・。



KSC Cz75 2nd SYSTEM7 その6
本体には、どの部分にも全くと言って良いほど油脂が塗られて無かった。前のオーナーはメンテには無頓着だったらしい。
で、ブローバックユニットにもグリス塗ってから、何度もシリンダーノズルを動かしてたら・・・。
目の前で、片方のスプリングが消えた。それこそ、手品のようにぱっと。

片方の引っ掛けが外れて飛んだのだが、目の前20cmで動かしてたにも関わらず、飛んだ瞬間が分からない。本当に、消えたとしか・・・。勢い付いて飛んだので、ぶつかった音が聞こえるはずだが、何も。
左(ノズル側)の引っ掛けは溝掘っておいたので、外れたのはおそらく右のブリーチ側。で、左方向を大分探したが・・・。結局見つからず。
まあ、今までも片方のみで作動してたようだし、マルイに至っては最初から片方1本のみで作動させてるから、問題無いんじゃないかと。パーツ注文も面倒くさいしw。
スプリング引っ掛けてる部分には、メーカーでネジロックらしき塗った形跡が。シリンダー外す際に一度両方外してるので、組み前に再びネジロック少量塗っておいた。

更に不幸は続くよどこまでも・・・。
リコイルスプリングガイド消失事件orz。
なぜか、他のパーツと一緒くたにしてたリコイルスプリングガイドが消滅してた。そんなに細かいパーツじゃないのに。
いくら探しても見つからない。

目の前で消えたシリンダースプリング及び消失したリコイルスプリングガイド捜索して大分時間経ったのと、見つからず茫然としてテンションダダ下がりだった為、昨日の更新が深夜に及んでしまいました。
KSCにパーツ注文すれば良いんだろうけど、それまで分解したままってのが。
リコイルスプリングガイドは旧型とは全く互換性が無い。システム7用のは、Cz75用のみどこのパーツメーカーも作って無い。発売されてから大分経つはずなのに、需要無いんだろうか・・・?旧型用はあるのに。
あるのはせいぜい、ハンマースプリングのみ。
ヤフオクに出品されてる純正パーツも、アウターバレルとかはあるけどリコイルスプリングもガイドも無し。

そこで、自作する事に。
ガイド部分は径6.5mm、基部は11mm。市販のパイプでは合うサイズが存在しない。
で、ジャンクパーツを漁ってたら・・・。


KSC Cz75 2nd SYSTEM7 その6
おそらく、エアコキに使われてたであろうガイド部分。ジャンクパーツとして長い事取っておいたが、こんな形で役に立つとは。径が6.6mmと微妙に太いが、スプリングに通る事は確認済み。


KSC Cz75 2nd SYSTEM7 その6
基部はプラ板積層。アルミ加工出来る設備は持ち合わせてないので(全て手作業)。細く削り過ぎたので、アルミテープ巻いて丁度良いサイズに。ガイドは亜鉛なので、軽く染めてある。
最初、旧型(下)とほぼ同じ長さにしたら、スライドストップ掛かるまで後退しなかったので、更に短縮。
チャンバー下のバレルホルダーピン通す穴を、3.2mmのドリルで開けてある。


KSC Cz75 2nd SYSTEM7 その6
スライドには、バッファーとしてゴム板を、スライドストップ掛かる部分には、アルミの厚い板加工した物をそれぞれ接着。ゴム板のおかげでストローク短くなったが、スライドストップはぎりぎり掛かる。


KSC Cz75 2nd SYSTEM7 その6
ハンマーは、最大に倒れた状態でもテールに当たらないように、フレームにプラ板と薄いゴム板接着。
スライド後退の邪魔にはならないし、シアもちゃんと掛かる(ギリギリだけどw)


KSC Cz75 2nd SYSTEM7 その6
スライドやフレームの成型の隙間にも、小さな鉛の粒を入れてある。あちこち錘追加したけど、重さは微妙に増えただけw。まあ、リコイルスプリングガイド自作でかなり減ったので、純正組めばもっと増えるかと。


KSC Cz75 2nd SYSTEM7 その6
スライドストップ掛かった状態。旧型とほぼ同じ位置に。


KSC Cz75 2nd SYSTEM7 その6
次回、全体画像を大きめで。塗装レシピも公開(といっても、いつも通りだけどw)




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Posted by Timm_MK2  at 20:00 │KSC Cz75 2nd

COMMENT
何番台で磨きましたか?
Posted by 774 at 2015年07月26日 11:08
774さん、はじめまして。

何番台で磨いたかという質問ですが、アウターバレルにヘアライン入れた事を聞いてるんでしょうか?スポンジやすりの、ちょっと粗めのだった気がします。なにぶん、2年前の記事なもので・・・。
下地出すほど強く擦らず、軽く押さえて表面に浅い傷を無数に付ける感じで。この辺の加減は、実践して試してみて下さい。
Posted by Timm_MK2Timm_MK2 at 2015年07月26日 21:30
返信ありがとうございます
アウターバレルのことです^^;
とりあえず300-600番台で見えないところで試してみます!
Posted by 774 at 2015年07月27日 11:02
774さん、こんばんは。

ヘアラインは曲がると見た目が残念な感じになるので、一定方向になるように。
綺麗に仕上がると良いですね。
Posted by Timm_MK2Timm_MK2 at 2015年07月27日 21:22