CATEGORY:ARES MSR-338 DE
2013年03月20日
ARES XM2010[MSR-338] その7
![ARES XM2010[MSR-338] その7](http://img01.militaryblog.jp/usr/timmmk2/MSR33880.jpg)
ストックを折り畳むとかなりコンパクトになり、持ち運びし易くなる。ただ、重さが前方に集中する為、利き手の反対側(右利きの場合左腕)にかなりの負担が・・・。
また、ブローバックするタイプと違い、折り畳んだ状態では操作出来ない(事前にコッキング澄ませてれば、1発くらいは撃てる)。
折り畳んでも、上下にグラグラするストックは萎える・・・。
![ARES XM2010[MSR-338] その7](http://img01.militaryblog.jp/usr/timmmk2/MSR33881.jpg)
展開時に強く引っ掛かる最大の原因は、金型の湯口と思われるバリ。
ストックのガタは、支点のピンとストック側の穴の大きさの差が大きい為に起こると踏んで、内側にアルミテープ接着。多少はガタが緩和されたが、ガタ少なくなったおかげでバリ当たった時の逃げが無くなり、更に深く喰い込む事に・・・。内側に盛大に傷付いたorz。
で、展開時の固定の為に残してたのでは?と思ってたバリ、実は削っても全く関係なく、展開がスムースになるだけ。
つまり、完全に余分な出っ張りだった訳で・・・。
設計段階でバリあった訳じゃないだろうし、加工の段階での盛大な手抜きっぷりは。さすが世界に誇るChina製だけの事はある、期待を裏切らないw。
わが中国の技術力は世界いちぃぃぃ(手抜きっぷりが)という声が聞こえてきそうw。
![ARES XM2010[MSR-338] その7](http://img01.militaryblog.jp/usr/timmmk2/MSR33882.jpg)
さて、レシーバー側面に貼られてたシールはいかにも玩具っぽさを主張してたので、マガジン底部に移動。
これで、レシーバーはすっきり。
![ARES XM2010[MSR-338] その7](http://img01.militaryblog.jp/usr/timmmk2/MSR33883.jpg)
次に、シリンダー分解。まずは、ボルトAssy取り出す為に長いネジ買ってきてストッパーに取り付ける。
ホームセンターに置かれてた一番長いM3ネジは30mmのだったので、それを挿し込んでからラジオペンチを頭に引っかけて下に引き抜く。
すると、ボルトAssyが後ろにするっと抜き出せる。
シリンダーヘッドは、ラジオペンチの先端を2つの穴に当てて回すと外せる(コメント欄にて情報提供あり)。
意外と緩く組み込まれてた。
![ARES XM2010[MSR-338] その7](http://img01.militaryblog.jp/usr/timmmk2/MSR33884.jpg)
シリンダーヘッドには、流量を絞るパーツが後から追加されてる。日本向け対策らしい。
思うに、このパーツで絞ってるからこそ、エアブレーキ効いたようなポスッていう発射音になるのかも?衝撃緩和に一役買ってるのでは?ピストン先端にはゴムが、その奥には更にクッションが入ってて、衝撃緩和に有効なようだ。
ピストンスプリングは、径が1.1mm。かなり強力なのが入ってる。VSR用スプリングが合うようだが、ヤフオク見るとM120から170%や250%と、パワー上げるのしか無い。それ、ノーマルVSRに組んでも余裕で法規制値超えるんじゃ・・・。法規制直後、過剰なパワーが出るスプリングは各パーツメーカーやショップで自粛してた気がするが、今は海外のパーツメーカーが幅利かせてるので、国内に合わないのが大量に出回ってるようで。
もしこれらのスプリング組み込んだ場合、パワーは規制値軽く超えるし内部パーツは確実に破損する。こんな過剰なスプリング組んでも全く良い事無いと思いますけどねー。需要あるんだろうか・・・?
当然、ウチは法を順守しますので、こんな過剰なスプリングは組む気一切無し。
ピストンとスプリングガイドは、オール樹脂製。あちこちの仕上げが酷い。
ピストンにはパーティングラインが、スプリングガイドにはゲート跡が残ってたりと、とにかく雑な仕上げ(PL目立つのは、金型の精度悪いからかと)。特にゲート跡はピストン最後まで圧縮した時にぶつかって、邪魔してた可能性がある。勿論、カッターで丁寧に切り取り。
その後組んだら、ゆっくりコッキングしてもちゃんとシアが噛むように。やはり、あのバリ(ゲート跡。プラモデルとかでランナーから切り離した時に残る部分)が邪魔してたみたいで・・・。
シリンダー関係は後でパーツ揃えるとして・・・。ストックのガタつき、軸が通る部分の隙間少なくしたけどまだガタがある。展開時のガタは特に気になる。
どうも、上下に隙間あるみたいなので、薄い金属でも挟めば解消するのでは?
![ARES XM2010[MSR-338] その7](http://img01.militaryblog.jp/usr/timmmk2/MSR33885.jpg)
そういう訳で、再び軸のピン抜く。
挟む金属板として、0.2mmアルミ板が候補に挙げられたが、0.3mmからしか無かった。ステンレス板は0.5mmから。
なるべく安くをモットーにしてる私としては、別の方法を考案した。
![ARES XM2010[MSR-338] その7](http://img01.militaryblog.jp/usr/timmmk2/MSR33886.jpg)
スチール缶切り取って使う。軸は径5mmだが、ギリギリだと組む時引っ掛かるので、5.5mmで穴開け。
![ARES XM2010[MSR-338] その7](http://img01.militaryblog.jp/usr/timmmk2/MSR33887.jpg)
適度な大きさに切り取って、ストック側に接着。
![ARES XM2010[MSR-338] その7](http://img01.militaryblog.jp/usr/timmmk2/MSR33888.jpg)
ガタが完全に無くなりました(・∀・)。折り畳んだ状態で、以前は固定用つまみが当たりまくってたのに、今は当たらない。
![ARES XM2010[MSR-338] その7](http://img01.militaryblog.jp/usr/timmmk2/MSR33889.jpg)
バリ削り取った後なので、展開はスムース。そして展開後固定した状態での基部のガタは一切無し(あ、力込めて思いっ切り動かせば多少はガタ出るけどw)。安っぽさが一気に解消しました。
・・・しかし、この隙間の多さは設計ミスなんじゃ?商品開発時に、いかに手抜きしてるかってのがモロばれですね(♯・∀・)。
以上、MSR338改修終わり!シリンダー関係は、パーツ入手後改めて。
・・・これで終わりかと思ったら、ある日突然トラブルが。
さすがChina製、ネタに事欠きませんw。
次回、トラブル対処編。
ARES XM2010(MSR338) スプリング交換
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Posted by Timm_MK2
at 12:20
│ARES MSR-338 DE
折り畳みは運搬だけの用途でしょうから、それで実際撃つなんて状況はないでしょうけどね|・ω・)
しかしいじればいじるだだけ良くなりそうな素性ですが、果してそんな時間があるのかと今の状況に疑問を感じつつヤフオク見てます(;´д`)
まだポチッちゃいなYOは聞こえないふりしてますが(´・ω・`)
このMSR338は、ネタの神様が憑りついてるんじゃないかって思えるくらい、次々とネタ起こりますw。まさか写真点数100枚近くになろうとは・・・。何枚か纏めて枚数節約しなければ、100枚余裕で超えてますのでw。
造りは頑丈だしアフターパーツも豊富(VSR用)なので、弄った分だけ良くなりますね。
今だと、これと全く同じ形状で.308win用に改修したARES MS700ってのがヤフオクに出回ってます。コイツよりも1500円安い即決価格で。
マガジンが前後に短くなってるので、ちょっとアンバランスに見えますがw。
まあ、私が行った内容で良ければ、改修承りますよー。少々の手間賃は貰いますがw(あ、ホップパッキン切らしてたw)。
自分も先日、購入したのですがストックがグラグラなんで直そうと思うのですがストックを固定?しているピンってどうやって抜けばいいのか分からないんでよければ教えて下さい。
ピンは、上から下に抜けます。
サイズの合うピンポンチ使って、ハンマーで遠慮なく叩く事w。
丁度良いサイズのピンポンチ無ければ、私のように安い精密ドライバーを加工して作るって手も。
無事にピンも抜けてストックのグラつきも直りました!
ありがとうごさいました。
わざわざ報告ありがとうございます。
素材は良いので、カスタムして素晴らしい銃に仕上がると良いですね。
PDIから、専用のカスタムパーツも出るようですし。