CATEGORY:ARES L1A1 AEG
2017年08月18日
ARES L1A1 SLR 電動ガン(Real Wood) 分解

一見して出来が良く見えるARES L1A1だが、細かく見ていくとあちこちに不具合が見受けられる。
良くも悪くも中華製品と言った所か(MSR338と製造元同じなのかも)。
レシーバーのエンドパーツ留めてるピン穴がずれてて、左から撃ちこんだピンが右のレシーバー穴のちょっと上に行き、少々盛り上がってる。

リアストックはリアルウッドだが、加工がちょっと曲がってる。
左に比べて右の固定が浮いてるように見えるが、ストック外して正面から透かして見ると、右側が低い。つまり、加工段階で偏って削ってしまってる。
リアストック取り外しには長いマイナスドライバーが必要(30cmくらい)で、手持ちに無いので買いに出かける始末。
まあ、ホームセンターのは高めなので、ダ〇ソー何店か巡って見つけ出したけど。

電動は実銃と違い、簡単テイクダウンは出来ない。
まずは、マガジンキャッチのピン抜いて外す。このピンはメカボックス前方の固定用穴を貫通してるので、必ず外す必要ある。

左右の大きなマイナスネジ(実銃の場合テイクダウン時の軸)外すとアッパーレシーバーが前方に抜ける。若干引っ掛かる場合は、このテイクダウンレバー後方に引いてロックを解除。
実銃の場合、矢印のレバーを後方に動かすとレシーバーのロック解除出来、大きなマイナスネジ支点にしてテイクダウン出来るが、電動だとメカボックスが邪魔してるのでそれだけだとほんの僅かしか動かない。このレバー、アッパーレシーバーの固定用としては機能してるが、それだけ。

トップカバーはAK同様、スチールプレス。ちょっと渋めだが、そのまま後方に抜き取れる。
レシーバーの材質は亜鉛ダイキャストっぽい。

木製ハンドガードは、ガスブロックを貫通してる固定スクリュー外すと左右に分割出来る。

ガスブロックは、下の小さなイモネジと、上のガスチューブと固定してる大きめのイモネジ、ガスチューブに捩じ込まれてるガスプラグを外すとフリーになる。銃口側のフラッシュハイダー外すとガスブロックアッセンブリは前方に抜き取れる。

アウターバレルは、そのまま左回しで外せる。あまり強く締めつけられてなかった(というか、緩めでガタあった)。
アウターバレルはアルミ製で、かなり軽め。

チャンバー固定してるアーチ状の樹脂パーツを、ネジ4本外して取り外すと、インナーバレル&チャンバー一式が後方に抜き取れる。
ボルトカバーは外すのが面倒そうだったので、左のチャージングレバー後ろに引きながらネジ外してる。

チャンバーは樹脂製。ホップはマルイ電動と同じ方式。
インナーバレル取り出すと、内側に過剰なくらい、グリスがべったりと。
ホップ切り欠きの仕上げも悪かったので、削って滑らかに、そして内部はしっかり研磨&清掃しておいた。
チャンバーパッキンは柔らかめで、ホップの出っ張りは普通。

レシーバーとエンドパーツの組み合わせは、穴の位置がずれてるというか、組み込み深さが足りて無いというか・・・。
左はぎりぎりOKだが、右のズレが酷い。
穴開けし直すか、エンドパーツの下削って下がるようにする必要ある。

ノズルパーツは先端の成型不良が見受けられる。ここも命中率に影響与える部分なので、後で交換する予定。

メカボックス外すには、まずグリップ外す必要ある。
下の木ネジ、前方のナベタイプネジ外してモーター押さえてるグリップエンドを外す。

コードの取り回し、マイナス側は無理やり曲げてる感が。

モーター軸はAKとかにも使われてるショートタイプ。Ver.2メカボックスだが、M16のとはちょっと違うようだ。

メカボックスと固定されてるグリップ外す。樹脂製と違い、金属パーツを介して固定されてる。
トリガーガードは前方にスイングすると外れる。

メカボックスが取り出せないので色々外してみたが・・・。
正直、メカボックスの固定には、テイクダウンレバーやセレクターは関係無かった。

メカボックス取り出せない原因は、このプレートが引っ掛かってた所為。
トリガー真後ろのマイナスネジで留められてるが、トリガー邪魔でドライバー全然入らない。

幸い、ネジはかなり緩く、爪挿し込んで回して外せた。
で、プレート外すと

レシーバーからメカボックス取り出せた。

メカボックス右側のコードの取り回し、固定用の爪にしっかり入って無い。
どうも爪のバリが原因か、コードが入っていかない。設計段階では問題無くても、いざ生産すると不具合だらけなのは、中華の特徴というか常識とも言える。

ピストンスプリングは、大きめの六角レンチで90度捻れば、スプリングガイド毎外せる。
メカボックスの分解・組み立てが楽になるし、ワンタッチでスプリング交換できるので、パワー調整も楽。
軸受は、モーター受けるベベルギヤのがベアリングタイプで、他はメタルタイプ。

メカボックスの分割は簡単。上のプレート前方に引き抜き、後はプラスネジ外すのみ。トルクスネジは使われてない。
横のネジ以外に、トリガースイッチ固定してるネジが下にあるので、これも忘れずに。
内部は乳白色のグリスがべったり。特にピストン周りは過剰すぎるくらいに。
ピストン周りは多過ぎると動き妨げるし、インナーバレル内部にグリスが飛び出る事もあるので、Oリングに薄く塗る程度で良いのに。
ピストンの歯は、フルティースタイプ。歯が全て金属製。後端から2番目の歯がカットされてるタイプ。
ピストンは交換するつもりだったが、これならヘッドのみ替えれば良いかも。
当然、固くて短めのピストンスプリングは要交換予定(まあ、APS電動ガンのように、純正以外のスプリングだと極端に初速落ちる可能性もありうるので、交換パーツ入手してから検証してみます)。

レシーバーのエンドパーツ、テイクダウンレバー外した後なので固定されてるピン・ネジ類は無くなった。
ちょっときつかったが、上に抜き取れた。

エンドパーツの下側削り込み、レシーバー内側の凸部もちょっと削って、固定位置を下げて見た。
まだちょっと引っ掛かりあるので、後は細い丸ヤスリで削り込む。
大体スムースに入るようになったら、改めて左からピン入れ直す。

コード固定用の爪も、細い平ヤスリで内側削り込み、コードが入るように。
このコード、一部被覆剥げてる所があるので、組む前に絶縁処理しないと。
後は、ショップに注文したパーツ待ちです。
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Posted by Timm_MK2
at 19:34
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