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2017年05月19日
山火事防止巡回とジャックナイフ
今の時期は、地元の消防団で山火事防止巡回を行ってる。地元で管理してる山の林道をぐるっと巡回する。
で、私の出番で、今年は自転車使用。いつもは車使うのだが、以前MOVEで走ってた時に車体破損した事と、部分的に轍が深い所もあってTantoだと厳しいので。去年は自転車間に合わなかったので、歩いて巡回した(2時間以上かかってる)。
自転車で巡回し始め、急な長い下り坂に差し掛かり、ブレーキ掛けながら走ってた。言うまでもないが、自転車にはエンジンブレーキが無いので、減速は前後ブレーキのみ。
バイクと違い、自転車のブレーキはリアがメインでフロントは強く掛けてはいけないのだが・・・。
(画像はイメージです)
フロントがロックしたと思ったら急に地面が回転し、一瞬の後に地面に背中から落ちてた。
前転した直後、地面に落ちるまでの間は一瞬だったが、スローモーションのように感じられた。
フロントホイール中心に車体が前転するジャックナイフは、急な下り坂で自転車が陥りやすい事故の一つ。
フロントブレーキが効きすぎてホイールがロックし、そのまま前のめりに転ぶ、勢い強いと空中で回転する。
自転車乗ってて初めての経験。昔、通学用チャリでそういう経験は無かったし、バイクでジャックナイフ起きた事も無かった。
背中から落ちたが、無意識に受け身取ってたらしく、どこも痛くない。自転車もノーダメージ(ハンドルが1回転してた程度)。林道だけど、長年の風化で砂利は土に隠れてしまってたし。
まあ、後になってから左肩に痛み感じたが、すぐ収まった。
地面に落ちる前に浮き上がった後輪と空が見えてた。
こんな感じに。
長い坂。コケた場所はここでは無いのだが、コケた時はデジカメ持ってなかったもので。
自転車だと、車で入り難い場所でも気軽に入って行ける。
車だとUターンする広さが必要だが、自転車には必要無い。
勿論、バイクの方が楽なのだが、ガソリン切れた時がきついのと、泥濘きつい場所でも自転車なら担いで行けるので。
山を1周する場合、下りがあれば当然登りもある。日陰だと地面が湿気ってたり、場所によってはぬかるんでたり。
そういう所では、降りて押す。
この自転車は前3速、後ろ7速の計21段変速だが、後ろの1段に入り難い。シフト1にしても2のギヤのまま。
これは、以前急いでた時にハンディーポンプがチェーンに絡まったまま漕ぎ出した影響もあるのかも(ポンプのホース回転部分は千切れたけど、後で直した)。
一応、シフトを前に思いっ切り回しながらだと、1速には入るけど
スーパーローでもこのくらいの坂でやっと。少し走ると立ち漕ぎしないときついレベル。
写真だと大したことないように感じられるかも知れないが、舗装路と違って地面がスリップするし、アップダウンも激しい。
また、坂自体も数十メートルとかじゃなく、数百メートル単位。いくらフロントロー、リア1速に入れても、座ったまま長時間漕げるレベルじゃない。
山道自転車で走ると大量のカロリー消費する。ダイエット目指してる方は、自転車での山道走破を試してみてはいかが?
慣れないと翌日筋肉痛で動けなくなるけど。
本格的に自転車で山道走ったのは今回が初めてだったが、さすがに体力落ちてきてる。
10代の頃は片道10kmを毎日自転車通学してたし(冬期間を除く)、結構遠くまで自転車走らせてたりしたが、基本ロードタイプなので山道は走った事無い。
20代の頃にこういう自転車あったら、どこまで走っていけたのに・・・。まあ、20代の頃は、バイクに乗ってたんですけどね。
Posted by Timm_MK2
at 21:47
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