CATEGORY:UMAREX G28 DMR
2017年04月06日
UMAREX/VFC G28 DMR GBBR DX Limited 内部チェック&実射
リアのフレームピンを抜き、テイクダウン。
レイルハンドガードにフォアグリップ付けた状態だとこのように開けないが、それらを外した状態なので90度まで開けられる。
ボルトキャリアーの造形は、かなりリアル。
材質は亜鉛ダイキャストっぽい。おそらく、HK417と共通なのでは。
SR25のようにウェイトも入れてないし、ハンマー当たる部分のバタフライ状のスチールパーツも無し。
重さは271g。
SR25(ボルトキャリアーはアルミ)より重い。
ガスルートには、なぜか左右の仕切りが。
ローディングノズル上部には、「HK417/SR25」の刻印有り。
SR25のには、ガスルートの左右仕切りは無かったので、最近になって仕様変更したんだろうか?
ノズルストッパー兼ボルトキャッチ受け部分は、スチールパーツ。
ローディングノズルが前後する部分には、かなりの削りカスが付着してた。
レシーバー側。
SR25のような軟質樹脂は入って無い。それでいて組むと全くガタが無いので、上下レシーバーの合わせ目やピン穴の位置・大きさの精度がもの凄く高いのかも。
ディスコネコターの形状は、SR25より厚め。内部パーツはHK417と共通?
ハンマー、ディスコネクター、セレクター軸、ファイアリングピン(バルブノッカー)、ボルトストップ、フィアリングピンロッカーは、それぞれスチール製。トリガーとマガジンキャッチは亜鉛ダイキャスト。但し、マガジンキャッチボタンはスチール製。
内部パーツには、必要十分なグリスが塗られてる。
アルミバッファー。
バッファーチューブナットとスリングスイベルはスチール製。
リコイルスプリングは長くて、しかもかなり強め。
ハンマースプリングも強めだったし、もしかすると、日本向けと言ってもスプリング類はそのままで、パワーだけ下げてるのかも?
もっとも、海外では134a使わずTOPガスかグリーンガスなので、134aに合わせたフローティングバルブスプリングに替えてる可能性も。
バッファーもHK417と同じか?SR25のようなスペシャルな造りでは無い。
抜く時にハンマーで叩く必要あったレシーバーピンは、なんとか指で押し込む事が出来る。
ただ、ここからかなりきつく、えいやっと力込めてやっと。
嵌めてしまった後に抜く時はやはりきつく、ピンポンチ当てて押すだけではびくともせず、ハンマーで叩き出す必要あるが。
気温23℃、SⅡS 0.2gBB弾使った初速。
ちょっと低め。
この後、弾道チェックの為に外の林に向かって実射。
ホップは最弱からちょっとだけプラス側に回してる。レイルハンドガード外したままなので、回しやすい。
1発目。なんかリコイル軽い。しかも弾が見えない。
2発目で、なぜか2発同時発射。
3発目は1発目同様、リコイル軽めで弾が出ない。
4発目も2発同時発射。
そうやってマガジン内の10発を、2回に1回ずつ、2発同時発射で終了。
マガジン内に問題でもあるのかと、バラしてみたが問題発見できず。
ノズル内部のフローティングバルブの動きが悪いのかも?と、ボルト取り出して先端から六角レンチ挿し込んで、右に回したり左に回したりしてみたが、やはり2発同時発射は度々起こる。
何度か分解繰り返して、他に気になる部分が。
ノズル前端にちょっとした潰れが。
チャンバー閉じた時にどこかに当たってるのか?
チャンバー見てみると、バリが確認出来る。
上下くっ付いたままだと作業し辛いので
フロントのレシーバーピン外す。
こっちはリアほどきつくなかった。
ちなみに、バレル根元の大きなバレルナットは、アウターバレル同様アルミ。
SR25と比較してアルミパーツが多いが、全体の体積が大きいので、それなりの重量になってるようだ。
チャンバー見やすい状態で初めて気が付いた、BB弾の詰まり。
撃った後ホールドオープンしたので、弾は入って無いと思い込んでた。
ピンポンチでBB弾押して見たが、かなりきつい。
ああ、これが2発同時発射の原因かと。
取説によると、上に回すとホップが弱くなる。
この時、樹脂パーツは後ろに下がる。
説明書に従って最弱まで回して見た時の
ホップの出っ張り状態。
これが最弱!?最強の間違いでは。
取説では、ホップ最強になるような位置に回して見る。
樹脂パーツは前に動く。
ホップ全く出っ張ってないんだけど・・・。
つまり、取説のホップ調整は、真逆。
一応、チャンバーのバリは削っておいたが、ノズル当たってた訳では無かった。単にBB弾に当たって潰れてた可能性も。
マガジンはリアルカウントで20発までで、しかもかなりフォロアースプリング強い。最初、20発入れてたので、その所為かも。
組み立てて、ホップは最弱(説明書では最強)からちょっとだけ強い方に回しておく。
0.2gでの初速は、こちら。ノズル先端のイモネジあれこれ弄った後。
マガジンはケースから取り出してちょっとだけ温めておいた。それでも30℃は無いので、再びボルト取り出して、右に少し回しておく。これで少しは下がるはず(SR25の初速調整記事参照)。
ちなみに、ホップ最弱にしても、0.2gだと20m超えてから上昇する。チャンバーばらして調整するか、あるいは0.25g以上の弾使うようにするのがベターかな?
ホップ最強状態では弾が出なかったり次弾が2発同時だったりしてたが、適正ホップだと、ちゃんと1発ずつ出るようになった。
マガジンには10発ずつ入れてたが、最終弾でホールドオープン。ただ、やはり燃費が悪い。ガス消費量は、長物GBBの中でも多い方の部類に属するかも。
気温が25℃無い状態なのと、マガジンが温めにくい所為もあって、以前SR25撃った時よりリコイルはマイルド。というかボルトの後退速度がSR25より遅い感じがする。戻りは結構早いが。
それでも、迫力あるブローバックとボルト閉鎖時のキーンという金属音は、中々に心地良い。夏場の30℃オーバーでの射撃が楽しみだ。
ちょっと長くなったので、マガジンに関しては次回で。
ちなみに、何度もテイクダンしてレシーバーピン抜き差ししたからか、ちょっとだけ抜きやすくなった。
といってもハンマーで叩かなくても良くなった程度で、力一杯押し込むのは変わらない。
アッパーレシーバー側は結構分厚い塗装されてて、一見プラっぽく見える。その塗装の所為もあってきついのかも?
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Posted by Timm_MK2
at 08:15
│UMAREX G28 DMR
ローディングノズルの仕切りはおそらく最近の変更なんでしょうね。
自分のもなっていませんでした。 整流効果でも狙ってるのかな?
ロア周りはオートシアが無いだけで、見た目では417と共通っぽいです。
417系はアッパーのピボットピン部左右にガタ防止の○ゴムが貼ってあるんですが、G28には最初から無いんですね・・・それでいてガタが全く無いという事は、G28でピン周りのクリアランスを修正してるのかも・・・もしくはTimmさんの仰るとおりアッパーの塗装の厚みがある関係で、いい具合にガタが消えてる可能性もありますね。
何はともあれ羨ましい部分です。
トリガーの所のナンバーですが、2017年お2月何日製造の意味ではと
推理しました。 この考えいかがでしょう。
しかしVFCはすごい会社ですね、417A5も楽しみです。
整流効果の可能性高そうですね。ガスがNPASのイモネジに当たる前に左右に分けるのが狙いなのかも。
しかし、かなり薄い仕切りでノズルと一体成型なので、金型の精度はもの凄く高そうです。
G28、限定版という事でコスト上げても品質重視にした可能性高そうですね。HK417はコスト削減?でも、今後の最新ロットでは(2017ver.とか)、ゴム無しで出すかも?G28のノウハウありますので。
トリガーの番号、製造年月日説が有力ですね。なんか、食品みたいですが・・・。
消費期限とかもあるのかな?
コスト掛ければ、日本製品顔負けの出来の良さが可能という事が証明されましたね。日本の場合、人件費もそうだけど金型の税金や法人税が高いってのもありますね。中小の製造業をないがしろにして大手ばっかり優遇した政策のツケがこのざまって感じです。
海外に製造業で抜かれる日は、そう遠くない気がしますね。