CATEGORY:アンティーク・トイガン
2022年02月05日
マルシン M1932 金属製モデルガン
ヤフオク落札品。
昔、フランクリンミントから発売されてたMauser M1932、マルシンの金属製モデルガン Mauser M712がベースと思われます。
マルシンのM712の金属及び樹脂のモデルガンは、ハンドガンタイプがPFCのブローバックモデルで(HWのダミーカートモデルもあり)、カービンタイプがダミーカートモデル。
こちらはディスプレイ専用のダミーカートモデルとしてリリースされました。
同社の金属モデルガンとの違いは、ダミーカート化の他にエンブレムの追加と、本体以外のパーツが黒(金属モデルは、本体以外はシルバー)。
経年劣化が感じられる中古品。箱はちょっと汚かったので、ウェットティッシュで軽く拭いた。
飾り額の裏側は、タールのような黒くて粘りのある黒い物体が角に付着してた。出来るだけ取り去ったけど、完全には無理。
出品者も、もっとちゃんと取り除いてくれれば良かったのに・・・。
開封直後は、マガジン挿した本体とカート1発のみ。他は一切無し。
残りのカートはマガジンに入ってました。
箱はちょっと汚かったが、本体は曇りや錆・傷も無く美品状態。
カートはちょっとくすんでたけど。
マガジンからカート抜いてホールドオープン。独立したボルトストップが無いので、マガジンフォロアー後部でボルト止めてる。
マガジンを引き抜くと、ボルト前進する。
(後から気が付いたが、ダミーカートの入れる向きが逆。この状態だと取り出すのに一苦労)
エキストラクターが無い。ちなみに、商品説明欄にはこの点は一切書かれて無かった。
>もらいもので詳しい知識がないため、動作確認は行っておりません。
カートのエジェクト出来ないので、確認も無理でしょうね。
ボルト引いて気が付いたが、ボルトをある程度引いてからレシーバーが後退する。
MGCのモデルガンは、ボルトとレシーバーが一緒に後退してからボルト下がってたので、違和感が。
ブローバックモデルならともかく、ダミーカートモデルなのにロッキング省略してるのか?
分解してチェック。
ロッキングブロックの上が削られたかのようになってて、ボルトの溝と噛み合わない。
構造自体はリアルで、ロッキングブロックの形状がまともなら、実銃同様のショートリコイルが再現されたはず。
ただ、ネットでパーツリストの画像検索した感じだと、ダミーカートモデルのロッキングブロックも上がカットされたような形状になってるので、リアルロッキングは不具合あって見送ったのかも?
分解時にポロっと落ちてきたパーツは、ファイアリングピンの先端だった。ダミーカートモデルなのに発火モデルのようにファイアリングピンが突き出す仕組み(リコイルスプリングガイドを兼ねてるファイアリングピンと、カートを叩く部分は別パーツ構成)。
前のオーナーがカート装填した状態でパチパチ遊んで、折ったのかも?
このモデルガン、パーツの構造や形状は物凄くリアルで、後に販売されたガスブロとは雲泥の差。
なぜガスブロで同じ構造に出来なかったのか?まあ、バルブノッカー通すという点もあるにせよ、リアサイトは同じに出来なかったのだろうか?
マルシンのガスタイプのM712(固定ガスとガスBLK)のリアサイトは支点をピンで留めるタイプで、肉厚が薄くなり最も壊れやすいパーツと化してる。
買って数年で確実に折れる。モデルガンのように、挿し込み式(Kar98kのリアサイトと同じ構造)に出来なかったんだろうか・・・?
足りないパーツの入手方法は、地元の模型店から注文するか(以前、スーパーブラックホークのパーツを注文した事あり)、ネット通販。
エキストラクターは必須として、クリップと、リアサイトの位置決め用パーツ(リアー・サイト・リーフ)も必要。
マルシン工業のホームページのお問い合わせ欄からパーツ注文し(送金は現金書留)、届いたエキストラクターを装着。
ちょっと出っ張ってるけど、ボルト前進時はきちんと閉鎖します。
ただ、クリップ挿すのに邪魔になりそうなので、挿す場合はボルト引きながら。
カート入れて排莢出来るか試してみたら、なぜか引っ張り出せなかった。
エキストラクターとボルトヘッドには結構隙間空いてるみたいで
カート自体もなぜか奥まで入らない。これ、ファイアリングピンで押される分、余裕持たせてるのかも?
発火モデルとパーツ共用してるからかな?ダミーカート専用ボルトとかもあって欲しかった。
カートのクリップへの装着はかなりきつく、中央まで挿し込むとカートの括れてる部分に傷が付く。
まあ、目立たない部分だし、おそらく今後は使わないので(MGCのC96のような構造ならともかく、こっちはマガジン取り外せるので)。
グリップは、プラかと思ってたら木製に塗装らしい。もっと木目感じる塗装にして欲しかったですね。
エキストラクターとクリップと同時注文したリアー・サイト・リーフは、金属モデルガン用を注文したのでシルバーだった。まあ、折れた時のスペアとして入手しておいたので、組まずに取って置く。
この構図がお気に入り。
金属製MauserはMGCのがあるが、マルシンのは想像以上に良い出来でした。これでロッキングがしっかりしてれば100点満点だったのに。
ガスガンは実銃界の最新モデルばっかりモデルアップされてるし、こういう古い銃のファンの私としては、再びモデルガン熱が再燃した感じです。
ヤフオクで物色しまくってますので。
WEから出てるワルサーP38やルガーP08やコルト25オート、ブローニングハイパワーもAWブランドで樹脂モデルとして出して欲しいですね。
特にP38は日本で人気高いので。
あと、ブローニングM1910もガスBLK化希望。
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