CATEGORY:CMC Kar98k

2019年03月13日

CMC Mauser Kar98k 分解メンテナンス

CMC Mauser Kar98k 分解メンテナンス
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仕上げ直しの時に一度分解してるのだが、長持ちさせる為に徹底的に分解してみる事にしました。
前回分解しなかったボルトも、今回は完全分解。ボルトスリーブ(ボルト後端のパーツ)を反時計方向に回すだけで外れる。その際、コッキングピースとボルトスリーブストップが引っ掛かるので、押し下げながら回す。
ガスガンと違い、モデルガンのスプリングは実銃に近いテンションなので、かなりの力を要する(おかげで指が痛くなった)



CMC Mauser Kar98k 分解メンテナンス
CMCのモデルガンは、チャンバー部分はレシーバーとは別パーツで、チャンバーのすぐ先のレシーバーは塞がってる。



CMC Mauser Kar98k 分解メンテナンス
激発時の発火ガスは下のバイパス通って銃口側に抜けるようになってる。
ただ、このように迂回させてるのと、ガスが抜けるとは言え銃身内部は半分塞がった状態なので、炎が見える事は無い。
銃身内部は半分塞がったスチールインサートが鋳込まれてるので、無理に穴開けようとすれば銃身自体が破損する仕組み。



CMC Mauser Kar98k 分解メンテナンス
レシーバーと銃身は別パーツで、ネジで抜けない様に固定されてるのだが、この個体は経年劣化もあって固着してて、どんなにやってもびくともしなかった。無理に外そうとすれば確実に壊れるので、くっ付いたままにしておいた。



CMC Mauser Kar98k 分解メンテナンス
カート先端の火薬を発火させる為のデトネーターはネジ込まれてるだけ。発火させる気は無いし、専用カートも無いので、ダミーカートが入るように、デトネーター外しておいた。



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チャンバー&バイパスパーツは、前の長いネジで固定されてるだけ。あとはまあ、上のリアサイト部分から、小さなネジで。
後ろのネジは、カバー留めてるだけ。



CMC Mauser Kar98k 分解メンテナンス
実銃とは違い、2ピース構造のファイアリングピン。スプリングが巻き付く部分はスチールで、前のパーツも軸部分のみスチール製。



CMC Mauser Kar98k 分解メンテナンス
ボルトスリーブにこのように通り、コッキングピースは90度回転させて後端に固定される。



CMC Mauser Kar98k 分解メンテナンス
スプリング止めるEリングは2枚重ね。交互に重ねて空いてる部分を補っている。



CMC Mauser Kar98k 分解メンテナンス
ファイアリングピン前パーツは、ボルトのイモネジで抜けるのを防いでる。
カートを叩く部分は中央を避ける構造になってて、材質は亜鉛。



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今後、火薬使って発火させる事はしないので、シアへの負担減らす為にファイアリングピンスプリングを弱いのに替えてみたが・・・。
組み付けた後で確認したら、内部抵抗が結構きついのか、スプリングの反力が弱すぎて後退位置から全く前進しなかった。。結局元に戻した。



CMC Mauser Kar98k 分解メンテナンス
外した時の最初もそうだったが、組み付け時も最後辺りでかなりきつい。その原因の一つがセフティの出っ張り。
回すとボルトの回転ロックするが(正確には、ボルトとボルトスリーブの回転をロック)セフティオフの時でもボルト後端に当たってる。ここも削って回転阻害しないようにしておいた。



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エキストラクターはスチールプレス。これは実銃とは若干形状違うが、きちんと役目果たしてるし、耐久性も問題無い。
取り外し方法は実銃同様、前方にスライドさせてエキストラクターカラー(ボルトに巻き付いてるリング状のパーツ)から外すだけ。
組み付けは、逆順で。



CMC Mauser Kar98k 分解メンテナンス
ボルト先端のロッキングラグは、上下のリセスにしっかり噛み合う構造になってる。現在発売されてるカート式のエアソフトガンもロッキングするが、噛み合い始めが実銃同様に斜めになってるのは、モデルガンのみ。
勿論、実銃はチャンバーが分割されたりしてないが、仕組みは同じ。
ロッキングラグの摩耗状況から察すると、上で強く噛み合ってて、下はほとんど力掛かって無い。まあ、下は完全固定されてる訳じゃないし。



CMC Mauser Kar98k 分解メンテナンス
トリガーとシアのメカニズム。トリガー引くとシアが下がる構造は、ごくシンプル。
ちなみに、これも実銃と全く同じ。 kar98k partslist で画像検索すると、実銃のパーツリストがいくつかヒットする。それ見ると、CMCのKar98kの再現度がいかに高いか分かる。ファイアリングピン以外は実銃をほぼ完璧に再現してると言える。
ちなみに、CMC Mauser K98 Instruction Manual というのもヒットするので、取説無くても分解メンテの参考に出来る。



CMC Mauser Kar98k 分解メンテナンス
バットプレート外すと、まっさらな木部分が露出する。
使ってない小さな穴があったので、そこに外したデトネーター仕舞っておいた。



CMC Mauser Kar98k 分解メンテナンス
バヨネットラグとリアバンド(実銃パーツリストによると、後ろのはロアーバンド、前のはアッパーバンドで、バヨネットマウントとアッパーバンドは別パーツ。トイガンはなぜか全て一体成型ばっかりだが)は銃身から取り外せなかったので、ストックから外した時に銃身に巻き付かせたまま磨いてブルーイング。バレルも、その状態で磨いてブルーイング。



CMC Mauser Kar98k 分解メンテナンス
マズル部分も同様に磨いてブルーイング。先端内部はインサートの関係もあって、均一には仕上げられなかったが。



CMC Mauser Kar98k 分解メンテナンス
一部、表面に亜鉛崩壊あったので、そこは完全に仕上げられなかったが。あと、外せなくてやりにくかったので、バヨネットの溝もほとんど手つかず。クリーニングロッドは、錆残ってた部分も再び磨いてブルーイング。



CMC Mauser Kar98k 分解メンテナンス
チャンバーと前側も、出来るだけ磨いてブルーイングし直した。



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リアサイトも同様に。
スライド部分は白濁したまま染められなかったので、そのまま。下は細いパーツでしかも強めのスプリングテンション掛かってるにも関わらず、40年経っても折れて無いのは当時の材質が良いからかも。



CMC Mauser Kar98k 分解メンテナンス
ボルトハンドルも染め直し。ただ、握りの丸い部分は手で触ると黒染め落ちてきた。やはり、経年劣化で黒染めの定着力も落ちてるようだ。最近製造された物と違い、綺麗に出来なかったけど、古い銃の雰囲気が醸し出されてかえって良い感じかも。
ボルト内部の分解清掃や各部の仕上げ直しのおかげもあって、以前より作動がスムースに。トリガープルも少し軽くなりました。

モデルガン史に残る名作なので、永く大切にしたいと思ってます。





CMC Mauser Kar98k 分解メンテナンス
最後はMauser同士で。                   





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Posted by Timm_MK2  at 21:55 │Comments(6)CMC Kar98k

COMMENT
こんにちは。
すごくリアルな金属部品の表面仕上げで、
素敵な雰囲気に仕上がりましたね!
眺めているだけで、満足出来そうです。
Posted by 松本市在住 at 2019年03月14日 11:07
松本市在住さん、こんにちは。

入手当初と比べると、別物のようになりました(主に金属パーツが)。
磨けば磨くほど輝く、宝石のようなモデルガンです。まあ、元の出来が良いからこそ、年月経ってもここまで復活したんでしょうけど。
弾が出なくても、満足度はかなり高いですね。
Posted by Timm_MK2Timm_MK2 at 2019年03月14日 12:34
こんばんは。

3月7日のブログ画像と比べるとかなり印象変わりますね。全体的に粉を吹いて白っぽくなっていた金属部の色艶が戻ってくるのを見て「おおっ!!」と声が出ました(笑)
これが塗装だとなんだか味気ないし、やはり染めがしっくりきますね。
しかし、ここに至るまで結構重労働のような・・・お疲れ様でした。
Posted by ukkarimangoukkarimango at 2019年03月15日 22:10
ukkarimangoさん、おはようございます。

金属パーツの染めの色合いは、塗装で表現するには困難ですよね。あの独特な透明感とか、金属の冷たさとか。

亜鉛パーツは古くなると染め上りがイマイチな感じですね。最近染めたS&TやDOUBLE BELLと比べると良く分かります。ま、鉄パーツは古くても錆さえ落とせば、綺麗に染め上りますが・・・。
Posted by Timm_MK2Timm_MK2 at 2019年03月16日 08:00
おはようです。(^_^)
98Kのレスト凄いですね(^_^;)
しかし増えましたなぁ、自分もタナカのコッキングに始まり、ガスボルトのマウンテントルーパー、果てはマルシンとVSRの掛け合わせとかありますが、さすがモデルガン、リアルですね(^_^;)
エアガンにない構造再現ってのがまたいいですね(^_^)
最近は外形さえ再現されてればいいと言う風潮?なんですかね(^_^;)
なかなか中身そっくりは、なんかに抵触するのかな(^_^;)
Posted by roadbuster at 2019年03月16日 08:03
roadbusterさん、こんにちは。

エアソフトガンだと、実銃の構造再現には限界ありますからね。実銃のメカニズムの勉強としては、モデルガンは最適ですし。
それでも、最近のガスブロはチャンバーやボルト又はスライド内部を除いて、実銃の構造を忠実に再現した製品が多いので、モデルガン派にも満足されてるみたいですし。
電動は外観のみですが。
エアコキも、カート式はモデルガンに近いですね。ガスボルト式でカート式だと更に。

同じモデルガンカテゴリでも、海外のは外観のみって感じですね。まあ、あちらは飾る専門ですけど。中身までそっくりに再現するのは、実銃所持出来ない日本独特の文化っぽいですし。
Posted by Timm_MK2Timm_MK2 at 2019年03月16日 12:01
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