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2018年10月27日
居合刀購入
以前から模造刀に興味持ってて1本欲しいと思ってましたが、中々購入には至らないでいました。
初めて買うのは安物じゃ無く、それなりにしっかりした造りのが良いと思いまして。
で、模造刀は見た目が良くても振り回すのに向いてない。ちょっと素振り繰り返すだけであっさり曲がる。これは刀身の材質が強度が全く無い亜鉛ダイキャストだからで、完全に観賞目的のみ。素振りには向かない。
で、アマゾンで色々物色してたら、「居合刀」なるものを発見。模造刀よりは高いけど、素振りOK。居合道という日本独自の武道に用いる刀で、模造刀のように刃は無いけど材質が異なり、製造方法も違う。
また、高級なのだと刀身以外は本物の刀と同じ材質・造りで、所有欲も満たされる。
初心者向けだとアマゾンで16000円から24000円くらい。3万だとそれなりに見栄えも良い。
Tポイント使えるYahoo!ショッピングで探したら、セミオーダーでそこそこ良いのを発見。ちょっと高めだが、後悔しない為に思い切って注文。製作に4~6週間かかるとの事なので、注文後暫く待つ。

約1か月と1週間ほど経ってから、長い荷物が到着。
ショップから発送連絡来てないんだけど・・・。
購入したショップは、京都にある東山堂という専門店の、Yahoo!店。

外箱開けると更に箱が。

検品表。
各項目にしっかりチェック入ってます。

プチプチ開けると刀袋に入った状態の本体が。

刀袋から取り出すと、鞘には更に保護材巻かれてた。

鍔と鯉口が当たる部分には、厚い紙製の緩衝材が。

刀身は綺麗。
「はばき」は一般的な金色では無く、黒っぽい色合い。まあ、材質は同じ(銅合金)だと思われるが。
この鍔の形状が気に入って、この刀に決めたようなもの(いくつか選べる)。

オーダーは以下の通り。
居合刀「天龍」
刀身の長さ(2尺6寸は追加金額有り):2尺3寸5分
刀身の種類(幅広刀身は税別追加金額有り):標準刀身(2尺4寸5分まで)
鞘塗り:黒石目
鍔:笹透かし
縁頭・目貫:梅縁頭・山椒目貫
樋彫り(追加金額):通常樋(+0円)
納期(受注生産):製作に約4〜6週間
37,800円
同じショップに初心者向けの「登竜門」というのがあり、この「天龍」は、その上位版という扱い。
そっちの方が遥かに安いんだけど・・・、こっちに決めました。
刀身の長さは、既製品のほとんどが2尺4寸5分。成人男性の平均身長なら問題無いかも知れないが、私ではちょっと長い。なので、1寸短めに。

刀身はアルミ含んだ合金を砂型鋳造。その後仕上げてメッキ加工。かなり手間掛かってて、量産には向かない。なので製作に時間がかかる。また、真剣と違い錆びる事は無いが、メッキは水分嫌うので、刀油を薄く表面に塗っておくと良いらしい。こちらもちょっとだけ塗られてた。表面のぶつぶつは、鞘内部の木から。鞘の内側は削った木の表面そのもので、特に処理とかしてない。
刃文は、日本刀なら波型が一般的だが、こちらストレートタイプ(刃紋という表記が良く用いられてるが、正しくは刃文(読み方は一緒)と言うらしい)。

先端は尖ってる。
刃が無く、切る事は出来ないが突き刺す事は可能なので、人に向けないよう注意する必要ある(模造刀使った事件が起きたばかりだし)。

鞘に納めた状態。
下緒は独特の結び方で、ネットで調べたけど、解いたら元のように結べそうにない。
まあ、その内練習してみるけど。
運搬時は刀袋に入れるが、居合道の道場や試合会場入りの時は専用のキャリングバッグに入れて持ち運ぶのが一般的らしい(電車の中で刀袋下げてる人も居ないだろうし)。
・・・ライフル用のガンケースじゃダメかな?

現物手にして初めて知ったのだが、柄に埋め込まれてる目貫という物、単なるアクセサリーではなく重要な役目があるらしい。

左右で位置が違う。柄を握った時に、指の腹が当たってしっかり握り込めるようになってる。
詳しくは、「日本刀 握り方」で検索。柄巻が菱形なのも、指の腹を当てて滑り難くする為(銃のグリップのフィンガーチャンネルのようなもの)。
最初、この握り方知らずに、柄に対して手首が直角になるように握って素振りしてました(所謂バット持ち)。
なので、最初は振る度に手首に負担が・・・。正しい握り方だと、手首に負担あまり掛からないですね。ルガーP.08を握った時の感触に似てる・・・(14年式が刀に近い握り方出来るのは、そこから来てるのかも)。

安物の模造刀だと柄の材質はプラスチックだけど、こちらは本物同様、朴の木に鮫皮を巻き付けて、その上に柄糸を巻き付けてる。最初、石英の砂くっ付けたように見えたが、鮫皮とはこういう物らしい。鮫と言えば、食卓に並ぶ鮫肉しか見た事無かったもので・・・。
剣の柄に巻く物と言えばまず牛革が思い浮かぶが、昔の日本では牛は農耕用で食べる習慣無かったし、日本は海に囲まれてるので海産物の鮫皮の方が多かったのかも?
ちなみに、本物の日本刀は柄から刀身取り外せるようになってるが、居合刀は無理に外すとガタガタになるので、基本的に分解不可。修理は購入ショップに持ち込むしかない。

柄頭の装飾。

縁の装飾。
切羽というパーツで鍔抑えてる感じ。
日本刀は西洋剣と違い、パーツ点数多い。刀身自体も「棟金」「心金」「側金」「刃金」を鍛冶スキルでくっ付けて生成してる。現代でも刀鍛冶は居るが、100万ほど製作費用掛かるようだ。まあ、機械加工じゃなく全て手打ちなので。
ちなみに、昔作られた日本刀は美術品扱いなので、届出さえしてれば、特別な許可証無くても所持出来る。かといって、外に持ち出したり抜き身で街中うろつくのは犯罪だけど。
同様に、古式銃も、特別な許可無くても所持可能。金属薬莢使わない、先込めの銃のみ。火縄銃、フリントロックは勿論、パーカッション式のリボルバーも。まあ、程度の良いのだと高級外車と変わらない値段だし、撃つとなると手続きが面倒になる(火薬使うので)。全く撃たずに眺めるだけなら所持可。
ちょっと脱線しましたが・・・。

鞘から抜く行為を鯉口を切ると言うが、結構きつく、左の親指で押しながらじゃないと抜けにくい。で、時代劇とかである、鍔鳴りもしない。なんかきついので、はばきの部分にちょっとだけトイガン用オイル(シリコンじゃないヤツ)塗ってみたら、スムースに抜き差し出来るように。ただ、塗り過ぎると緩くなるし、木の材質も痛む。
その内、刀油買ってしっかり手入れします・・・。
初めて手に入れた刀(の模造品)、セミオーダーなので、既製品よりも愛着が湧く。
そして、手にして知った事は、意外と刀身に厚みがある事、そして構えるとすごく長く感じる事。曲がり・歪みは全く無く、綺麗の一言。
そして、刃が無くても凄味があり、現物見て頭に浮かんだのが「大きな刃物」。こんなもので切りかかれたら、逃げるしか無いわ・・・。
鉄より軽い合金製でも、振ると筋肉に負担かかり、最初嬉しくて振ってたら、翌日以降、背中の筋肉が痛い・・・。普段使わない筋肉使った所為かと。
また、正しい握り方だと余計な力は要らないが、それでも握力はあった方が良い。大刀は両手で持つ事を前提に作られてるので、片手で振るのは困難。漫画とかで鞘から高速で抜き放つ居合斬りとかあるが、実際無理。まず、鞘の内側削れるし、片手で振るには尋常じゃない握力が必要。両手持ちで素振りするだけでも握力が鍛えられるので、昔の武士は、皆最低でも80kg台の握力はあったんじゃないかと。剣豪クラスだと100kgオーバー!?
まあ、居合道自体、高速で抜き放つというのは無く、正確な型と所作を競う競技。切るのは居合抜刀道という、別の流派がある。こちらも、抜く速さを競う競技じゃない。
まあ、昔は目に見えない速度で抜刀行う達人も居たらしいが、それでも抜く所作のみで、切るのは両手で構えてから。
今の所、道場に通う予定無し。というのも、一番近い道場で片道100km近くあるので。また、本物の日本刀買う予定も無し(お金が無い)。室内でも、気を付けないと周りや天井に当たるので、かなりコンパクトに素振りしてる。それでも、正しい握り方が身に付くので、ほぼ毎日行ってる。
刀台や、刀油もその内買わないと・・・。
セットになるよう脇差も欲しい所だが、居合道では脇差使わない。まあ、こっちは安い模造刀でも良いかも。刀台に飾るだけだし。
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久しぶりにのぞいてビックリです。私も同時期に模造刀を買いました。
私のは、年季の入った中古品ですけど・・・価格も10分の1?
刀掛けも中古で、500円の二振り掛けと1000円の一振り掛けを
揃えてしまいました。只今お気に入りが大小で三振りと、予備が二振り。
ウチのはセミオーダーなので、完成までに約1ヶ月かかってますね。中古の模造刀ならすぐにでも入手出来たかも知れませんが、最初の一振りは拘りたかったので。
安い模造刀だと、飾るのみですが、つい数揃えたくなりますよね。私も次に買うのはいくつか目星付けてますが、観賞のみの模造刀にするか、ちょっとお高い居合刀(今回買ったのよりは大分安い)にするか迷ってます。
まあ、その前に飾る場所も確保しないと・・・。