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2018年04月11日
3Dプリンター 進捗状況

マルイ グロックマガジン用マガジンベースを作ってみました。
左から、順に形状修正していった結果。まず、挿し込んでもきつくない状態に形状修正。最初はきつくて左右の嵌め込みが剥離したり。一応、マガジンベース嵌る部分はノギスで測定し、0.05mm単位で形状データ作成。
で、何度かプリントと形状修正繰り返し、丁度良い感じにしたら、ストッパーが入る穴の形状作成。これも、プリントと形状修正繰り返して。
プリント時間短縮の為、0.2mm積層でプリント。

プリント後、プラットフォームシートへの喰い付きがきつくて剥がすのに一苦労なので、右の最終形態は中ほどを凹ませてみた。プリント中は剥がれず、プリント後もあっさり剥がれる。
右端とそのすぐ左の違いは、底の凹みの有無のみ。

ロングマガジン用マガジンベースは中が空洞。

マガジンベースが大型化し、中々良い感じ。
形状は大体OKなので、後はABSでプリントするのみ。
ここまでが、先月での話。

今月に入り、やっと新たに購入出来るように。
で、早速Yahoo!ショッピングでABSフィラメント黒を購入。
アマゾンだと黒のみ他よりかなり高く、Yahoo!ショッピングの方が安かったので。

しかし、リールの幅がありすぎて、ホルダーからはみ出す始末。
ポチる前に、リールの幅をしっかり確認すべきだった・・・。

仕方ないので、付属のPLAフィラメントを全て取り出し、ABSフィラメントを付属のリールに巻き付けていく。
巻き付けは、フィラメントのよれが原因で結構苦労した。PLAよりも折れやすいし。
ある程度巻き付けて一旦終了。ABSフィラメント1kgの内、300gくらいは移せたかな?

巻き付けは結構適当だったが、問題無くインストール出来た。

で、PLAで作った形状データそのままでプリントしたのが左。勿論、ABSに合わせて、ヒートベッド温度やノズル温度を上げておく。
最初はPLAで最後に作ったような、中ほどに凹みがあるのをプリントしたが、プリント途中で剥がれた。なので、凹み無しのを使用。
次に、底の形状斜めに。下が斜めだと造形できない(サポート材を同時出力出来るプリンターなら可)ので、底をヒートベッドに付けて、上を斜めにプリントするような感じで。
0.2mmだと結構荒いが、0.1mmにすると単純にプリント時間が倍掛かるので、まず0.2mmでプリントして形状確認する必要ある。
ABSはPLAに比べてノズルから出た後の収縮が大きく、この例だと白濁化してる部分がヒートベッドに喰い付いてる。底の黒い部分、特に後ろの角は造形途中でも浮いてる(なので、中央凹んだ形状は、途中で剥がれる)。

右の上下水平積層タイプは上面そこそこ綺麗に仕上がるが、真ん中と左は上面が斜めに積層されてるので、真ん中の0.2mmは特に段差が目立つ。左の0.1mm積層だと、ぎりぎりOKなレベル。
まあ、プリント時間が、0.2mmだと40分、0.1mmだと1時間30分掛かるので(0.1mmの方は、プリントスピードも下げてる)、仕上げ以外では0.1mm積層使えないけど。それに、実際にはプリント時間にヒートベッドとノズルの予熱時間も加算されるので、0.1mm積層は実質2時間費やす。
こんな小さなパーツで2時間だと、このプリンターの最大サイズ(300mmX300mmX320mm)の場合は、一体何十時間掛かるやら・・・。

それぞれ、ノーマルマガジンに組んで見た。斜めの方は、ロングマガジンのマガジンベースを大型化したような感じ。

G18Cとの組み合わせ。
色が黒なので、白のPLAよりも似合ってる。

斜めの方。
中々良い感じに。

WEのG19カスタム。マグウェルにぴったり合うマガジンベースが付いてたが、こっちの方が見た目が良い気がする。
ちなみに、マガジンベースは無加工で組み付けれた。

マルイとWEのグロック、マガジンの外寸はほぼ同じだが、マガジンガスケットの形状が違う為、完全互換ではない。
マガジンベースも、WEのはマルイマガジンに組めるが、マルイのマガジンベースはWEにはきつくて入りきらなかった。
でも、プリントしたマガジンベースはどちらにも組めたと言う・・・。

再び形状修正。BELLのG34カスタムのマガジンベースを参考に作ってみた。
ちなみに、BELLのグロックはマルイとマガジン完全互換。マルイのマガジンがそのまま使える(知り合いのを拝借して確認)。

そのグロックにマルイのマガジン使えるようにと、これ作ってみた次第。なにせ、マルイの純正マガジンベースが付いたままだと、きちんとマガジン挿せなかったので(ロングマガジンならベース当たらないので問題無し)。

ABS樹脂なので、プリント後も普通のABS同様、削る事が出来る。深く削ると穴開くので表面だけに限られるが(角を小さく丸める程度ならOK)。PLAは粘りがあって削れにくいが、ABS積層は金属やすりやペーパーやすりで普通に削れる。

ロングマガジンとの組み合わせ。大型のマガジンベースで迫力増してる。

G19のマガジンのようにノーマルよりも短いタイプは、下が斜めになってる(ノーマルマガジンは、ほぼ水平)。
先ほどのような前後斜めのタイプを組むと、かなり後ろに曲がった感じになり、見た目が宜しく無い。
なので、少し前の形状の方が合ってる。
まあ、形状データを弄ってG19用マガジンに合う形に修正するのは簡単に出来るけど。
それは、マルイからG19が発売されてからやってみます(なので、早く発売して欲しい)。
一度形状が決まれば、量産は容易。但し、プリント時間が結構かかる。
材料費はそれほどでも無いが、プリント時間に費やす人件費が膨大(もしプリントしたのを販売する場合)。
なので、プリントしたのを売る気は無し。DMMに登録する事も考えたが、向こうで販売した場合、普通に製品として出回ってるのと変わらないか、それ以上の値段になる可能性も。なので、委託も却下。
その内、どこかのサイトでSTLデータのみ、格安で販売するかも知れない(まあ、もっと形状データ作成してからの話ですが)。
ま、知り合いに依頼されたら、その限りじゃ無いですけどね。銃パーツに限らず、色々作る予定なので。ABSなら強度も十分だし(PLAよりもかなり強度高い)。
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マガジンベース、なかなかの出来ばえみたいですね(^_^)
3Dプリンターも使いこなしてるみたいで、また野望?に一歩近づいたみたいですな(^_^)
こちらはとりあえずマルイのスプリング系を入手しました(^_^)
ただアウターバレルに引きバネを仕込みのは難しいかなと思ってます(´・ω・`)
PLAに比べてABSは収縮時の歪みも計算に入れないといけないので、設計通りにはいかないですね。ただ、後加工が容易なので、プリント後に加工して合わせるって手も。
アウターバレルへの引きバネ追加はミニルーター無いと厳しいですね。引きバネ自体はホームセンターに行けばありますが、細いのは扱ってる店が少ないです。