CATEGORY:アーチェリー
2021年03月19日
海外通販と新しい趣味
自他共に多趣味で、私自身、散財が激しいのは自覚してますが・・・。
また散財しそうな趣味に目覚めてしまいました。
きっかけは、マック堺さんの動画で、玩具のアーチェリーを楽しそうにレビューしてるのを見て、ちょっとアーチェリーやってみようかなって思い立ちました。
それから、怒涛の散財コースが。

こちら、マック堺さんが動画で楽しくレビューされてた、池田工業社の弓矢セット。この赤いゴムが意外なほど伸びて、結構遠くまで付属の矢を飛ばします。
まあ、吸盤タイプはそんなに飛びませんが。

腕のリーチの限界ギリギリまで引っ張ってもゴムは切れません。ただ、そこまで引っ張ると意外と力が要るので、小さなお子様だとあまり遠くまで飛ばせないですね。
笛付き矢を20m先の的に向かって射ってみましたが、全く当たりませんでした。マック堺さんがどれほど上手に飛ばしたかが、良く理解できましたね。
私のは常に地面に直滑降でしたので・・・。
さて、ここからが本格的な散財コース突入です。
まずは、アマゾンで検索して、一目見て気に入ったリカーブボウを買いました。約17000円。

60ポンドで、めちゃ強力。弦を弓に張るのに一苦労です。
なので、ツールやら色々買い揃えました。カーボンアロー24本も込みで8000円ちょい追加。
弦の張り方、弓の構え方等は、YouTubeで検索して、動画観ながら勉強しました。
正しい姿勢じゃないと、60ポンドは引ききれません。というか、慣れない筋肉の使い方したので翌日の筋肉痛が・・・。

大きさ比較兼ねて(比較用のKar98kと。ライフルスタンドは、100均の材料のみで制作した物。撮影したのは最近なので、記事と写真は時系列が合ってません)。

ほぼ毎日引いて、大分引き方も慣れてきました。

山まで出向き、いざ、外で射ってみたら、10m先の畳半分程度のダンボール箱にすら当たらない。どうやら、アローレストというのが必要らしい。また、弓弦ノックという、矢のノック部分を挟み込むように弦に取り付ける金属製のパーツも付けてないので、レスト無しで左に逃げる&弓弦ノック無しで上下に逃げるで、まともに飛ばなかったようだ。
ただ、このボウのハンドル部分には、そういうアタッチメント付ける部分が存在しない。所謂、ネイキッドボウという種類のようだ。
外観の美しさに惹かれて購入した訳だが、アーチェリー初心者が使うには不向きが過ぎたようです。

カーボンアロー。外径6mmで長さ80cm。アーチェリーの矢は、木製、グラスファイバー、アルミシャフトもあるが、一番高いのはアルミ、次がカーボン、グラスファイバーと続いて木製矢になる。鏃は大体ステンレスで、矢羽根は安いPVCから高級なワシカタの羽まで色々と。
ほとんどは8mm径なので、アローレストもそれに対応した大きさになってる。より遠くまで飛ばせるのは前面投影面積の小さい6mm径だが、どちらかというと上級者向け(カーボンという名に惹かれて購入しただけ。それを最初に選んだ時点で素人感丸出し・・・)。

この弓は狙って中てる事が出来ないので、正しい引き方の練習&筋トレ用に。指で直接弦を引くとかなり痛いので、革製の指タブが必須。

また、練習のみなら良いけど、実際に矢を射る時は、アームガードも必要になる。正しい姿勢で射ると、腕に弦が当たるので。
アームガード無しだと、当たった部分が腫れ上がる。
ちなみに、空撃ちすると弓が痛むので、出来るだけやらない方が良い(最初にやってしまった・・・)。
チェストガード(胸当て)も買ったが、胸にはほとんど当たらないので、使わなくなりました(女性なら必要かも)。

良く見かけるアーチェリーは、ゴタゴタと色んなアタッチメント付けてるので、そういうのが装着できる、安いボウをWishで見付けて注文。約7000円。
海外通販サイトのWishですが、安いけどその分品質は値段相応です。唯一マシだったのが、小型のナイフですね(りんごの皮むきに重宝)。
スマホとか、有名メーカーに外観似せてるだけの中身別物ですし。大容量USBメモリもポータブルHDDも、書き込み速度がめちゃ遅く、しかも書き込んだデータが即座に読み込み不良になるとか、まるで使い物にならなかったので。
数量限定の55円セールに至っては、何度購入しても一度も当選したこと無い。

Wishで去年の夏に購入したウォータービーズ弾発射する電動ガンは、電動ガンボーイズを2つくらいランク落とした出来だし、命中精度も圧倒的に悪い(送料込みで約5000円)。

ただ、当たっても大して痛くないので、ちょっとした遊び用には良いかも(想像以上に使い物にならなかったので、詳しくレビューする気失せた)。
同時注文したグロックタイプのウォータービーズガンは、日本に到着した後数ヶ月動きなし。不着扱いでポイント返金されました。

ebayで全く見かけず、Wishで見かけたベレッタ90TWOのミニチュアガン(現在は取り扱い無し)。これ、発送方法が最低で、個別のケースは無く、上下分離&マガジン抜いてテープでぐるぐる巻きされて、複数がプチプチの封筒に一纏めにされてた。


中で擦れ合って、開封した時にはグリップやらあちこちに傷多数(これが一番酷い個体。後は少し付いたのと、ほとんど目立たないのが)。
しかも、1個当たりの送料が固定で、同じ物を複数注文すると送料が個数分加算。高価な航空便並みの送料になっても船便で時間かけて運ばれるという・・・(しかも梱包は最低限)。
1個ずつ注文した方が良かったですね(ちなみに、一つだけヤフオクに出品しましたが、ほとんど入札無くてスタート価格で落札。大赤字でした)。
脱線しましたが、Wishで購入したリカーブボウ、アルミのハンドルでアタッチメント色々付けれる。サイトが安物で使いにくそうだったので、またしてもアマゾンに色々注文。

各種アタッチメント装着した、安物リカーブボウ。安くても仕上げが悪いのみで、造りはしっかりしてる。
サイトは付属のが安っぽ過ぎたので、アマゾンで購入した物に換装してる。
スタビライザーは、長いのだと高くて無理だったので、短いゴムアブソーバータイプのをチョイス。

Wishで注文したシリコンのフィンガーガードは、弓弦ノックと指タブを兼ねた物で、指タブ無しで弦が引ける。

アローレストも後から購入した物だが、一番右に寄せても弓の中央から左寄りになってたので、1.2mmプラ板2枚挟んで、右に寄せている。
この弓だと上下左右に散らかる事は無く、真っすぐ飛ぶ。だからといって、遠くの的に確実に当たるかというと、それは射手によるとしか。
銃の場合、銃身と機関部はしっかり固定されてるので、サイトさえ合わせれば勝手に当たる。が、弓の場合、それらは人体で構成されてて、しかも腕を思いっきり前に伸ばした状態で構える。この弓は45~50ポンド程度で、最初に買ったのよりは引きやすいが、引ききった状態で数十秒微動だにしないとか、無理にもほどがある。
アーチェリー、見聞きするのと実際にやるのとは大違い。オリンピックだと70m先の的に中てる技量が必要になるので、どれほどの体力と集中力が必要になるのやら・・・。
また、実際に矢をつがえて射ってみたが、威力は殺傷能力を有した完全に武器レベル。エアソフトガンが余計に玩具に感じられましたね。取り扱いは、エアソフトガン以上に注意を要します(絶対に人や動物、壊れたらマズイ物には向けない)。
弓だと中てるのに相当の技量と修練が必要になるが、それを一っ飛びで誰でも中てられるようになるのがクロスボウ。中てるのが更に簡単になる(それを更に超えるのが現代銃な訳だが)。
ちなみにクロスボウ、ついに規制される事になりましたね。まあ、今まで規制なしだったのが不思議なくらいですが。許可制になるようです。
ただ、そうなると、問題は射場。アーチェリーの射場ではクロスボウが撃てないのがほとんど。せっかく許可制になって大手を振ってクロスボウ所持出来ても、撃てる場所が無ければ意味がない。河原や公園で撃つ事は出来ないし、弓やクロスボウによる狩猟は日本では禁止されてる。クロスボウは標的射撃以外では使用してはならない事になってる以上、その場所の整備も盛り込むべきでは?日本の政治家は、趣味に関しては、ほんとどうでも良いと考えてるようで(規制するのみ)。
アーチェリー自体は、去年の秋あたりからちょっとずつ行ってきた(ちなみに、外で撃つ時は自分の所有地か、人の来ないような山奥で安全確認してから行ってる)。
今になって記事にし始めたのは、海外通販である事があった所為。
海外通販サイトのAliExpressで色々買い込み、あるコンパウンドボウを注文した事に起因します。

画像はショップの商品ページより抜粋。
小型で他とはちょっと違うデザインのコンパウンドボウ。アマゾンで21000円。アリエクで安いの見つけて左のカモタイプを注文。本体110.91ドル、送料30.47ドルの計141.38ドル支払ったんですが、セラー(アリエクの出品者)から、送料を追加しろってメッセージが。それは承認できないのでキャンセルして欲しいとメッセージで返したら、アプリでキャンセルして欲しいとの事。そっちで出来ないのかよと放置してたら、いつの間にか発送済みのメールが。無事発送されたならまあ良いかと思ってたんですが、発送連絡から一週間後に到着しましたよって連絡が。

あれ?来てないよと思い、アリエクにログインして追跡確認したら、なぜか和歌山に配達されてる。

追跡番号をコピーし日本郵便から調べたら、和歌山県田辺に配達完了してる。青森県とは1200km以上離れてるんだけど・・・。
その旨をセラーにメッセージで伝えたら、確認しました、送り直すので追加で送料支払って下さいと。
なんで?そっちの不手際なのになんでこっちが負担しなきゃならんの?キレそうになりましたが、ぐっとこらえて49.99ドル支払う。
すぐにメッセージで返事が来て、新しいトラッキングナンバーを知らせるという。
4日後、こんなメッセージが。
I'm very sorry, your address belongs to a remote area, the express must add money to deliver to your area, and you need to add extra
I have no choice. Compound bows must be sent by Fedex, and other cheap ways can’t be sent at all.
you should pay me extra 50,99 usd ,
内容は、送り先が遠隔地だから送料が足りない、更に50.99ドル追加して欲しいとの事。
離島じゃあるまいし、今まで追加送料取られた事無いんだけど(離島でも、更に5000円以上必要とか、ぼったくりにもほどがある)。
これ払うと計26000円オーバー。最初からアマゾンで買っておけば良かった・・・。
渋々支払ったが、また別の住所に送られるんじゃないかと心配になる。アリエクは、国内の販売業者(アマゾンのマーケットプレイス等)もかなり利用していて、登録住所と送り先が違うのは良くある事のようです。今回もそんな感じで間違って別の追跡番号送った可能性高いですね。
あと、間違った場所に配達された時点で、メッセージでセラーに連絡したのが間違いの元。アリエクのリファンド&係争で連絡すべきだった。
すでにキャンセル期間はとっくに過ぎてるので、追加送料払っても不着だった場合、泣き寝入りになりそうです。
アリエクには、こういう悪徳業者もいくつか紛れてるので、ショップ評価の確認が大事ですね。
ちなみに、今回の問題のセラーは「MAKarchery Store」です。この記事を見てる世界中の皆さん、このセラーにだけは絶対に注文しないようにしましょう!!
あと、間違った場所に配達された事に関しても、一切の謝罪無し!
さて、次回は、アリエクの別のセラーから購入した、本格的なコンパウンドボウの話を。
その前にちょっとだけ。、アマゾンで見かけて気になったコイツ。

中二心をくすぐるデザインですね。リム(弓の反発力生み出すパーツ)に相当する部分をゴムチューブが担当してるので、スリングショットと弓を掛け合わせたような感じです。ゴムを掛ける本数で威力を調節。見た目は大きくて重そうだけど、一般的なコンパウンドボウとほぼ同じサイズと重さのようです(カーボンファイバーを多用している)。矢の他に鉄球も発射可能。
ちょっとお高いので、余裕が出来たらその内に・・・(←買うんかい!
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凄い散財ですね!!
すべての根源は、マックさんですか?
新しい趣味で、また楽しみが増えましたね。
サバゲーの仲間にも、アーチェリー、和弓の経験者がいます。
何かつながるんでしょうね。
アーチェリー関連以外にも色々散財してるので、トータルでPSG-1 GBBRが買えるくらいは使ってる気がします。
周りにアーチェリーやってる人が居ないので、全てネット情報頼りで不明な点は独学です。
まあ、こっちは人口自体、少ないですし。
お仲間に、弓の経験者がいらっしゃるんですね。遠くの的に中てるという意味で、エアソフトガンと通じる物があるんでしょうね。
実際にやってみて感じたのは、銃で撃つより弓で狙う方が何倍も難しいという事。比較にならない集中力が必要です。
サバゲーでも無双してそうですね。
ランボーwww
昔、東照宮と土淵川の間に在る弓道場によく遊びに行ってたなあ
やはり喰い付いてきましたね。ランボーでも弓を自作したりしてましたよね。銃と違って構造が簡単なので、自作しやすいですし。YouTubeでも自作の弓とか結構挙がってますよね。
日本の弓道はどちらかというと閉鎖的な感じですね。オリンピックの種目にアーチェリーはあっても和弓は無いし、国際社会に溶け込む為にもアーチェリーがもっと広まればと思ってます。