CATEGORY:S&T 九六式軽機関銃
2020年03月31日
S&T 九六式軽機関銃 電動ガン

S&Tの電動ガン、九六式軽機関銃です。
日本軍が第二次大戦で使用した銃器と言えば、ボルトアクションの三八式歩兵銃や十四年式拳銃が有名ですが、軽機関銃も使われてたのは意外と知られてないのでは?どちらかというと、ドイツのMG34やMG42、アメリカのBARが有名なので、他の国の軽機関銃はあまり知られて無いし(それでも、九六式軽機関銃は約41000挺製造されたので、意外と多い?)。

箱に貼られてる初速表。

中身。バイポッドの足部分は本体に傷付かないよう、ぐるぐる巻きにされてる。

取説は日本語。
すでにあちこちでレビューされてるので、細かい部分は割愛します。
購入に至った経路をメインで。
この電動ガン、実はアシュラのB品で、程度の異なる3品のみ急遽販売されてた。
メールで受け取って、3品の中から【B品ポイント】弾詰まり というのを選択して注文。
他はバレルが固定されないとかそういうのだった気が。
通常販売価格は税込みで10万近い。それが半額近い値段だったので、すぐに飛び付いた次第です。
他の2品も、翌日になる前に売り切れてたし。
チャンバーを上から覗いた時に、BB弾が詰まってるのが見えてたので

分解してノズル側から見たら、チャンバーパッキンが内側に迫り出してた。
これじゃあ、BB弾が通らない訳だ。
(クリック拡大)
メカボックス以外、ほぼバラした状態。コード引き抜きやすいよう、ストックもバラしてある。
レシーバーは左右分割のモナカ構造。下のピン3本外してトリガー上のコの字型のパーツ外し、左右留めてるネジ2本外すと分割出来る。
下のピンは打ち出す向きに注意(左に打ち出す)。
アウターバレルはワンタッチで外せるが、インナー一式は本体分割しないと外せない。

組み付け時にチャンバーパッキン押されてるのかと思ったら、成型自体が粗悪品。
一見しただけで分かる、こんなゴミレベルのパッキン組み付けて普通に出荷するとか、通常販売価格10万の商品とは思えない。
さすがMade in China。組み付けは、ずぶの素人が行ってるんだろうか・・・?
このチャンバーパッキンはゴミとして処分するとして(全く使い物にならないので)、手持ちのパーツから電動用チャンバーパッキンを探し出す。何かの電動ガンから外したのと、他の電動ガンで使えなかったPDI Wホールドチャンバーパッキンの2つを発見。
とりあえずPDIのを付けてみたら、問題無く組めた。
今回は、メカボックス弄らずにそのまま元通りに組んでいく(インナーバレル内部の清掃のみ行った)。

このS&Tの九六式、バッテリーの着脱がかなり面倒。バットプレートの上下のネジをまともに付け外ししないといけない。
しかも木ネジじゃなく、普通の金属用ネジ。木の材質が意外と良いのでちゃんと固定されてるが、何度も着脱繰り返すとネジ山がバカになりそう・・・。

リアル志向でネジヘッドがマイナスなので、ドライバーが滑ってストックに傷付くおそれがある。
実際、前側のネジ締めてる最中に滑らせて、ちょっと傷付けてしまった・・・(ちゃんとサポートハンドで押さえる必要ある)。

セレクターは、発射と安全のみ。こちら発射可能状態。

安全位置。トリガーがロックされる。
トリガーは、マイクロスイッチ押し上げるのみで、メカボックスとは独立してる。セフティも、トリガーをロックするだけで、メカボックスの接続とは関係ない。

7.4Vリポバッテリー(ミニタイプ)と0.2gバイオBB弾使用しての初速とサイクル。初速はほぼ表の通り。サイクルは、ノーマル電動という事で、他と大体同じ。実銃の発射速度(550 発/分)よりは早い。
フルオートオンリーなので、単発での測定はしてない。
チャンバーパッキンを変えた事による不具合は無し。海外製電動ガンの場合、チャンバーパッキンとノズルとの相性問題で、別のに変えた途端に気密低くなって初速激減する製品もあるので。
外で撃ってないが、Wホールドチャンバーパッキンなので、ホップの安定性は高いと思われる。
春のプリンキングにでも持って行きたいと思ってます。

参考にしたと思われる、ZB26との比較。ZB26電動ガンの過去記事はこちら。

バレル先端部、九六式はネジそのままだが、元からハイダーは付いて無い。
ZB26の方がバレルが長い。

放熱フィンの形状も、ZB26は同心円状のが連続してるのに対し、九六式は螺旋状。

比べて見ると、ZB26はレシーバーが後ろに長く角ばってて、シンプルな形状。
九六式はごちゃごちゃしてる。また、体格の関係か、グリップからストックまでの長さも、九六式は短い。
木スト部分の質感も含めて、S&Tの方がずっと出来が良い(まあ、通常販売価格が倍以上違うし)。

リアサイトの位置、ZB26は前寄りで、九六式は後ろ寄り。

バイポッド、ZB26は角度変えられなく、九六式はバレルと直角の位置にも出来る。かなり高くなるが。
畳んだ時の角度も、ZB26は固定無しでプラプラしてて、九六式は一段上にも出来る。ストック畳んで持って撃つ時に、バイポッドが邪魔にならないようにする為だろうか?
たまたま、安く入手出来た九六式電動ガン、かなり満足度は高いです。
ただ、サバゲーに使う場合は、ノーマルマガジンだと装弾数が心許ない。まあ、複数の弾倉準備して、マグチェンジの雰囲気楽しみながらゲームに没頭するなら良いかも。大体、重めで機動力は損なわれるので、拠点防御用として運用するのが良さそうだし。
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弾詰まりでこの割引!
いい買い物でしたね(^O^)
今月のアームズマガジンで見かけたと思ったら、すでに入手済みでしたか('ω')
今度のプリンキングで実物を見るのが楽しみです(*´ω`)
他の安い個体の不具合が気になりますが、当方のはチャンバーパッキンが不良だったのみで、他は問題無しでした。メカボそのままでも問題無かったですし。
ZB26はメカボばらしてやっとまともになったのに比べたら雲泥の差です。
鉄パーツもかなり多く使われてるので、通常販売価格10万近いのも納得ですね。プリンキング楽しみにしてて下さい。