CATEGORY:BELL M1911A1
2019年07月14日
BELL M1911A1 第二次世界大戦 終戦記念刻印モデル SV

BELLのマルイM1911A1GBBコピー、記念刻印入りモデルです。
樹脂製ガンケース入り。
アマゾンで購入。

中身。
パワーチェックシート、本体(マガジン込み)、付属品。

付属品は、スペアのノズルシリンダー、ブッシングレンチ、クリーニングロッド。
BB弾やフォロアーストッパーは付属しない。

基本ブラックモデルで、こちらはスライド側面磨いて素材色出し、そこにレーザーで刻印入れてる。
刻印は綺麗で精細。
ブラックモデルに刻印施したのもあり、そちらは販売価格が1000円安い(アマゾンでの販売価格)。

フレームの刻印は、シリアルナンバーのみ。
スライドの黒部分及びフレームは、艶消し黒で塗装されてる。

アウターチャンバーには刻印無し。

マズル。
アウターバレル先端内側にはWEと同じネジが切られてる。
おそらく、先端にオレンジのキャップ付ける国向けかと(例:アメリカでは、トイガンの銃口は必ずオレンジにしないといけない法律がある。実銃と明確に区別する為に)。

CO2マガジン対応フレームなので、真ん中広がってる。
付属マガジンは、通常のリキッドチャージ用。

スムースタイプの木製グリップのメダルは、10セント硬貨。
おそらく本物の貨幣。

ただ、グリップの形状に合わせて曲げられてるので、使用する事は出来ない。
まあ、外して使おうとする人が居るとは思えないが・・・。

マルイのM1911A1のコピーなので、この辺りもそっくり。

樹脂製フレームはPLがばっちり残ってる。

一部の金属パーツにも、PL残ってる。

ハンマーにも、しっかり残ってる。
パーツの仕上げは、分厚い塗装で誤魔化してる感じがする。

マガジン込みで718g。マガジン内のガスはちょっと入ってる。
グリップにウェイトが無いので、重心バランスは良い感じ(国産GBBハンドガンの大半は、グリップに重さが集中してるので)。
ちょっと空撃ちしてみたら、普通に作動した。
かなり前の話になるが、イベント会場でClassicArmy製の1911とG19を買って、その作動性の悪さに辟易してました(しかもガス漏れ直らない)。WEも、箱出し直後の無調整だと、マガジンかなり温めないとリコイル感じるほどのブローバックしない。
しかし、このBELLは、室温25℃前後という事を考慮しても、あまりに普通にブローバック出来た。
マガジン冷えてるマルイくらいの勢いはある。
BELLのM1911A1はマルイのコピーで、パーツの互換性も高いような事を聞いた事がある。それでも、今まで手を出さなかった。
今回、記念モデルという事と、意外と安かったので、購入してみた次第です。
思ったより普通に動いて、逆にびっくり。眺める専門にするつもりだったのに・・・。

通常分解。
もろマルイって感じ。
潤滑剤はシリコンオイルっぽいのが塗られてるのみ。グリスのような潤滑剤は塗られてない。

比較。
左から、マルイM45A1、CA1911A1、BELL M1911A1。
CAのは、フレーム塗装と内部摺合せとリコイルスプリング交換済み。結構弄ってて、箱出し直後と比べて劇的に作動改善されてます。

マルイのガバメント用ロングマガジン。
CA、BELL共にきちんと挿せて、ブローバックも問題無し。というか、それぞれの付属マガジンよりもブローバックの勢い強い。
BELLに対しては抜き差しきつめだが、マガジンキャッチはしっかり掛かるしブローバックも問題無し。

ブローバックエンジン比較。
上から、マルイ、CA、BELL。
マルイのは新型でリニューアルしたブローバックエンジン。
CA、BELL共に旧型のブローバックエンジン。

シャーシのレール比較。
シャーシのフロント側、CAのは一見マルイに近いが

幅が違う。中央マルイで左がCA。
マルイのは、スライドストップ掛かるスライド側に金属パーツが入ってるので、シャーシレールの前左側は、出っ張りが少なくなってる。

マルイのスライド、BELLに対して途中までしか挿せない。

BELLのスライドも、マルイには挿せない。
まあ、マルイのコピーと言っても、パーツの互換性までは完コピしてないようなので・・・。せいぜい、マガジンの共通化程度かと。

ちなみに、マルイのコピー同士での互換性はと言うと。
CAフレームにBELLスライドは、レールの幅が違う事もあり、全く入らない。
逆にBELLフレームにCAスライドは、問題無く組めた。シャーシレールの幅が、CAの方がBELLより大きい為。

BELLのマガジン、マルイに挿せたけど、マガジンキャッチがちょっと浮いてる。

どうやら、マガジンの切り欠きの深さがマルイより浅いようで、ブローバックするけど、衝撃でマガジン落ちた。
マガジン押さえながらだと、問題無くブローバック出来た。

CAのマガジンをマルイに挿しても同様。
コピー品は、マガジンの切り欠きが浅い傾向にあるようだ。

マルイのノーマルマガジンをBELLに。普通にキャッチが掛かり、ブローバックも問題無し。
マルイのマガジンをCAにも試してみたが、BELL同様、普通にブローバック出来た。まあ、ロングが使えた時点で分かり切ってた事だけど。
ただ、普通に作動すると言っても、マルイM45A1ほどの強烈なブローバックではない。これは、ブローバックエンジンの違いが大きい。
それでも、初期のマルイハイキャパよりはブローバックが強く感じる。スピードはちょっと落ちるけど、スライドの重さはハイキャパよりは重いので。

スライドストップ形状。マルイ同様、内側に出っ張りがあるが

スライド内側に受ける部分が無い。普通にスライドノッチで受けてる。
次回は、もうちょっと踏み込んだ分解を。
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素敵な一品ですね。
コピーでも、全てが同じゃない・・・
海外メーカーの指摘逃れですかね?
マガジンが共通出来るのは助かります、海外製は不具合が多い!
こういうカスタムっぽいモデルは海外のメーカーが特定のショップとかと契約して造る場合が多いですね。メーカーで刻印入れると色々問題起こるので、それ逃れる為とかに。
元の製品は刻印無しののっぺらだからこそ、後から自由に刻印入れられるメリットが。マルイのように金型刻印だと、まず元ん0お刻印埋めて、塗装で仕上げる必要ありますし(メッキだと不可)。
WAは後から刻印入れてて、色んなカスタムをメーカーで出してますが、最近のは、このBELLのと比べて3倍近い価格になってますし。
その点、海外製品はコスパ高いですね。Made in Chinaですが、意外と出来良かったです。
スライドの材質の関係もあって、海外のマルイコピーはマガジンキャッチ受ける部分がマルイと違ってますね。まあ、材質薄く出来るのは、ABS樹脂だからこそ出来るんですが・・・。
マガジンの共通化、同じマルイコピーでも使えたり使えなかったり。
分かりやすい例でいうとグロックシリーズ。VFCのもWEのも同じマルイコピーですが、マルイグロックマガジン、VFCには使えてWEには使えませんので(ガスルートパッキンの形状が違う)。
でもまあ、この銃の場合、手に入りやすいのとガス漏れ起こり難いマルイマガジン使えるのは、大きいです。