CATEGORY:DOUBLE BELL Kar98k
2019年02月11日
DOUBLE BELL Kar98k ライブカート式エアコッキング 木製ストック版

Kar98k熱が冷めやらぬ内に、カート式エアーコッキングのを見つけたので、ポチッてしまいました。
DOUBLE BELLってのは聞きなれないメーカーだけど、どうやらBELLの新しいブランド名らしいです。
BELLと言えば、マルイのガスブロハンドガンのコピー生産してて、マガジン互換性高い事で有名なんですが。
中国生産なので、品質は察して下さい。

Kar98kは比較的最近の製品で、リアルウッドストックと樹脂ストックの2種類あり、販売価格は樹脂タイプで約5000円安い。

裏側からタイラップで固定されてる。

開封。
発砲スチロールとかは使われて無く、所謂エコパッケージ。

スペアカート5個セット2つを同時注文。

同メーカー製のスリングも同時注文。初速証明書同封。
開封して気が付いたのだが、カート5発込めれるクリップが付属してない。
注文したショップにクリップ在庫無かったので、1個を使い回しする予定だったのに・・・。
まあ、その内機会があったら入手してみるので、暫くは1発ずつ込めるとしますか。

タイラップの切断は、銃側から切ると傷付きそうなので、裏側から。

なぜか未使用のタイラップが2つ入ってた。

ボルトは後付けタイプ。

エアコキなので、ボルト内部にはピストン・スプリング・スプリングガイドが。
ピストンとスプリングガイドは金属製(亜鉛ダイキャスト)。
ボルトは、ハンドル部分まで一体成型の、亜鉛ダイキャスト。

ボルトが擦れる部分には、白いグリスがべっとり付着。

ボルト組み込み時、最初にトリガー引いてシアを下げてボルトヘッド通す。後はトリガー戻して前進させていく。
外側に露出してるエキストラクターは樹脂製で、内側に本物の(?)エキストラクターがある。
エキストラクターとエジェクター、ボルトストップパーツ(エジェクター押す役割もあり)はスチール製。
また、シアもスチール製。

エアコキと言ってもプルコッキングではなく、プッシュコッキング。
この位置でピストンがシアに掛かり、ここから前進させるとピストンスプリングが圧縮されていく。
コッキングストロークは、VSRタイプよりも短い。

ただ、コッキング自体はそこまで強力ではなく、ぐっと押し込んでボルトハンドル回してロックする感じ。
ボルトハンドル下げると、ボルト全体が90度回転し、しっかりロックされる。コッキングされてる状態だとボルトは前後に全く動かない。
セフティ掛けるとボルトの回転とトリガーがロックされる。後端のコッキングピースはセフティ掛けると前進し、トリガーから伸びてるロッドの上昇をストップする。
セフティ自体は、ONだとしっかりロックするが、OFFだとプラプラ。
ボルト引いた状態でのトリガーロック機構は無く、トリガー引きながらだとコッキングされずに前進できる。

ボルトをロックすると90度回転するので、シアが通る部分が外側に露出する。
コッキングされて無い状態だとスプリングとガイドが見え、コッキングされてる状態だとピストンが見える。

カートはアルミ製。エキストラクターがスチールで強度はあるが、カートのリムが傷だらけに。
カートは消耗品と割り切った方が良さそうだ。
クリップが付属しないので、1発ずつ込めていく。

実銃用クリップにエアガン用カート組めるが、このクリップは銃にセット出来ない。前後の幅が大きい為。

サイズ的にほぼ同じな為か、本体にダミーカートも装填できる。

フロントサイトは先端パーツと一体成型。フード部分は別パーツだが、がっちり付いてて簡単には外れない。

ダミークリーニングロッドは捩じ込み式で取り外せる。ただ、しっかり締め込んでもガタがあり、向きもちょっと曲がってる。

スコープマウントには側面の溝が無く、その部分にはシリアルナンバーが。

木製ストックの仕上げは、お世辞にも綺麗とは言えない。

汚れもあちこちに付着してる。
金属パーツはべったり黒塗装で、ディテールもPPSやS&Tと比べて甘い。つまり、全体的に安っぽい外観。

マガジンハウジングは一応忠実な造りだが、他と比べてロック用のネジモールドが無い。
ネジはマイナスヘッドだが、これも安っぽい造り。

バットプレートのネジに至っては、プラスヘッド。かなり興醒め。

ボルトの仕上げも悪い。まあ、ゴミらしき盛り上がりは、成型不良っぽいが(亜鉛ダイキャストの盛り上がり)。
ダミーエキストラクターを固定してるバンドはスチール。ちょっと角立ってるので、ボルト前後でフォロアーが削れていく(その対策の為のグリスかも)。

固定金具用のスプリングは、実は樹脂製。
ダミーエキストラクターといい、こういう部分に樹脂使ってコスト下げてるのかも。
あ、このスプリングが樹脂でも、固定自体はしっかりしてて大丈夫。耐久性は知らないけど。
(クリック拡大)
上から
PPS Kar98k ケースレスガス リアルウッド
S&T Kar98k ケースレスエアーコッキング フェイクウッド
DOUBLE BELL ライブカートエアーコッキング リアルウッド
重さは正確に量ってないが、DOUBLE BELLのは3kgオーバー。PPSのに近い重さ。
PPSのようにエキストラクターをシルバーにしようとしたが、結構擦れるので諦め。
アルミテープ貼っても剥げるし、塗装しても擦れる部分が剥げるし。

左面比較。順番は同じ。
DOUBLE BELLのは、シリアルナンバー以外一切刻印無し。

リアサイト比較。左はS&T、右はDOUBLE BELL。
右の方がディテール甘い、というか塗装被膜で埋まってる感じ。

同じエアコキ同士で。
DOUBLE BELLはマルシンのライブカート式のコピーのようなので、ボルトハンドル回す部分は切り立ってる。
次回、分解編。
DOUBLE BELL Kar98k 専用カートクリップ
DOUBLE BELL Kar98k ライブカート式エアコッキング スリング取り付け
DOUBLE BELL Kar98k ライブカート式エアコッキング 仕上げ直し
DOUBLE BELL Kar98k ライブカート式エアコッキング 分解
DOUBLE BELL Kar98k ライブカート式エアコッキング スリング取り付け
DOUBLE BELL Kar98k ライブカート式エアコッキング 仕上げ直し
DOUBLE BELL Kar98k ライブカート式エアコッキング 分解
コメントは、承認後に反映されます。書き込んでから反映されるまで、暫くお待ち下さい。誹謗中傷は固くお断りします。
カート式ライブアクションは、楽しそうですね。
他の98Kと比べると。仕上げが気になりますが、
カートが飛びしてきたら許してしまいそうです。
やはりカート式は作動が楽しいですね。リアルウッドの感触も、最初は仕上げの汚さに辟易してましたが、ミリタリーライフルだともっと汚かったり傷多かったりするのが普通なので、そう思えてから愛着湧くようになりました。
カートの飛び出すアクションは面白いですよ。
もしこの銃を入手する事がありましたら、最低限エキストラクターのスプリング交換だけはやっておいた方が良いです。カートの咥え込みが違ってきますので。
純正は強すぎて、思いっ切り押し込まないと咥えてくれないので。