CATEGORY:S&T M1903

2017年02月11日

S&T M1903 エアーコッキングライフル 分解&調整

S&T M1903の要調整個所は、極端なホップと渋い作動。
また、トリガーの左右のガタも大きく、トリガー引いた感触もイマイチ良くない。
指に伝わって来る感触が、ちょっとゴリゴリしてる。
これらを修正する為に、まずは分解。



S&T M1903 エアーコッキングライフル 分解&調整
着剣ラグ兼フロントブラケットは、前方に抜き取る時にフロントサイトに引っ掛かるので、まずはフロントサイト外す。
イモネジ緩めて横にスライド。
イモネジ緩めると軽く動くので、外で撃つ時はイモネジにネジロック付けて緩まないようにしないと、いつの間にかフロントサイトが消えてるという羽目に・・・。



S&T M1903 エアーコッキングライフル 分解&調整
スリングスイベルはネジ緩めると抜けやすい。
それぞれ前方に抜き取ると、ハンドガード外せる。



S&T M1903 エアーコッキングライフル 分解&調整
マガジン前方のネジは単なるモールド。なんか、回そうとして傷付いた跡があるので、前のオーナーが分解しようとして間違ってドライバー当ててしまったのかも。



S&T M1903 エアーコッキングライフル 分解&調整
ストックとレシーバー留めてる側面のネジ外す。
左右4本外してるが、実は後ろ側のネジは飾り。外す必要無しってのは、後になって気が付いた。



S&T M1903 エアーコッキングライフル 分解&調整
トリガーガード後ろの大きなネジも外して、ストックとレシーバー分離。



S&T M1903 エアーコッキングライフル 分解&調整
左右のイモネジ外して、レシーバーとバレル&チャンバー分離。



S&T M1903 エアーコッキングライフル 分解&調整
チャンバーのホップ調整レバー外し



S&T M1903 エアーコッキングライフル 分解&調整
給弾ガイド外すと、インナーバレル&インナーチャンバーが後ろに抜き取れる。
アウターチャンバーからアウターバレルも外す事は出来るが、大きめのスパナが必要。アウターバレル外さなくても特に不都合無いので、付けたままで。



S&T M1903 エアーコッキングライフル 分解&調整
シリンダーセットピンはちょっときつめ。ドライバー当てて抜き取ると、シリンダー外せる。



S&T M1903 エアーコッキングライフル 分解&調整
トリガー&シアアッセンブリ取り外し。



S&T M1903 エアーコッキングライフル 分解&調整
チャンバー分解。



S&T M1903 エアーコッキングライフル 分解&調整
チャンバーパッキンのホップを押す部分はクッションラバーとかはなく、金属レバーでの直押し式。
これが鬼ホップの主な原因なので、中央削って凹ませた。マルイのハンドガンのホップレバーと同じ感じに。
ただ、このまま組むとホップが弱くなりそうなので、0.5mm厚ゴム板を間に挟む。
ちなみに、分解したついでに、インナーバレルの内部研磨と清掃も行った。内部はちょっと汚れてたので。
あと、チャンバー加工時の切削粉(穴開けやネジ切り時)が所々残ってた。パーツ加工後の清掃はかなりいい加減なようだ。
加工した後処理もずさん。エッジがそのままだったりバリが残ってたり。
それらは、削って後処理しておいた。



S&T M1903 エアーコッキングライフル 分解&調整
トリガーのガタ無くす為に、まずは分解。
トリガースプリングとトリガーのスプリングガイド(突起)がちょっと干渉してたので、削る。
あと、トリガーとシアが接触する部分は仕上げが悪い。トリガー引いた時の感触悪いのはこの所為か。
シアの上に付いてる、ピストン押さえる部分も仕上げが悪い。あと、切削粉もかなり付着してる。
これらは綺麗に仕上げて、しっかりグリス塗っておいた。



S&T M1903 エアーコッキングライフル 分解&調整
トリガーの左右のガタは金属ワッシャー入れて対処してる人もいらっしゃるが、手持ちのワッシャーでは厚すぎて無理だった(厚さ0.3mm)。メカボ用のシムがあれば良いのだが、私はあまり電動弄らないので、予備のシムは持ち合わせて無い。
なので、とりあえずアルミテープを重ねた物で代用。組んで見たが、最初よりは左右のガタが減った。



S&T M1903 エアーコッキングライフル 分解&調整
シリンダー前後動の渋さの主な原因は、ガイドの樹脂パーツ。バリだらけ。
マルイのジュラコンと違い、こちらはABS樹脂っぽい。しかも、後ろ側は接着されてて、無理に取り出そうとしたら折れた。
前側はそのまま抜けてきたので、角を滑らかにしたり、内側ペーパー掛けしたり。
後ろ側は角を丸めた後、再び接着。その状態でペーパー掛け。
組む時にグリスアップもしっかりと。



S&T M1903 エアーコッキングライフル 分解&調整
レシーバー組み上げ。ストックに組む前に動作チェック。
やはり、このガイドパーツがくせ者だったらしく、調整後は最初と比べてかなりスムースに。
シリンダー押す時のゴリゴリした感触がかなり減った。トリガーの感触も、大分良くなった。



内部は中華ティスト全開。内部調整してやると、見違えるような作動性に。


次回は、組み上げて弾道&初速チェック。




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Posted by Timm_MK2  at 23:35 │S&T M1903