CATEGORY:WE M712 GBB
2016年07月09日
WE M712 GBB + マルシンABS樹脂フレーム その4

マガジンを抜き、シャーシ後端のロックパーツを押し上げてロック解除しながら、アッパーレシーバー&シャーシを後方にスライドさせる。
塗装した事もあり、かなり渋い(元のWE同士では、スムースにスライドしたし、塗装前もあんまり渋くなかった)。

大きめのマイナスドライバーでファイアリングピン(リコイルスプリングガイド)を押しながら90度回すと、先端のスプリングによりこのように飛び出て来る。これを抜いた後、

リコイルスプリングキャッチ(マルシンでのパーツ名)を上か下へ90度回す。

キャッチを抜き出すとボルトが抜き取れる。
そして、シャーシも外せる。
シャーシのレールから上の構造は、マルシンとは全く違う。
また、パーツや機構自体はマルシンを踏襲してるが、形状が僅かに違ってたりスプリングがコイルタイプになったりと、結構違いが見受けられる。
リアルさより確実な作動性を優先させる姿勢には、マルイに通じるモノがある。

マルシンは勿論、実銃にも存在しないボルトストップ機構。実銃は、マガジンフォロアーで止めてるので。
ボルトと当たる部分はスチールプレスなので、あまり頻繁にホールドオープン繰り返すとボルトが摩耗しそう・・・。
マガジンに空撃ち機構は無く、マルイ同様にフォロアーストッパーで空撃ちに対応。

ノズル。
マルシンはボルト前半がアルミダイキャストでノズル兼ねてたが、こちらは普通に樹脂製ノズル。
その分、ボルト幅が広くなってるが・・・(後ほど比較編で)。

ピストンノズルはパッキンがカップ状。
フローティングバルブはマルイ方式。
ようするに、マルイとWAの良いとこ取り(国内じゃ出来ない構造・・・)。

あまり個人ブログでは取り上げられてない、セレクターの分解。
ロックボタンを押し、セミオート位置から更に前に回転させる。

この位置。
ここで、ロックボタンを180度回転(内側の凸部を下に)させると

ボタンが抜き取れる。

セレクター自体は、出っ張り部分を溝に合わせると抜き取れるが

回転途中でグリップに引っ掛かる。
最低でも、左側のグリップは外す必要がある。

アッパーレシーバーのパーツ構成。
ボルト内のファイリングピン(リコイルスプリングガイド)はリアルに造形されててGood!

ハンマーダウンでバルブノッカーがロックされ、ボルトが一定距離後退するとロックが解除される仕組み。

アッパーレシーバーの矢印の溝はシャーシ用のレール。
ボルトのレールはシャーシに付いてて、そこで前後する。

マガジンボトムはマルシンと違い2分割構造で、ボトムパーツはマルイ同様、下からネジ留め。
その後、カバーを付ける。パーツ点数増えるのでコストは嵩むが、ガス漏れしにくいし見た目もリアルになる。
マルイ以外の多くのメーカーで使われてる横からピンで固定する方式は、ボトムパーツが1点で済むのでコストは安く済むが、時間経過と共にガス漏れしやすくなるし、一度ガス漏れ起こすとパッキン交換しない限り直せないというデメリットも(完全に止めれないという意味で)。

ボルト組み立て時。フルオートシアのレバー上側を後方に倒してからボルト挿し込む。
この倒立機構も、マルシンには無い。後ろに倒れる形式なので、抜く時は特に意識しなくて済むが、組み立てる時はこのように倒す必要ある。

リコイルスプリングキャッチ組み込み時も、マイナスドライバーでリコイルスプリング圧縮する必要あり。
で、ファイアリングピン(リコイルスプリングガイド)を組み込めば完成。
次回、マルシンM712GBB(カービン)との比較。
SRU 外装コンバージョンキット WE M712用
Mauser M712用 木製ストック(海外製レプリカ)
WE M712 GBB + マルシンABS樹脂フレーム その7
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Posted by Timm_MK2
at 12:39
│WE M712 GBB
分解画像拝見しました。
ボルトの色合いがいいですね!
私のABSのモデルガンは、ヒケが目だって
なぜか、愛着がいまひとつな状態です。
こちらのABSフレームも、ヒケはありますよ。表面をペーパーで磨いて塗装したので、目立たなくなっただけで(写真でも、僅かに見えるかと)。
表面磨いた後、半艶消しくらいになるように塗装すれば、ヒケは気にならなくなります。気温高い時に少し離して塗装すると、良い感じに艶消えますので。
HW樹脂だとヒケは少なくなりますが、ちょっとお高いですよね(エクセレントHWダミーカートモデル)。
ブローバックの性能は、WEのが頭一つ飛びぬけてる感じですので、マルシンのガスブロはこの先買わないかも・・・?