CATEGORY:Action Army AAP-01
2021年05月30日
Action Army AAP-01 Assassin GBB

Action ArmyのAAP-01ガスブローバック、やっと入手出来ました。
一度の生産数がかなり少ないらしく、去年国内ショップに予約注文して3次ロットでの扱いになり、今月上旬にやっと入荷案内きました。
ちなみに、海外ショップでは長期間品切れ状態です。

パッケージはシンプルでコンパクト。

取説と弾速表。


取説は日本語と英語。本体も樹脂外装なので、とことん日本市場を意識した造りになってます。

海外製とは思えないくらい樹脂外装に拘ってる為、マガジン込みで664gと軽い。

マガジン無しだとエアコキ並みの重さ。
ちなみに、海外ショップで売られてるのも同じ仕様です(内部のスプリングの強さに関しては不明)。

表面は艶消し処理で落ち着いた雰囲気。アサシンの名に相応しい仕上がりです。
ルガーMk1を模したデザインもGood!です。
マズルキャップも樹脂製で、M14逆ネジ仕様。電動用各種サイレンサー等を装着可能。

内部はマルイのグロックのコピーだけど、トリガーの上にあるマニュアルセフティが扱いやすくなってます。こちらから押し込むとセフティON。
本体に刻印は無し。PLも残ってるが、日本製品並みに目立たない。これは、金型の精度が日本並みという事でもある(海外の樹脂製品はPLがかなり目立つのが普通)。

実銃には存在しない、エアソフトガンオリジナルデザインなので、ボルトには6mmBBの刻印が。エキストラクターは一体のモールド。

左は、WEグロック用ロングマガジン。ガスルートの形状は同じだが、AAP-01の方が若干広い。マガジンはWEのと完全互換で、ノーマルマガジン以上の大きさの物は問題無く使える(19や26用は長さの関係で使えない)。

簡単テイクダウン。フレーム後ろのストッパー押してロック解除すると上に開き

開いた状態で上に持ち上げるとアッパーレシーバーが分離できる。
これは、いちいちピン抜かないとアッパー分離できないWE Galaxyよりも、洗練されている(Galaxyの方が後から発売されたのに)。

内部機構はマルイのG18Cそのもの。ハンマーローラーの形状も三角形。
但し、コッキングインジケーター要素は無く、ハンマーのコッキング位置とトリガーは連動してない(初期のマルイG26と同じ)。

WE Galaxy(左)との比較
マニュアルセフティの機構とスライドストップ&ハンマーローラーの形状以外は、全く同じ。

アッパーレシーバーのロック機構のガイドは、左のWEがネジ留めなのに対し、右のAA(アクションアーミー)はリアシャーシで押さえられてて、こちらの方が合理的でかつ強度も高い。(WEの方はネジ浮いてたので、少し締め込んである)

ボルト内側のレバーを動かしてセミ/フルの切り替え行うのは一緒だが、WEは適度な固さで、AAはめちゃ固い。

ブローバックエンジンは、WEが新型なのに対し、AAは従来のと同じというか、マルイG18C同様、下が丸くて上が平らなD型ピストン。
WEはノズル側にピストンカップがある。WEのシリンダーはブリーチと一体だが、M1911と違ってグロックタイプはハンマーが真ん中通らないので、AAのように樹脂シリンダーが露出してても問題無い。
ノズル内部でのガス切り替え用のフローティングバルブは、WEが前寄りで、AAは後ろ寄り。また、フローティングバルブスプリングの強さも、AAはマルイ並みでWEのはかなり強め(これは、海外のガスに合わせてあるから。WE製品は、日本に正式輸入されてる物でも、スプリングの強さは海外仕様と全く変わらない)。

ボルト後端は、左のWEはツルツルで、右のAAは穴開いてる。ここにアタッチメント付けれるようだ。
ちなみに、アマゾンにこの穴通してセミ/フル切り替え出来るアタッチメントが出品されてたが、3Dプリンター製らしく、強度が不安だとレビューに記載されてました(切り替えがもっと軽ければ問題無いのかも)。

ホップ調整。左のWEは細いマイナスドライバーが必要なのに対し、右のAAは最近のマルイ同様、ギヤ回転式。

チャンバー開けただけでホップ調整が出来る。

ボルト比較。
同じボルト後退式にも関わらず、かなり造りが違う。

マガジンも、互換性無し(というか、右のWEは今までの同社マガジンが使えないという・・・。AAは今までのWEマガジンがそのまま使える)。

残弾モールドも、下のWEはあっさり(まあ、WEのはグロックではなくGalaxyという名称だし)。

AAのボルトを取り外すには、まずネジ2本外してリアサイトを外す。
あとは後ろに引き抜くだけ。

ノズル、ノズルストッパー、ボルト先端の形状、スプリングガイドの固定方法も何もかも違う。
左のAAはG18Cそのものなので、ノズルリターンスプリングもG18Cと同じ仕組みになってる。

リコイルスプリングの巻き数、線径、長さ、ストローク共に違う(上がAA)。

ボルトの重さ。
AAは103g。

WEの方が僅かに重い。

AAは、ボルトの両サイドにガイドが出っ張ってて、アッパーレシーバー内側の溝を通る構造になってる。
なので、フリクションロスが少ない。

WEはそんなの無く、ボルト全体で接触してる感じ。
まあ、これは製造方法にもよるかと。機械加工無しで溝が作れるAAの樹脂レシーバーに対し、金属レシーバーのWEは溝作る場合、後加工が必要になる。その分コストが上がるし、あちらのガス圧ではこのままでも問題無いのだろう。日本の低圧ガスだとパワー不足のようだが。

レシーバーへの固定方法も、リアサイトで広めに固定してるAAに対し、WEはネジ1本。おそらく、衝撃で割れるのを防止する為に、WEにはゴムバッファーが追加されたんじゃないかと。

ボルトストロークは、WEの方が僅かに長い。
インナーバレル長は、AAの方が長い。

WE Galaxyで残念なくらいリコイル弱かったブローバックフィーリング、AAはビシバシと強烈に感じる。WE(AW)のM712に匹敵するリコイル。
特にロングマガジン使用した時のブローバックは格別で、M712を余裕で上回るリコイルを感じた。
外観はルガーMk1に似てて格好良いし、作動性も良くリコイルも強い。売れない要素が見当たらない。特に、日本市場を意識した樹脂外装と日本語の取説、マガジンへのガス注入もやりやすいし、ハンマースプリングやリコイルスプリングはマルイのグロックと変わらない強さ(海外仕様はどうか知らんけど)。日本で売れる訳だ。
AA自体は台湾の新興メーカーらしく、おそらくWEから技術提供受けたんじゃないかと。AWのような、WEの別ブランドではないようだ。
製品自体は丁寧に作り込まれてるし、日本を意識した製品造りには好感が持てる。ただ、製造規模が小さいようで、NEのSTEN MkⅡのように需要に対して製造が間に合ってないように感じた。ネタ銃のコンバージョンキットは様々出てるのに。
某有名ユーチューバーさんがレビューしてたマキタの電動ドリル風コンバージョンキットや、まだ日本にはほとんど出回ってない、ガ〇ダムに登場するMSが使う銃に出来るコンバージョンキット等(確認した範囲内でも、ビームス〇レーガン、ザ〇マシンガン、08小〇の100mmマシンガン)、面白いのが沢山ある。コンバージョンキットの数だけ本体が必要になるので、オ〇クなら複数揃えてる人も居るのでは?まあ、本体の供給が間に合ってないようだが。
私も、少し前にあるコンバージョンキットを海外ショップに注文しました。近日中にレビューします。
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WAのモデルガンAR-7弄くっててGUN誌で観た22/45のモデルガンが欲しくなるしホークアイのブローバックが懐かしくなるしまつデス
ルガーMKシリーズも弄り甲斐がありますよね。
こちらもa.z.dさん好みのカスタムパーツが色々出てますよ。
フレーム側は簡素っぽいですしウェルロッドみたいなコンバージョンキットが出たら面白そうですね
デザイン自体は好みがはっきり分かれますよね。どちらかというとオールドファンに需要有りそうな感じです。
ただ、実際に撃ってみると印象変わります。バレルは固定で命中精度高いし、仕上げや作動性は国産GBBと遜色ありません。マルイが作ったと言われても納得する出来栄えです。ただ、本体が軽量なので、その点玩具っぽさはあります。
リコイルとかは動画だと伝わりにくいので、試射出来るショップなら試し撃ち出来れば良いんですが。
コンバージョンキットは、かなり出回ってますよ。ほとんどが3Dプリンター製ですが。
ショップにAA公式のハーフメタルキットとかもあったので、カスタム次第では重さも誤魔化せそうですね。
そのまま使うなら軽すぎるのはマイナスポイントですが、外装コンバージョンキットの中にはサブマシンガンサイズになるのもあるので、それ組んだ場合本体軽くて良かったと思えるようになりますよ。