本体に装着されてる以外の付属品。
マガジン(1本)、六角レンチ、ワイヤー、プレート、BBローダー、取説。
プレートは金属板にレーザー刻印で、裏面にも図柄が。
専用サプレッサーはアルミ製。
レーザー刻印が綺麗に刻まれてる。
レシーバー左面の刻印。
右面の刻印。
レーザー刻印は実銃準拠で、どこにも6mmとかMade in Taiwanとか書かれてない。
ボルトキャリアーは銀色。材質は、ショップの説明文によると
High speed aluminum CNC bolt carrier
となってるので、アルミらしい。
らしい、という曖昧な表現なのは、見た目が塗装なので、アルミ削り出しに見えないから。
この辺は、分解時に詳しく述べます。
ボルトストップ。
通常のM4/M16シリーズよりも大きなロッキングラグが見える。
ノズルはスプリングの力で少し出っ張ってて、ボルト閉じると引っ込む。
これは、実銃のボルトヘッドの動きを再現してるんじゃないかと。さすがに回転までは再現されてないが、ここまで拘ってるエアソフトガンは今まで無かったので、素直に感動。
バイポッド基部には、グリスがべったり。ヘタに触るとグリスが指に付く。
ガタは全く無く、しっかり取り付けられてる。
ガスチャージはGHK同様、マガジン背面バルブ下に。
空撃ちモードに切り替え出来るが、かなり固くて指では動かせなかった。
ガス無しのマガジンの重さ。
7.62mmの大きめなマガジンだが、20連仕様なので、5.56mmの30連タイプとあまり変わらない。
マガジン無しの本体重量、4kg近い。バイポッドやサプレッサー込みな所為かも。
ただ、重量バランスが絶妙なのか、手に取って見るとそこまでの重さを感じない。量る前は、せいぜい3kgちょい程度かと思ってた。
バイポッド立てて。
バイポッドとグリップの3ヶ所が接地してて、マガジンとリアストックは浮いてる。
フロントサイト。畳まれた状態で真ん中の銀色のボタン押すと、ワンタッチで起き上がる。
フロントサイトポストはめちゃ細く、回して上下調整出来るようだが、専用工具無しで回せるんだろうか・・・?
フロントサイトの、レールに固定しているパーツ以外は、スチール製。
リアサイト。右のノブで左右調整し、上下は2-6と書かれてるパーツ回す。
それぞれ100m単位か。まあ、昔の銃のような目視で1000-2000mというのは無茶にもほどがあるので、アイアンサイトならこれが現実的なのかも。
ピープサイト式なのは、アメリカ軍伝統とも言える。
バイポッドのスプリング、錆こそ浮いてないが、油っ気が無い。
まあ、安い製品ならあちこちに錆浮いてたりするが、こちらは品質管理が徹底してるみたいで。
専用サプレッサーは、簡単に着脱出来る。フロントサイト折り畳む必要あるけど。
アウターバレルのマズルには、ライフリングモールドが。
長物でライフリングモールド再現してるのって、かなりレアなのでは?
インナーバレルが、見える位置まで延びてる。
バイポッド伸ばした状態。
グリップも浮き、リアストックが接地する。
本体レシーバー、サプレッサー、プレートそれぞれに同じシリアルナンバーが刻まれてる。
おそらく、70番目に製造された固体か?
全部で何挺製造されたか知らないが(限定数は発表されてない)、海外のショップでは売り切れ続出してるので、そんなに多くないのかも。
111とかのゾロ番や、1番最初の番号とかだと、プレミア付きそう・・・(そうでもないか?)。
でも、こういうユニークナンバーというのは、所有満足度が高い。他とは違う、自分だけの1挺なので。
付属品で用途不明なのが、このワイヤー。
何か書いてないか取説チェックしてみます。
前後サイトの調整方法。フロントサイトポストは手で回せるんだろうか・・・?
バットプレートの開閉、及びマガジンのモード切り替え。
ホップアジャストは、ガスチューブを左右に回して調整するらしい。
簡単かつ外観損ねない、素晴らしいアイディア(まあ、ガスチューブに穴開いてる時点で、ツッコまれそうですが)。
取説のどこにも、この短いワイヤーの事が載って無い。
で、ネジで輪にする事が出来るので、プレート用なのかと。
このプレートも記念品みたいなものだし、飾る時にワイヤーで本体に絡めるのかも。
レイルカバーは、矢印の部分を押してロック解除しながらずらす。
ただ、結構固いので、これは付けたままで良いか。
ストック内は、上のバッファーチューブ以外何も無し。
かなり空間あるので、色々詰め込めそう(非常食とか。スナイパーは何日も動かずにいる場合あるので)。
各部をチェックして見た感想として。
表面処理が塗装じゃ無くミルスペックの硬度の高い処理(Mil-spec Hard Anodized Surface Finishing)行ってるので、傷が付かない。
弄ってる内に傷っぽく見える部分が出来ても、拭き取ると綺麗に消える。今まで入手したトイガンでは、こういうのは無かった。
各パーツもきっちりした形状で、全く隙が無い。まあ、内部の動くパーツは、削りカスがちょっと付いてたりするが・・・。
摺動部にはグリスが塗られてて、しかも怪しい中華グリスじゃなく、透明感あって潤滑性能も高い。
もしこれらを全て日本で製造した場合、販売価格20万は軽く行くんじゃないかと。
それだけ、各パーツの精度は高く、全体の造りも良い。所有する事による満足度も高く、10万ちょいなら安い買い物と言える。
電動でも、これに近い価格帯のがあるが、作動や内部構造の点ではこちらが圧倒的に有利。
限定にしたのは、このクォリティを保つ目的もあったんじゃないかと。製造数増えれば、不良個体も出て来る可能性あるので。
これ、メーカーであんまり儲け無いんじゃ・・・。マルイの限定版バイオシリーズのように。
セミオートスナイパーライフルは他にもあるが(PSG-1や、H&K G28等)、AR系のスマートなスタイルに魅力感じるなら、「買い」ですね!
ちょっとだけ空撃ちしてみたが。
気温がピーク過ぎた事もあって、思ったほど強烈だとは感じなかった(25℃)。WEのドラグノフほどのリコイルは無い。
それでも、大きなボルトが高速ブローバックする様は迫力があり、撃っててかなり面白い。フルは無くセミのみなので、生ガス噴く事もほとんど無いし(ガス入れ過ぎな場合を除いて)。
気温低い時(17℃)でも、しっかりボルトストップ掛かるまで後退する。
作動面でも完璧と言える。
次回、分解予定。
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