CATEGORY:ミニチュア モデルガン
2016年08月22日
Blackcat Mini Model Gun F1900
商品名はF1900となってるが、FN Browning M1900で間違いないかと。
量産されたスライド式拳銃では世界初と言えるくらいで、通の間では超有名だが、今までトイガン(ガスガン・モデルガン)としては一度も商品化された事が無い(メーカーでの量産品としての話)。まあ、それ言ったら、ボーチャードも近年やっとモデルガン化されたばっかりだけど。
右面。
エジェクションポートが変わった位置にあるように見えるが、バレルが下にある構造なので
スライド引くとこうなる。
スライドストップは無いので、ストライカーをコッキングした状態で止めてる。
リコイルスプリングのテンションのみだと戻らないので、手動でスライド戻す必要ある。
ちなみにカートエジェクト機能はない。
ケース。
中身。
価格:$13.99。
取説とスペアパーツ。
分解手順。
現代の基準で考えると、通常分解とは言えないかも?最低限、ピンポンチが必要。
元が小さめの銃(口径.32ACP)なので、軽め。
マガジンキャッチ解除は、グリップ下の小さなツマミを押す。
付属カートは1発のみ。
取説に従って分解開始。
2番目のイラスト(左)の位置通りのピン抜いたけど、トリガー外れただけ。
実際は、スライドブリーチ上部のピン2本外す。イラストの描き方が不親切過ぎる。
スライドを前方に抜き取り、リコイルスプリングガイドをフレームから外すと、ブリーチを後方に抜き取れる。
トリガーピンが抜けた状態だと、バレルも取り出せる。
ストライカー構造も忠実に再現。
ブリーチ下面の横切ってる凹みには
セフティONにした時に噛み込み、スライドをロックする。
また、シアもロックされるので、トリガー引いても動かなくなる。
M1900独特のストライカー機構も忠実に再現されてる。
ストライカーがコッキングされてない状態では、リアサイト前方が塞がれててサイティング出来ない。
コッキング状態。
リアサイト前方のパーツが傾いて、前後サイティング出来る。
ストライカー用のスプリングというのは無く、リコイルスプリングがそれを兼ねてる。
以上、ミニモデルガンのFN M1900でした。
1/2スケールとはいえ、ここまで構造を再現してるのは驚嘆に値する。アンティークガンコレクターからすれば、かなりの価値があるんじゃないかと。それをこの価格で出せるってのは凄い。
まあ、仕上げは雑な部分が多いし、コスト自体はそんなに掛かって無いかも知れないが。
出来れば、1/1スケールのモデルガン、あるいはガスブロで出して欲しい(M1910のモデルガンなら昔からあったんですけどね)。
もっとも、ストライカー構造はガスブロでは不可能なので、内臓ハンマー式(グロック同様)になりそうだけど。
1/2スケール Kar98k
1/2スケール SIG P226
1/2.05 M4A1 ミニチュアモデルガン アクセサリー
1:2 Shell Eject Metal Black M1911 cut away
ミニチュアモデルガンの動画
グロックのミニチュアモデル
1/2スケール SIG P226
1/2.05 M4A1 ミニチュアモデルガン アクセサリー
1:2 Shell Eject Metal Black M1911 cut away
ミニチュアモデルガンの動画
グロックのミニチュアモデル
ミニチュアシリーズに、こんな銃まで、有ってんですね。
気が付きませんでした。
トイガン化されていない銃は、実物参考に作るのかな?
だとしたら、国内の常識では考えられない、技術ですね。
このブラックキャットっていうメーカー、実はかなりの実力あるんじゃないかと思ってます。1/2スケールでここまで再現できるんですから。
国内メーカーでも、やろうと思えば出来るでしょうけど、採算考えると足踏みしちゃうでしょうね。というか、この価格じゃ赤字・・・。
M1900は、CAWかハートフォードでモデルガン化してくれるのを期待してます。