CATEGORY:マルイ バリー・バートンⅡ
2015年04月13日
東京マルイ サムライエッジ バリー・バートンモデル Ver.Ⅱ その2
まるでアンチマテリアルライフルに搭載されてるかのような、巨大なコンペンセイター。材質は樹脂で、スライド同様にザラザラ仕上げ。
このバリー・バートンⅡは、通常のM9A1とは異なる仕上がりで、表面塗装でザラザラに仕上がってる。
フロントサイトは一体成型で、ドット無し。
アウターバレルは歴代のサムライエッジと異なり、反射率高めのメッキが施されてる。
マズル。
バレルの長さ自体は通常のM9A1と変わらないので、インナーは大分奥に見える。
このコンペンセイター、中ほどのPLは形状的に処理しにくいが、金型の精度が高いからか、ほとんど目立たない。
でも、アンダーレイルは相変わらずPL目立ってる。
後ろ側のゲート跡も同様。前作バリー・バートンと変わらない。
また、後ろの六角ボルトも前作同様一体成型のダミーなので、絶対に回さないように。
アクセサリーケースの中身。
マズルキャップ、BB弾、六角レンチ、フォロアーストッパー。
マズルキャップを付けた状態。曲がってた事もあって、ちゃんと入らなかった。
赤い文字のがM9A1とは違う、バリー・バートンⅡ専用パーツ。単品販売は無し。
万一破損した場合は、パーツをマルイに送って交換して貰う事になる(当然、パーツ代は実費)。
リアサイトは、オートマチック・ファイアリングピン・ブロックの上昇を妨げない構造になってる。
勿論、ガスブロなのでAFPBはモールドで動かないが、そういうリアルな設定は大歓迎(WEのようにAFPBをスライドと別パーツにしてたら、説得力が違ってたかも)。
リアサイトもドット無し。
今までのサムライエッジシリーズから大幅にデザイン変更されたグリップ。
フィンガーチャンネルが付き、グリッピングが向上してる。
また、黒い部分はラバーコーティングされてて、質感と実用性高めてる。
前作のバリー・バートンは全体が黒だったが、こちらは木目調になって派手さが増してる。
右は、左と僅かに違う。
また、今までのサムライエッジシリーズは右グリップがなぜか厚くなってたが(M93Rのように)、こちらは左と同じ厚さ。
グリップスクリューの左右間違えてマガジンに傷付く心配も無くなったし、人差し指掛かる部分も肉厚減らされてて、トリガー引きやすくなってる。
フレームのPLは綺麗に処理されてる。
スライド同様、ザラザラ仕上げ。
スライドとかの作動は軽く、レールや内部に潤滑剤塗られてるので特に慣らしは必要無いが、マガジンがちょっときつめ。
スライド閉じた状態でマガジン挿すと、マガジンキャッチがきちんと掛からない(BB弾入ってなくても)。
そのまま使用すると、撃ってる最中にマガジン落下する恐れあるので
マガジンを下から押し上げながら、こちら側からマガジンキャッチ押してしっかり掛ける必要ある。
ただ、ホールドオープン状態だとそれほどきつくなく、しっかりロックするので、マガジンチェンジはスライド引いて行った方が良さそう。
テイクダウンレバーやスライドストップ等の金属パーツ、今までのマルイM92FやM9A1よりも仕上がりが良いように見える。
やはり限定版だから気合いが違うのか?
中身はリアルな重さを追求したM9A1なので、マガジン込みでかなりの重量感。
ガス無しのマガジンの重さ。
巨大なコンペンセイターと派手なグリップ。文句無しに格好良い。
確かに価格は高めだが、ケース付きという事を考慮するとお買い得とも言える。
すでに予約のみで販売終了してるショップもあるようだが。
中身はM9A1なので、実射性能は変わらない。
ただ、この外観のおかげで、かなり派手派手しく感じる。
大きな銃が好きな人にはお勧め(もう在庫ないかな?)。
次回は、旧型との比較。
Posted by Timm_MK2
at 22:37
│マルイ バリー・バートンⅡ
>>また、今までのサムライエッジシリーズは右グリップがなぜか厚くなってたが(M93Rのように)、こちらは左と同じ厚さ。
この部分を読んで恐らく十数年来の謎が解けた気がします
当時のコンバットマガジンでサムライエッジ(M92F?)の記事を読んだ記憶が有るのですが、その記事のライターさんが左右のグリップの厚さの違いの謎に触れてました
マルイ広報の方の弁だったと思いますが、厚さの違いについて「その内分かりますよ」と言うニュアンスの事を仰っていた様に覚えていますが、その後謎は解明されませんでした
これは推測でしかありませんが、恐らく当時のマルイにはM93R等を出す事を想定してたのではないでしょうか?
Timm_MK2様が何気無く書かれたであろう一言で十数年来の謎が解けてスッキリしました!ありがとうございました!!
マルイでも、その内3点バースト組み込もうと考えてたのかも知れないですね。それが様々な大人の事情で立ち消えになったとか。でないと、あの厚さの意味が無いというか・・・。
まあ、3点バーストはKSCの特許に触れずに設計するのが困難っぽいし(WAで未だに93R出してない)、フルオートはハイキャパやグロックでやったので、もう良いかなって感じになったのかも。
ちなみにM92F系のフルオートですが、旧型のシステムでもWEから出てたりします。WEでもバリー・バートンモデル出してて(当然旧型)、セミオンリーとフルオート切り替えバージョンの2種類あります(一部の海外ショップで取り扱ってる)。WEの新型M9シリーズのように、セフティ中間ポジションでフルオート。海外で先にやっちゃったので、マルイで出せなくなったってのもあるかも。
上下金属なので、そのままだと国内所持出来ませんけどね(私も持ってない)。
バリー・バートンⅡもその内コピーされるのかと思うとちょっと複雑ですが・・・。