CATEGORY:Hephaestus HTS-14

2015年02月16日

Hephaestus HTS-14 GBB その2

Hephaestus HTS-14 GBB その2
同社AKMとの比較。
レシーバーは全く同じで、主に前方にパーツを追加したような感じ。
あと、ハンドガードの色合いも違う。
AKMのグリップはRA-TECHの木製に替えてあったが(ヤフオク落札時にこの状態)、元の樹脂グリップはHTS-14のと全く同じ。



Hephaestus HTS-14 GBB その2
同社旧型AKS74Uと。
旧型の木製ハンドガードは合板じゃなく、無垢材からの削り出し。
ガワの出来はまさしく月とスッポン。作動も話にならない。
詳細は本館記事で。



Hephaestus HTS-14 GBB その2
キャリングハンドルが似てるという理由のみで引っ張り出したFPG



Hephaestus HTS-14 GBB その2
マガジン挿して空撃ちしてて違和感が。
AKMはマガジンを空撃ちモードにしてる場合を除いて、マガジン内にBB弾無いとハンマーがストップする。
HTS-14のマガジンも同じ構造で、どう見ても空撃ちモードじゃない。
ハンマーストップの機構自体は付いてるので、ちょっと確認して見たら・・・。
指で押し上げながらハンマーを押し下げるとちゃんと掛かる。で、同じようにボルトを後退させて見たが、今度は掛からない。
AKMは当然、ボルト後退させただけでしっかり掛かる。
このハンマーロック、位置がすごく微妙というかシア掛かる位置よりちょっとだけ深い。
ハンマーロックの掛かる部分を削って掛かり易くする事は出来るが、ヘタすると最終弾の状態でロックされてしまう(マガジン内にBB弾入って無く、チャンバーにBB弾入ってる状態)
最終弾撃った後にボルトが後退してハンマーコッキングされると、フォロアーで押し上げられたハンマーロックが働く仕組みなので。
メカニズム自体はGHKのAKシリーズそのものなので、単に個体差なのか?

とりあえず、コイツの調整は後回しで。
それに、今の時期は室内で空撃ちしかしないしw。



Hephaestus HTS-14 GBB その2
HTS-14のマガジンは当然のようにAKMにも挿せるし、ちゃんと作動もする。挿す時、ちょっとだけきついのみ。
ただ、実銃だと弾が違うので、ありえない光景ですがw。
(でもレシーバーはほとんど同じだし、この部分だけ見るとAK74に見えなくもない)



Hephaestus HTS-14 GBB その2
あと、作動させててコッキングハンドルの根元に擦り傷、というか少し削れてる。
トップカバーが当たってるようで。箱出し状態の時のように捲れてたら擦れる心配無さそうだけど、まさか擦れるからわざと捲れさせた訳じゃないだろうし。



Hephaestus HTS-14 GBB その2
AKMの同じ部分は擦れ無し。ガスピストンの長さによって、HTS-14は後退時にガタが大きく、AKMはガタが小さいので違いが出たようです。



Hephaestus HTS-14 GBB その2
リコイルスプリングガイドは、HTS-14が分割タイプでAKMは1本まま。



Hephaestus HTS-14 GBB その2
縮めてみると、ガイドが曲がらない分、AKMの方が抵抗少なく感じる。



Hephaestus HTS-14 GBB その2
コッキングハンドルの後ろ部分にはPLというかバリが残ってた。HTS-14(右)の方がバリが大きく目立ってたので、削って磨いてブルーイング。
ついでにAKMの方も同様に。



Hephaestus HTS-14 GBB その2
リコイルスプリングアッセンブリ及びボルトキャリアー比較。どちらも上がHTS-14用。
HTS-14の方がリコイルスプリング長い。



Hephaestus HTS-14 GBB その2
ボルトキャリアーの重さ比較。
AKM用:264g。



Hephaestus HTS-14 GBB その2
HTS-14用:314g。
HTS-14の方がずっと重い。
ボルトが重いから、リコイルスプリングを強めにしてるのかも。



Hephaestus HTS-14 GBB その2
重い理由は、ガスピストン部の材質の違い。
HTS-14用はスチール製で重い。
対するAKM用は、アルミ製。
ボルト自体はどちらも亜鉛ダイキャスト。



Hephaestus HTS-14 GBB その2
ついでにHTS-14のボルト分解。
イモネジっぽく見えたのは実は長いネジで、中を貫通してノズルストッパーを固定してる。
取り出しはかなりきつい。
ボルトの上に付いてるガスピストン取り付けネジは樹脂製。
シリンダー内部はあまり仕上げが良く無いというか、金型から出してそのままって感じ。
塗装も少し入ってきてたし。
なので、まずは内部研磨。アルミパイプにビニールテープ巻いてある程度太くし、厚めの両面テープでペーパーヤスリを貼り付けてゴシゴシと。
仕上げはピカールで鏡面仕上げ。
ピストンの前側のOリングは全く役に立って無いので、テープを下に巻いて抵抗にならない程度まで太くしてみた。



Hephaestus HTS-14 GBB その2
更にボルトも磨いてブルーイング。
この現行版AK用スチールボルトはまだ存在してないので(RA-TECHのは旧型用)、今のボルトで満足するようにと。



Hephaestus HTS-14 GBB その2
磨いてブルーイング→ピカールで軽く研磨。
ブラッククロームメッキみたいな色合いになりましたw。



Hephaestus HTS-14 GBB その2(クリック拡大)
ProWinのGHK AKM用マガジン。
このマガジン、HTS-14にも軽く抜き差し出来る。GHK純正のはかなりきついので、こいつでw。

このマガジンは空撃ち専用(フォロアーリンクを取り外してある)で、熱も通り易いのでしょっちゅう使ってます。
HTS-14、ボルト重量が重いので同社AKMよりもリコイル重い。というか、肩付けで撃つと耳元でガンガン音鳴るので、撃ち終わると耳がキーンとw。


グリップが細過ぎるし、やはり樹脂よりは木製グリップの方が良い。
RA-TECHのGHK AK用木製グリップは国内は元より海外のショップでも軒並み売り切れ。どうやら生産してないらしい。
なので、暫く我慢するか、AKMから移植するか・・・。後者を選択しましたw。
次回は、グリップ交換の話(外すのは簡単なんだけど・・・)



RA-TECHの木製グリップ、ある海外ショップで在庫見付けました。が、今月無理w。
来月まで在庫残ってると良いんだけど・・・。




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Posted by Timm_MK2  at 17:55 │Hephaestus HTS-14