CATEGORY:WE P38

2015年07月07日

WE P38 その1

WEからワルサーP38が発売されると聞いた時から気になってました。ただ、同社M84同様、フルメタルなので、そのままでは国内所持は出来ませんが。
一応、合法化の可能性探るべく、海外のシップから取り寄せてみました。



WE P38 その1
パッケージ。
カラーはシルバーをセレクト。
現在まで、LEDケース入りのしか販売されてない(その内、ケース無しのも販売されるだろうけど)



WE P38 その1
WE P38 その1
WE P38 その1
取説。操作方法が複数の言語で書かれてる。



WE P38 その1
パーツリストを大きめの画像で(クリック拡大)
基本はマルゼンで、ブローバックエンジンはマルイのコピー。バルブノッカー機構も、マルゼンとは違いマルイに近い(シアの下に描かれてるパーツ)
グリップ内にウェイトは無し。



WE P38 その1
という訳で、合法化。BB弾発射機構をオミットした、金属モデルガン化です。
マルゼンとのニコイチも考えたが、無理と判断。まあ、おそらく無理だろうと考えてたので、金色にしやすいシルバーモデル選んだんだしw。
M84のようなニコイチハーフメタルが厳しいと判断した理由は、後のマルゼンP38との比較で述べます。

アウターバレル、スライド、フレームの部品を全て取り外し、表面を磨いて軽くヘアライン入れてから、メタルプライマーと混同クリアー塗料で金色に。各種レバー等のシルバーパーツはそのまま。
エキストラクターとランヤードリングは磨いてからブルーイング。ちなみに、ランヤードリングは亜鉛ダイキャスト製で、PLばっちり残ってた(マルゼンのはスチール棒を曲げ加工した物)
フロントサイトはマルゼンと違い、一体成型。
グリップは表面梨地加工した黒い樹脂製だったので、クリアーイエローやクリアーレッド重ね塗りしてそれっぽく。



WE P38 その1
インナーバレルを取り除き、アウターバレルにはスチール鋼材をインサート。
マズルのネジを光硬化パテで埋め、鉛板でライフリングモールドを再現。まあ、ちょっと過剰になってるがw。
これでもまだ口径は9mmより大きい。



WE P38 その1
インサートはここまで入れてある。材質はM12のスチールボルト。それを挿し込んで強固に接着。
ショートリコイルギミックをそのまま生かす為、インナーチャンバーはそのまま使用(但し、インナーバレル入ってた部分は塞いである)



WE P38 その1
ノズルも塞ぎ、銃口側へガスが抜けないように。



WE P38 その1
加工前の写真。
このWE P38、マルゼンと同じくカートリッジインジケーターが作動するが、出る量が極端に少ない。
左は引っ込んだ状態で、右はノズル押して(チャンバー閉じたのと同じ状態)インジケーターが出た状態。



WE P38 その1
ご覧のように、ほんのちょっとしか出ない。



WE P38 その1
そこで、インジケーターを加工してみた。
ノズルシリンダー後部と当たる部分にプラ板追加、更にインジケーターピンそのものを引っ張ってから、1mmアルミ棒挿して引っ込まないように固定。



WE P38 その1
結果、ご覧のようにはっきりと。
突き出し量は、マルセンとマルシン(のモデルガン)の中間くらい。
あまり出っ張らせると、スライド引いた時でもちょっと出てしまうので、このくらいが妥当かと。



WE P38 その1
スライドのレールの一部が樹脂。リコイルスプリングガイド受ける部分も樹脂なので、バッファー兼ねてるのかも。
ブリーチ外す場合は、後方の2個のスクリューと、この写真の右の樹脂レールを外す必要ある。
左の樹脂レール外さなくてもブリーチは取り出せる。エキストラクター外す場合のみ、取り外す必要性出て来る。



WE P38 その1 
シアピンを除く各種ピンには取り付け向きがある。
こちらハンマーピン。抜き取る時はこちら側に。



WE P38 その1
このWE P38は、マルゼンのP38をほぼそのままコピーしてるが、バルブノッカーロック機構はマルイ方式(スライド後退する事でバルブノッカーロックを押し下げる)
このハンマー下の出っ張りは、マルゼン独自の機構でバルブロックを押し上げる為の物で、実銃には存在しない。
WEの機構には必要無い出っ張りだが、WEの設計者はそのままコピーしてる。実銃に詳しくない人が設計したんでしょうね。



WE P38 その1
マガジンのガス注入バルブは、国内ガス対応のに変更(上のネジ山少ない方)



WE P38 その1
放出バルブの上方向の穴広げてガス流出量アップ。



WE P38 その1
外して気が付いたのが、マガジンガスケットの下の一部が潰れた状態で組まれてた事。
無理やり組まれてるので一部が変形してる。まあ、ガス漏れには関係ない部分だし、放出時に若干ロスが生じる程度。
ちゃんと潤滑剤塗ってれば、こんな巻き込むような組み方しなくて済んだはず。



WE P38 その1
ノーマル状態の、マガジン込みの重さ。
実は、マルゼンのP38とほとんど変わらないという・・・。



WE P38 その1
加工後の重さ。
バレルにスチール鋼材、そしてスカスカのグリップ内側に限界まで鉛板を貼り付けて、マガジン無しでノーマルを上回る重さに。



WE P38 その1
ガス入れたマガジン込みだと、実銃とほぼ同じ重さに。
やっと金属モデルらしい重量感になりました。


昔買えなかったマルシン製金属モデルガン(内部機構がリアルなタイプ)。その雪辱をやっと果たせた気分です。
リコイルスプリングやハンマースプリングはマルゼンよりもかなり強めだが、マガジン十分温まってれば、しっかりブローバックする。特にこれからの季節だと、更に作動良くなりそう。



次回、マルゼンとの比較前に小ネタ披露。




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Posted by Timm_MK2  at 12:33 │WE P38

COMMENT
こんばんは。

ついに登場ですね。金属モデルガンになりましたか?
十分過ぎるほど綺麗ですね。
全体の画像を見たとき、真鍮削りだしのように見えました。
私がやっても、これほど綺麗には出来ません。
Posted by 松本市在住 at 2015年07月07日 22:40
松本市在住さん、こんばんは。

このP38のシルバーメッキですが、同社M84とは違い、ちょっと曇った感じのシルバーです。同社ソードカトラスと同じ感じ。
磨けば輝き増す感じですね。

塗装ですが、スプレー缶のクリアーでは丁度良い金色って出せないんですよね。エアブラシだからこそ、クリアーイエローとクリアーオレンジ混ぜて、金色っぽく出来る訳ですし。
今回、仕上げも一工夫してます。次回で詳しく述べますので。
Posted by Timm_MK2Timm_MK2 at 2015年07月07日 23:24