CATEGORY:VFC MP5K

2013年08月09日

VFC/Umarex H&K MP5K GBB その3

VFC/Umarex H&K MP5K GBB その3
ボルト分解。
分解方法は取説に載って無いので、ネットで調べて、とある個人ブログを参考にさせて頂いた。
大雑把に説明すると、
1:Eリングを外す。
2:イモネジ(ボルトヘッド位置決め用)を外す。
3:ボルトヘッドを手前(ボルトヘッド向かって正面より時計方向)に90度回す。
すると、ボルトヘッドとノズルが取り出せる。
詳しくは、サバゲな奴ら 2さんをご参照下さい。かなり詳しく載ってます(右のカテゴリー欄より)

ちなみに、ボルトヘッド回すには、モンキースパナあった方が良い。
私は手持ちのが行方不明だったので、素手でなんとか回しましたw。


VFC/Umarex H&K MP5K GBB その3
シリンダーの材質は樹脂で、内径は約15mm。ハンドガンとしては大口径だが、長物としては小さい方。


VFC/Umarex H&K MP5K GBB その3
ストロークは、約38mm。


VFC/Umarex H&K MP5K GBB その3
バルブスプリング交換すべく、ノズル後ろのロールピンを抜く。
後は引っこ抜くだけ。


VFC/Umarex H&K MP5K GBB その3
上がノーマル。下が日本向け。
下の方が線径細くてピッチが細かいのが分かるかと。
ノーマル状態での初速やガス消費量は測って無いので、どのくらい違うのか分からないw。
まあ、ガスブロは気温や内部チューン(グリスアップ含む)で燃費が変わるし。


VFC/Umarex H&K MP5K GBB その3
バラしたついでに、ボルトヘッドの一体成型パーツに色分け行った。
エキストラクター部分はスーパーブルーで染めて(亜鉛剥き出しなので、あっさり染まった)、エキストラクタースプリングのモールドは、軽くペーパーで磨いてラッカー塗料のクリアーオレンジを。
ローラー部分はピカピカに磨き上げ、ラッカー塗料のクリアーで曇り防止。


VFC/Umarex H&K MP5K GBB その3
続けて、フレームからトリガー&ハンマーAssy取り出し。
まずは、セレクターをこの位置まで回す。


VFC/Umarex H&K MP5K GBB その3
すると、右セレクターレバーが外れる。


VFC/Umarex H&K MP5K GBB その3
そのままの位置で左側も抜き取れるが、矢印の部分が邪魔して抜き取れないので


VFC/Umarex H&K MP5K GBB その3
この矢印のレバーを押し下げると邪魔してる部分が引っ込むので、押し下げながら左セレクターレバーを抜き取る。


VFC/Umarex H&K MP5K GBB その3
あとは、そのまま上にアッセンブリを引き抜くだけ。

ここまで、ネジとかを一切緩める事無く、工具無しでバラせる。ドイツの職人魂が現代にも息づいてるようで感動。
内部パーツを交換する場合は、アッセンブリをバラす必要あるが、グリスアップはこの状態でも十分出来るので、分解はここまで(内部用のスチールパーツとか入手したら、その内にw)

組み立ては、分解の逆順で。


VFC/Umarex H&K MP5K GBB その3
ボルトの片側のみにテンション掛かってるのが不満だったので、右の凹んでる部分に1.2mmプラ板貼り付けた。最初、厚い両面テープで張り付けたが、動きがめちゃ渋くなったので、薄い両面テープに変更。プラ板には彫刻刀で溝を掘って、グリス溜められるようにしといた。
擦れる部分には全てタミヤのセラミックグリスを塗り付け。

VFCのMP5は実銃同様、マガジンが空になった時のボルトストップ機能が無い。実銃は弾が無くなると閉鎖状態で止まるが、ガスブロはそうはいかない。マガジンにガス入ってる限り、動き続ける。ガスブロの場合、常に空撃ちモードと言えるので、お座敷派には丁度良いかも?サバゲー派には、弾が無くなっても気付かないってデメリットがw。
ノズルをぶち当てて空撃ちを強制的に止めるフォロアーが以前の機種には付いてきてたようだが、交換が面倒なのと、何度もぶち当ててるとノズルが変形してBB弾送れなくなったらしい。クルツには交換用フォロアー付いて来なかったが、まあ付いてきたとしても使わないと思うしw。


実射
気温31℃、SⅡS0.2gセミバイオ弾(グレー)使っての初速は
77
73
77
75
74
74
73
73
74
73(m/s)

銃身短いからか、ハンドガンレベル。出荷状態ではホップが効いてないらしく、20mほどで下にドロップする。
ホップを調整してみたが、初速はあんまり変わらなかった。

グリスアップの効果もあってか、バラす前よりはボルトの動きが良くなった・・・気がするw。
まあ、内部に油脂が無いと、特に亜鉛ダイキャストで構成されたトイガンは摩耗が心配になるし(実銃は熱処理されたスチールだし、ヘタに油脂分多いと火薬の燃焼ガスで危険)
MP5Kはストックが無いので、大きなハンドガンといった感じ。リコイルはストレートにガツンと来る。セミでゆっくり撃つ分には良いが、マガジンが細いからか連続で撃ってると徐々にリコイル低下してくるw。フルだとあっという間に勢い衰えるので、1マグ一気に撃ち切るのは、真夏の高温下でも無理そうだw。


VFC/Umarex H&K MP5K GBB その3
マガジンは、リップの形状見ても分かる通り、無駄にリアルw。


VFC/Umarex H&K MP5K GBB その3
刻印もしっかり入っており、ガワ自体は実銃と変わらないんじゃないかってレベルで、リアル派には涙モノw。
ちなみに、マガジンはリアルカウントの30発。他社のガスブロのように、内部で切り替えて装弾数増やせるとか、そういうギミックは無い。
沢山撃ちたい場合は複数揃える必要あるが、問題は値段が高い事w。純正のWAM4マガジンほどじゃないけどw、9mm用30連マガジンとしては破格の高値。リアルさに拘った結果、コストに反映されてしまったようでw。
まあ、30連マガジンが高いのは諦めるとして、せめて15あるいは20連のショートマガジンを販売して貰いたい。30連より安くw。装弾数少なければ、一気に撃ち切る事も可能だろうしw。
あと、PDW用の別売りストックとかも(その内、パーツメーカーから出そうw)


次回は、全体像及び比較を大きめの画像で。
動画はその内にw。




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Posted by Timm_MK2  at 19:26 │VFC MP5K

COMMENT
こんばんは。

MP5Kクルツといえば自分はMGCの電池式ガスインパクトバルブ式のを持ってました。

マガジン内のガスタンクがホースチューブだったかとw

リーサル・ウェポン2で南ア大使館員がスーツの脇にぶら下げてたのが印象的でしたが南ア製はネエヨというツッコミわは忘れて

ガスブロのクルツも良さそうで興味出てきましたw
Posted by a.z.d at 2013年08月09日 22:15
a.z.dさん、こんにちは。

MP5系はM16/M4系同様、昔からかなりの数のトイガン出てますよねー。MP5のトイガン(電動・エアコキ・BV?)を沢山持ってるからVFCのは要らない?いえいえ、とんでもない。今までので一番出来良いと思えるのさえ霞むくらい、VFCのガスブロの出来は突出してますw(玩具のレベル余裕で超えてるのでw)。外観・作動・内部メカ共にパーフェクト。
機会があったら、是非現物を手に取って見る事をお勧めしますよー。
こっちに戻ってくる機会あったら、思う存分撃たせますのでw。
Posted by Timm_MK2Timm_MK2 at 2013年08月10日 12:03