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2012年11月04日

WE-TECH XDMコンパクト GBB TANカラー その3

※ライトな記事を望んでる方は閲覧注意!今回文章かなり多いです。


WE-TECH XDMコンパクト GBB TANカラー その3
通常分解。マガジンを抜き、スライド後退させてスライドの半円とテイクダウンレバーのあるフレームの凹みを合わせてから、テイクダウンレバーを90度右回転。あとは、スライド戻せばスライドAssyとフレームAssyに分かれる。
ただ、途中引っ掛かる部分があるので、スライド引いて勢い付けて前進させると、分離出来る。
・・・実は、この引っ掛かりを無理やりやり過ごす方法、後になってからマズイと気が付きました。少し後で解説します。


WE-TECH XDMコンパクト GBB TANカラー その3
通常分解完了。ホップ調整はこのようにしないと出来ない為、通常分解は何度も行う事に。


WE-TECH XDMコンパクト GBB TANカラー その3
マガジンキャッチ内部パーツ。なんか、片側だけ減ってるようにも見える。両側で固定してるはずなのに・・・。


WE-TECH XDMコンパクト GBB TANカラー その3
内蔵ハンマーには、ローラーが。マルイのG26と似たような構造(マルイのXDMも同じらしいが、現物無いので、他の人の記事参考に)


WE-TECH XDMコンパクト GBB TANカラー その3
リコイルスプリングガイドは、極太のがドーンとw。実銃は、マルイのG26のようなダブルスプリング方式。
スプリング自体はかなり強めで、おそらくマルイのXDMより強いんじゃないかと。重いスライド戻す&チャンバー密着させる為には、これくらい必要なのかも?手持ちのスプリングで合うサイズのが無いので、交換して試す事は出来ないが。


WE-TECH XDMコンパクト GBB TANカラー その3
ブリーチ周り。シリンダーには、無駄にグリスがw。内蔵ハンマーのローラー部分は横の金属部分に沿って接触してるし、このグリスは無駄な気がw。


WE-TECH XDMコンパクト GBB TANカラー その3
バレル取り出した所。インナー&チャンバーは、このままするっと抜き出せる。
スライドは無駄に肉抜きされてる気が。マルイのXDMのこの部分見た事ないけど、似たような形状してるのでは?マルイのは、インナーシャーシがあちこちに入ってるようだが。
スライド先端の、リコイルスプリング受ける部分に注目。グロックシリーズ同様、あまり肉厚が無い。おそらく、これがマルイがコンパクト出さない理由なんじゃないかと。XDMはグロック以上のリコイルだし、ABSスライドが耐えられないんじゃ・・・。まあ、単に金型増やしたくないとかそんなに売れないんじゃないかとか、そういう理由の方が説得力あるけどw。メーカーとしても、利益出さなきゃいけないわけだし(特に日本は不景気真っ盛りだしw)
そういう意味では、海外メーカーのフットワークの軽さは脅威かも?


WE-TECH XDMコンパクト GBB TANカラー その3
バラしたついでに、PDIのチャンバーパッキンに変更。どうせならインナーも替えたかったが、とりあえずこのまま。G26用のインナーバレルがサイズ的に合いそうなので、その内試してみます。


WE-TECH XDMコンパクト GBB TANカラー その3
通常分解時にスライド前進させて引っ掛かる部分は、ココ。コッキングインジケーターと内蔵ハンマーが引っ掛かってる。まあ、コッキングすればハンマーでインジケーター押されてるんだから、当然か。テイクダウンレバー回したからといって、ココの接触が解除される訳じゃないしw。
何度も無理やり分解してると、ココが磨り減ってインジケーター作動しなくなります。なので、解決策として


WE-TECH XDMコンパクト GBB TANカラー その3
ココの隙間からマイナスドライバー差し込んで


WE-TECH XDMコンパクト GBB TANカラー その3
ハンマー押し下げると、引っ掛かりも無く楽に分解出来ます。マルイのXDMも同じ構造だと思うので、持ってる方は是非お試しあれ(すでに既出の可能性あるかも?)


WE-TECH XDMコンパクト GBB TANカラー その3
組み付け時にテイクダウンレバーが回らない。そういう時は、チャンバー下部がフレームにちゃんと入ってないので、ちょっとバレル押してやればカチッと嵌り、レバーが軽く回ります。


WE-TECH XDMコンパクト GBB TANカラー その3
さすが海外製だと思わせる部分がココにもあった。インナーバレルの面取り、ずれとるww。
アウターの面も、若干曲がってるし。
ライフリングモールドにネジ切ってあるのも、海外製品にはよくある事だが、そんなにサイレンサー需要あるんだろうか・・・?

さて、実射だが・・・。
今の時期は最高気温が10℃未満(測定時は、7℃)、室内もストーブ点けてなかったので、12~13℃。ガスブロには最悪な条件。でも春まで待てないのでw、実射を敢行。
ショートマグを使用して、気温13℃、マルイ0.2gベアリング研磨BB弾を使用しての初速は

57
56
56
56
55
51
54
54
53
53
53
52(m/s)

結構安定してる。初速が遅いせいかホップの掛かりは弱めだが、それでもフラットに飛んで行き、20mくらいで緩やかに落ちていく。当然、ブローバックのリコイルは弱いw。それでも、スライド重いせいか、それなりに手応えが。
撃ち終わってもスライドストップしない・・・。単に、後退量不足のせいかとw。

さすがにこれじゃ、本来の作動は確認出来ないので、外部エアーソース使う事に。


WE-TECH XDMコンパクト GBB TANカラー その3
フルサイズマガジンに、自作コネクティブプラグ装着。
ただ、コレは5mmアルミ棒を使用して作成した物。なぜ材質替えたかというと、真鍮棒使っての穴あけ失敗したから。それも、2回連続でw。M14用のと比べて長くしたのだが、途中で曲がる為、側面からドリルが飛び出すX2。真鍮だと硬過ぎると思い、アルミに変更。今度は慎重に穴開け開始したが・・・。
ちなみに、980円で買った小さめの万力はベースを固定しておらず、更にかな~り昔に買って随分と年季が入ったハンドドリルは軸もガタガタ。そういう状態で手で持ちながら穴開けしてる訳で・・・。真っ直ぐ開けれる方がおかしいかとw。
M14のはほとんど奇跡と言えようww。
それでも慎重にアルミの棒に穴開けてみる。やっぱりちょっと曲がってたw。貫通するまで分からないので。
で、ネジ切り始めると、開始部分はほぼ真ん中に空いてるから問題無かったが、終了部分が端ギリギリだったので、ネジ切りも曲がりまくり、ネジ切った部分ほぼ穴開いた状態。そっちはナット側にし、シールテープ巻いて組んでみたが、やっぱりエア漏れてたw。
瞬間接着剤でガチガチに固めて、なんとか漏れ抑えたのが今の状態。ネジ山がアルミで、漏れも瞬接で止めてるだけなので、ちょっと耐久性に不安が・・・。
真っ直ぐ穴開けるのは実質不可能なので、ホームセンターでパイプを探したが、外径5mmで肉厚のが無い。厚さ0.5mmだと、ネジ切れないので。
通販で探せばあるので、その内外径5mm内径2.5mmくらいの真鍮パイプを購入してみるつもりです。

で、同じ条件(気温、BB弾共に同じ)で外部エアーソース使っての測定。
吐出圧を0.46MPa(0.45にしたつもりが、測定終えてから見たら0.46だったw)にして10発測ってみたら、

71~72m/s

すごく安定してる。まあ、コレが当然なんだけどw。
ホップが強すぎたので、ダイヤルかなり戻す。それでも、若干上に上昇してた。弾速が安定してる事もあって、弾道は驚くくらいフラット。スコープあれば、30mヘッドショットも可能なんじゃないかと思えるくらい。
スライドはキビキビ動き、しっかりスライドストップも掛かる。ただ、リコイルがちょっと弱いかな~って。

以前、シューティング会場で知り合いのマルイXDM40撃たせてもらったが、そのリコイルに感動したので。
リコイルの感触として、G18Cのはスピードこそ速いがビシッとしたリコイルで、重さが軽め。で、PX4は、スピードこそ遅めだが、ズシッとした重いリコイル。XDMは、このG18CのスピードにPX4の重さが加わったようなリコイルで、撃ってて楽しかった。夏場じゃなく、冬場室内で。暖房効いてたとはいえ、汗ばむほどの気温じゃなかったし、その条件であれだけ強いリコイルを発生させてたんだから、相当なモノ。

で、話は戻って、WEのXDMコンパクト。スライド重い分ずしっとした感触はあるが、それだけ。例えるなら、WAの旧マグナって感じ。
一応、燃費も測って見る。ちょっとバルブ戻したが、結局0.46MPa出力のまま測定。
20発空撃ちしてのタンク内圧力は、

1MPa→0.8MPa

約0.2MPa消費で、ハンドガンとしては普通レベル。むしろ、重いスライド&強いリコイルスプリングで、国産ハンドガンと変わらない燃費ってのは脅威じゃないかと。
気温低い状態でガス使って初速測ってた時にも感じたが、しっかり作動するのはそれだけ出来が良い証拠。ちょっと前の海外製ガスブロでは考えられない事で、国内ガスでまともに作動しないのが当たり前ってのが海外製ガスブロの常識でしたしw。
それだけ技術が高くなってるって事なんでしょうねー。例えコピー品だとしてもw(コピー元と性能変わらないってのは、ある意味脅威。それだけ技術力高いって事の証明だし)。

自作したコネクティブプラグの強度が心配だが、ちょっと出力上げてみた。
0.51MPaでBB弾込めて5発撃ってみたら、

75m/s:4発、77m/s:1発

という結果に。銃身短いからか、あまり初速上がらない。
ただ、リコイルはかなりアップし、マルイのXDMにかなり近づいた感じ。ビシッズシッとした、速くて重いリコイル。おそらく、真夏の炎天下でガス使った時のリコイルがこんな感じなんじゃないかな~っとw。あるいは、TOPガスを使って(一生使う機会無いと思うけどw)。

※弾速測定した翌日、さすがに室温10℃前後の部屋に長時間居るのがきつくなり、ストーブ点火。ついでにショートマガジンを熱風で温めて、人肌より少し高めにしてから空撃ちしてみた。
結果、マルイのXDMに匹敵する手応え。やはり、夏場だと本領発揮するようです(´・ω・`)。

トリガーフィーリングは、グロックよりストローク短い分、引きやすく連射もしやすい。元々コンパクトな銃は好きなので、お気に入りになりました(*´∀`*)。


次回、各種比較編。




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Posted by Timm_MK2  at 17:57 │WE XDMコンパクト